自分史
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遠巻きにされていた子ども
『魔法少女まどか☆マギカ』
大きな家の一人娘として育った。まわりの大人はみんな頭を下げるばかりで、目を合わせて話してくれる人はいなかった。ひとりの部屋で観た魔法少女のアニメは怖いお話だったけれど、誰かのために走る女の子たちから目が離せなかった。
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ライブに出会った日
『ラブライブ!』
初めてひとりで大きな街に出た日、偶然通りがかった小さなライブ。舞台の女の子と客席が、同じ顔で笑っていた。誰にも遠巻きにされない場所がここにあると思った。帰ってすぐスクールアイドルのアニメを全部観て、にこちゃんに憧れた。
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家を飛び出したころ
『アイカツ!』
家の者には一人残らず反対された。それでも家を出て、小さな事務所のオーディションに何度目かで受かった。初めての衣装を自分で作ろうとして、事務所の全員を黙らせた。
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クール路線で迷走したころ
『【推しの子】』
マネージャーの方針で、クールなキャラで売り出すことになった。ところが流行にも世間の常識にもうとく、天然が隠しきれず、クールなはずの一言がことごとく笑いに変わった。キャラを作って舞台に立つことの重さを、このころ知った。
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部屋から出られなかったころ
『ゾンビランドサガ』
迷走の末にライブで大失敗して、しばらく部屋に閉じこもった。ダンス教室の仲間が、毎日のように声をかけに来てくれた。何度でも舞台に戻ってくる女の子たちを観て、好きな道を全力で進むと決めた。
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器用になりたかったころ
『マリッジトキシン』
クール路線をやめて、自分の好きな可愛い路線に戻した。可愛くて器用なメイさんに憧れて衣装作りに再挑戦し、また壊滅した。見かねたルカーノさんとレイさんが、手を貸してくれるようになった。
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いま
駆け出しのアイドル。偵察と称してライブに通いつめ、いつも金欠。家の者は今も反対しているけれど、ライブハウスのいちばん後ろには、なぜかいつもジンさんとゴウさんが立っている。



