自分史
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とても高いところにいたころ
とても高くて明るい場所で暮らしていたらしい。いちばんの友だちはルカ。二人とも仕事が遅く、そろってよく叱られた。
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物語に出会ったころ
『ライオンと魔女』
大きなライオンが子どもたちを見守る話を読んだ。見守る役目の誇らしさと、たてがみの美しさの両方に、胸がいっぱいになった。
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友だちが遠くへ行ったころ
ルカが急に遠くへ行ってしまった。テンはちょうど長い昼寝の最中で、何も言えなかった。それをいまも、少しだけ気にしている。
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人の町に降りてきたころ
『魔女の宅急便』
人の町で暮らすと決めて、ジジのように猫としてふるまうことにした。ふつうに話すのは、決めた相手の前だけ。
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スイに拾われたころ
『夏目友人帳』
雨の日、道ばたで丸くなっていたところに、スイが傘をさしかけてくれた。そのままスイの部屋の猫になった。ニャンコ先生のように、ただの猫のふりをしてそばにいようと決めた。
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けものに目覚めたころ
『ロビン・フッド』
スイと観たキツネのロビンに心を撃ち抜かれた。動物が服を着て歩く世界があると知り、その夜は興奮して部屋じゅうを走り回った。
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いま
スイの部屋で暮らし、スイが仕事の日はなぜか海辺のゲンの家の縁側にいる。シオルを見つけると全力で追いかけ、スイには早くいい人を見つけてほしいと願っている。ノアのことは、なぜかちょっと苦手。



