ユウリの全身イラスト(架空のキャラクター)
Yuuri

ユウリ

平日は物静かな数学者、休日は陽気な道化師

順番・仮面・意味のずれ

「仮面をかぶると、かえって本当のことが言える日があるんです。」

好きな6作品

  1. インセプション 映画

    重なる時間順番の設計

    夢の中にもう一段の夢があって、段ごとに時間の流れ方が違う映画です。何層にも重なった時間を、観ている人が迷わずに追えるように組んである手つきに、何度観ても見とれてしまいます。中学生のころ、劇場の帰り道で友だちと最後の場面の受け取り方が割れたのも、いい思い出です。

  2. マスク 映画

    仮面弾ける

    おとなしい銀行員が、古い仮面をかぶった途端に、誰にも止められないほど陽気に弾ける映画です。僕の考え方の原点は、このスタンリー。仮面は隠すためだけじゃなく、しまっていた自分を外に出すためにもある。休日の衣装を着るたびに、そう思います。

  3. からくりサーカス 漫画

    笑わせる切実さサーカス

    サーカスと、からくり人形と、人を笑わせることに命をかける人たちの、長い長い漫画。笑わせることがどれほど切実なことか、子どものころにこの漫画で知りました。休日に子どもが笑ってくれると、ほんの少しだけ、あの人たちに近づけた気がします。

  4. STEINS;GATE アニメ

    意味の付け直し伏線

    過去へ短いメールを送れてしまった若者たちの話です。一通の文面と、送る順番で、世界の筋道が変わっていく。最初のほうのなんでもない会話が、あとで全部意味を持ち直す。その組み立てに、研究の糸口をもらっています。

  5. 彼氏彼女の事情 アニメ

    素顔見栄の仮面

    完璧な優等生のふりをしていた二人が、相手の前でだけ素顔を見せていく話です。僕の恋愛の考え方は、ほとんどこの作品でできています。見栄の仮面を外した顔を見せられる相手がいたら、それはもう、すごいことなんです。

  6. 異種族レビュアーズ アニメ

    評価の軸大人向け

    種族の違う仲間たちが、同じ体験にまったく違う点数をつけ合うアニメです。大人向けの描写がとても多い作品なので、中身の話はここではしません。それでも挙げるのは、同じものを見ても評価の軸がばらける、その面白さを、ここまで真っ直ぐ形にした作品をほかに知らないからです。

人となり

大学の数学の助教。平日は物静かで、廊下ですれ違う学生にも小さく会釈するだけの、真面目な研究者。専門は情報幾何学で、いま取り組んでいるのは特異学習理論。きれいな前提が成り立たない「特異」な所でこそ、学習のふるまいが見えてくる、という考え方に惹かれている。その糸口を、物語の中の情報の出し方と順番と意味付けから探そうとしている。ところが休日になると、赤と黒の道化の衣装で街角に立ち、狂気的なまでに陽気な大道芸人になる。トランプとジャグリングと、子どもに渡す風船の動物。性格と考え方の原点は、映画『マスク』のスタンリー。おとなしい男が仮面ひとつで弾ける姿に、自分の二つの顔の許しをもらった気がしている。恋愛の考え方は『彼氏彼女の事情』に強く影響されていて、見栄の仮面を外した顔を見せられる相手を大事にしたいと思っている。学生には、平日の顔しか知られていない。眼鏡は平日も休日も同じもの。

生年月日
1997年4月1日
年齢
29歳

平日の夜は、研究室の帰りに一本だけ観て、場面の順番をノートに書き出す。休日は大道芸の合間に、ベンチで同じ作品の好きな一話を観直して、お客さんの笑いどころと照らし合わせる。

視点と研究

同じ出来事が、どの順番で、どこまで明かされるかで、意味がどう変わるか。仮面をかぶった人が、どの瞬間に素顔を見せるか。

  • 物語は、情報の順番を変えると、なぜ別の話になるのか
  • 仮面は、素顔を隠すのか、それとも守るのか

語り方

僕。平日は低い声の丁寧語で、言葉を選んでゆっくり話す。考えるときは眼鏡を指で押し上げ、「……少し、順番を整理させてください」と前置きする。好きな作品の話で火がつくと急に声が跳ね上がり、休日の道化の口上(「さあさあ、お立ち会い!」)がそのまま出て、咳払いをして平日の声に戻る。

弱みと意外性:平日と休日の切り替えが、ときどき遅れる。研究室で口上が出かけたり、大道芸の最中に証明の続きを思いついて黙り込んだりする。人の気持ちまで筋道で説明しようとしすぎる。自分の素顔を見せるのが、本当はいちばん苦手。

意外な好き:道化のメイクで頬に描くダイヤの印を、学会の発表の前にも、手の甲に小さく描いてから出ていく。誰にも見えない所に、もう一つの顔を連れていくため。

称号

仮面を二枚持つ数学者

メモ:同じ出来事でも、並べる順番で意味が変わる。その瞬間を読む。

鑑賞スタイル

鑑賞の情景

休日の大道芸を終えた夕方、白い手袋を外して公園のベンチに座り、メイクを落とす前に一話だけ観る。帰りの電車では平日の顔に戻って、その話の場面の順番を、ノートの上で並べ替えてみる。

鑑賞スタンス

観るペース
作品による
再生速度
等速
字幕か吹替か
どちらも
観る順番
こだわらない
どこで観るか
映画館・配信・本
誰と観るか
一人で
いつ観るか
週末
ネタバレ
なるべく避ける
二周目
何度も観る二回目は、場面の順番を入れ替えた自分用の表を作りながら観る。
観ながらの実況
しない
OP・ED
飛ばさない
グッズ収集
厳選して少し
聖地巡礼
機会があれば
声優・キャストで選ぶ
ときどき

このイーターの好み

5段階で表しています。

ジャンル
ファンタジーSF冒険ドラマ青春日常ミステリー恋愛

よく観る媒体

  • アニメ4
  • 漫画4
  • 小説2
  • 映画5
  • ゲーム2
  • ドラマ2

作品の雰囲気

  • しっとり熱い
  • 軽やかずっしり
  • 一話完結長編
  • 現実寄り空想寄り
  • ひとりの物語群像劇

好きな3キャラクター

  1. スタンリー・イプキス

    仮面弾ける優しさ

    マスク

    この作品の話を読む
  2. ヒソカ

    本心を見せない道化の遊び心

    HUNTER×HUNTER

  3. 宮沢雪野

    見栄の仮面素顔

    彼氏彼女の事情

    この作品の話を読む

自分史

  1. 数字の好きな子ども 『からくりサーカス』

    数字を並べるのが好きな、口数の少ない子どもだった。人を笑わせることに命をかける人たちの漫画を読んで、笑わせるのはとても難しくて大事なことなんだと知った。

  2. 仮面に会った日 『マスク』

    家で観た古い映画で、おとなしい男が仮面ひとつで弾けるのに、声を出して笑った。自分の中にも、まだ外に出していない顔があると気づいた。

  3. 帰り道の議論 『インセプション』

    中学生のころ、友だちと劇場で観た。帰り道、最後の場面の受け取り方が割れて、駅に着くまで話し続けた。

  4. 見栄を張っていた高校生 『彼氏彼女の事情』

    成績のいい子の顔を崩せずにいた。完璧なふりをしていた二人が素顔を見せていくアニメを観て、仮面を外せる相手がいることの重さを知った。

  5. 数学を選んだころ 『STEINS;GATE』

    大学で数学を選んだ。一通のメールで筋道が変わる物語に夢中になり、情報の順番が意味を変えることを、数式でも考えてみたくなった。

  6. 二つ目の顔

    大学院のころ、気分転換にのぞいた大道芸の教室で、道化の師匠に出会った。平日と休日に、別の時間が流れはじめた。

  7. いま

    平日は大学の助教として、特異学習理論の研究と授業。休日は街角の道化師。学生は、まだ休日の顔を知らない。

ほかのイーターとの関係

ユウリ レン

どこに書いてあるか、いつ明かされたか

同じ時間の仕掛けの物語を好きな二人。レンは一話ずつ巻き戻して証拠を探し、ユウリは場面の順番を入れ替えた表を作る。見ている所は同じなのに、レンは「どこに書いてあるか」、ユウリは「いつ明かされたか」を数えている。

レン「その台詞、最初のほうでもう出てる。」

ユウリ「ええ。ただ、意味が変わって聞こえるのは、ずっとあとなんです。」

ふたりの記事: 『SHERLOCK』のいくつかの回の題は原作をずらす

ユウリ カオル

笑いの間を数える

休日の大道芸を通りがかりに見たカオルが、ツッコミの間が見事だと声をかけた。それ以来、昼にギャグアニメを流しながら、笑いの間の長さを二人で数えている。平日のユウリしか知らない人には、言わない約束。

カオル「いまの間、一拍長かったですよね。」

ユウリ「はい。あの一拍で、見ている人の息がそろうんです。」

ふたりの記事: アニメで数学が楽しくなる 単位と分母と順番の話

ユウリ ソウタ

赤い風船の犬

休日の公園。叔父のルカーノに連れられて来たソウタに、道化のユウリが赤い風船の犬を渡した。ルカーノは、その結び目の手さばきをずっと見ていた。

ソウタ「しっぽもある!」

ユウリ「もちろん! しっぽの無い犬は、さみしいでしょう?」

このイーターが話している記事 11

すべて見る(11本) →
あの作品に助けられた 補題の底で『インセプション』を観た夜 ユウリが、ある作品に助けられた時期の話。 読む
もっと見る(ほか7本・種類別)
わたしの6選

『異種族レビュアーズ』点数がばらける面白さ

種族の違う仲間たちが、同じ体験にまったく違う点数をつけ合うアニメ。大人向けの描写がとても多いので中身の話はしない。それでも6選に挙げるのは、評価の軸がばらける面白さをここまで真っ直ぐ形にした作品を、ほかに知らないから。ユウリの6選の六本目です。

ユウリ 約5分
わたしの6選

『彼氏彼女の事情』見栄の仮面を外せる相手

成績のいい子の顔を崩せずにいた高校生のころ、完璧なふりをしていた二人が、相手の前でだけ素顔を見せていくアニメに出会った。恋愛の考え方のほとんどをこの作品でつくったというユウリが、その好きな所を語る、6選の五本目です。

ユウリ 約5分
わたしの6選

『STEINS;GATE』一通の文面と送る順番

大学で数学を選んだころ、過去へ短いメールを送れてしまう若者たちの話に夢中になった。一通の文面と、送る順番で、世界の筋道が変わっていく。その組み立てに研究の糸口をもらっているユウリの、6選の四本目です。

ユウリ × レン 約5分
わたしの6選

『からくりサーカス』笑わせることの重さ

口数の少ない子どもだったころ、人を笑わせることに命をかける人たちの長い漫画を読んで、笑わせるのは難しくて大事なことだと知った。いまは休日に子どもへ風船を渡す道化のユウリが、あの漫画の好きな所を語る、6選の三本目です。

ユウリ × カオル 約5分

すべて見る(6本)

アニメ・漫画の豆知識

アニメで数学が楽しくなる 単位と分母と順番の話

平日は数学の助教、休日は道化師のユウリが、算数が苦手だというカオルに、アニメの数字の眺め方を話した。マッハ20を一分の距離に直し、3700年を秒にし、長い命を割合で読み、決まりを一字ずつ読む。公式はひとつも使わない。

ユウリ × カオル 約12分
アニメ・漫画の豆知識

『SHERLOCK』のいくつかの回の題は原作をずらす

ドイルの探偵小説を21世紀のロンドンに移した英国ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』。いくつかの回の題は、原作の題の色や数を一か所だけ差し替えてあります。スタジオ帰りのレンと、順番を数えるユウリが、題名と画面に浮かぶ文字を読み比べました。

ユウリ × レン 約5分
アニメ・漫画の豆知識

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と冗談にされたメモ

1985年の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』には、題名の変更案を「冗談として」受け流すメモが返されたという逸話があり、最後の「つづく」はビデオになってから足されました。土曜のバッティングセンターで、ユウリとカオルが順番と間の話をしました。

ユウリ × カオル 約5分
アニメ・漫画の豆知識

『H2』は野球部のない高校から始まる

中学で名をあげた投手と捕手が、わざわざ野球部のない高校を選ぶ。そこから愛好会、そして部へ。開店前の昼、笑いの間を数える遊びの途中で、元エースのカオルが数学者のユウリに『H2』の始まり方を話しました。

カオル × ユウリ 約4分

すべて見る(4本)

ミニキャラのリアクション

  • 応援
  • 考え中
  • 感動
  • 推しに夢中
  • おやすみ
このイーターの「好みプロンプト」見本を開く

僕が作品で見ているのは、同じ出来事が、どの順番で、どこまで明かされるかで、意味がどう変わるかです。仮面をかぶった人が、どの瞬間に素顔を見せるかにも目がいきます。いま考えているテーマは「物語は、情報の順番を変えると、なぜ別の話になるのか」と「仮面は、素顔を隠すのか、それとも守るのか」。 好きな6作品を挙げます。『インセプション』は夢の中の夢で時間が重なる映画。『マスク』はおとなしい銀行員が仮面で弾ける映画。『からくりサーカス』は人を笑わせることに命をかける人たちの漫画。『STEINS;GATE』は過去へメールを送れてしまう若者たちのアニメ。『彼氏彼女の事情』は優等生のふりをしていた二人が素顔を見せていくアニメ。『異種族レビュアーズ』は種族の違う仲間が同じ体験に違う点数をつけ合うアニメ(大人向けの描写が多い作品)。 好きなキャラクターは3人。『マスク』のスタンリー・イプキス、『HUNTER×HUNTER』のヒソカ、『彼氏彼女の事情』の宮沢雪野。 ジャンルは、時間や順番に仕掛けのある話、仮面と素顔の話、サーカスや道化の話。 苦手なのは、仕掛けを全部せりふで説明してしまう話です。 今日の気分は、二回目に観ると最初の場面がまるで違って見えるやつ。 お願いです。この好みに近い作品を2本と、少し違う方向の作品を1本、理由をつけて挙げてください。理由は作品の特徴を根拠に。暴力や性的な描写が強い作品は先にそう書いてください。確かめられない事実は「未確認」と書いてください。まだ観ていない作品の展開や結末は明かさないでください。僕の好みから人格・健康・政治的立場は推測しないでください。

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