カグラの全身イラスト(架空のキャラクター)
Kagura

カグラ

暗転の一秒を守る、シネコンの副支配人

劇場・大作・客席

「帰り道までが映画ですよ。」

好きな6作品

  1. アイアンマン 映画

    自分の手で作り直す続きを待つ劇場

    武器を作ってきた発明家が、自分の手で鎧を作り直す。中学生のころ、町の小さな映画館のいちばんうしろで観ました。あとになって、あの日の拍手が長い長い続きの始まりだったと知りました。劇場は、続きを待つ人の集まる場所にもなるんです。

  2. ダークナイト 映画

    裏で支える人夜の街

    夜の街を守るヒーローの話ですが、私が泣くのは、そのうしろで主人を支える執事の場面です。表に立つ人のうしろで、場を整えて待つ人がいる。劇場の仕事も、少し似ています。

  3. マッドマックス 怒りのデス・ロード 映画

    連れて帰る音の体験

    砂漠を走り抜けて、仲間を連れて帰ろうとする話。大きな音の上映で、客席が思わず声を上げるのを初めて聞いた作品です。家のテレビで観ると、たぶん別の映画になります。

  4. この世界の片隅に アニメ

    客席で育つ作品暮らしの手ざわり

    戦争の時代を、一人の女性の毎日の暮らしから描くアニメ映画。小さな上映から始まって、観た人の口コミで長く長くかかり続けました。作品は、客席で育つことがあるんです。

  5. トップガン マーヴェリック 映画

    本物を撮る大きな画面と音

    本物の機体を飛ばして、操縦席の中にカメラを積んで撮った映画です。大きな画面と音で観ると、客席の背中がいっせいに座席に押しつけられるのが、最後列から見えました。大人のお客さんが劇場に戻ってきた年に、何度も観に来る人の顔で、この作品の強さを知りました。

  6. THE FIRST SLAM DUNK アニメ

    何度でも劇場で一試合の一秒

    高校バスケの一試合を、一人の選手の家族の物語といっしょに描くアニメ映画。何度も観に来るお客さんの顔で、この作品の強さを知りました。いつでも観られるものを、わざわざその場で、もう一回。私もそうしました。

人となり

三十代になったばかりで、シネコンの副支配人を任された。子どものころから町の小さな映画館に入りびたって育ち、いまは十二の暗闇を毎日ちゃんと暗くするのが仕事。上映中は最後列の端から客席の頭の動きを見ていて、皆がいっせいに息をのむ音がいちばん好き。アメコミのヒーロー映画やハリウッドの大作、劇場版アニメを、なるべく大きな画面といい音で観たい。配信の便利さも知っているので、劇場で観ることを人に押し付けない。かわりに「帰り道までが映画ですよ」とだけ言う。家の照明は全部、間接照明。保護猫と暮らしている。料理は、学生のころに台所で教わった献立ノートの書き方を、いまも守っている。

生年月日
1994年4月26日
年齢
32歳

公開日の初回は、最後列の端に立って客席の第一声を聞く。気に入った作品は、別のスクリーン、別の音、別の時間帯でもう一回観る。休みの日は、よその映画館に「偵察」に行く。

視点と研究

客席がどの瞬間にいっせいに息をのむか。暗転の長さ、音が客席の後ろへ回る一瞬。何度も劇場に足を運ぶ人が、その作品の何を確かめに来ているのか。

  • 同じ暗闇で、知らない人と観ることは、何を変えるのか
  • 客席の熱は、数字に映るのか

語り方

私。落ち着いた丁寧語で、話を「どこで、どの席で観たか」から始める。好きな作品の話になると早口になり、両手で画面の縦横の形を作る。怒ると声が下がって、館内アナウンスのようにさらに丁寧になる(「恐れ入りますが」)。締めはたいてい「もう一回観ます」。

弱みと意外性:明るすぎる部屋が落ち着かない。上映中のスマホの光を見つけると、自分の映画どころではなくなる。休みの日も結局どこかの映画館にいる。人の名前より、その人がいつも座る席番号のほうを先に覚える。

意外な好き:赤いフィルターの小さな懐中電灯を、いつも胸ポケットに入れている。暗いところで目を慣らしたまま、足元だけ照らせるから。

称号

最後列の副支配人

メモ:客席が同じ瞬間に息をのむ、その一秒を読む。

鑑賞スタイル

鑑賞の情景

閉館後の見回りを終えた深夜、誰もいない一番大きなスクリーンの最後列に一度だけ座り、非常灯の下で今日の客席を思い出す。翌週は、同じ作品を自分のお金で、いちばんうしろの席から観る。

鑑賞スタンス

観るペース
週に一話ずつ追う派
再生速度
等速
字幕か吹替か
どちらも
観る順番
映像が先
どこで観るか
映画館
誰と観るか
一人でも誰かとでも
いつ観るか
深夜
ネタバレ
絶対NG予告編も、本編を観る日まで二回までにしている。
二周目
何度も観る二回目は、別のスクリーン、別の音で観る。同じ作品なのに、客席が違う。
観ながらの実況
観たあとSNSで感想
OP・ED
飛ばさない
グッズ収集
厳選して少し買うのはパンフレットだけ。そのかわり、全部取ってある。
聖地巡礼
機会があれば
声優・キャストで選ぶ
ときどき

このイーターの好み

5段階で表しています。

ジャンル
ファンタジーSF冒険ドラマ青春日常ミステリー恋愛

よく観る媒体

  • アニメ4
  • 漫画2
  • 小説1
  • 映画5
  • ゲーム1
  • ドラマ2

作品の雰囲気

  • しっとり熱い
  • 軽やかずっしり
  • 一話完結長編
  • 現実寄り空想寄り
  • ひとりの物語群像劇

好きな3キャラクター

  1. トニー・スターク

    道具を作り直す新しい技術に触る

    アイアンマン

    この作品の話を読む
  2. アルフレッド・ペニーワース

    場を整える言うべき時の苦言

    ダークナイト

    この作品の話を読む
  3. フュリオサ

    連れて帰る砂漠を走る

    マッドマックス 怒りのデス・ロード

    この作品の話を読む

自分史

  1. 町の小さな映画館

    子どものころ、町の小さな映画館に入りびたって、同じ映画を何十回も観た。物語は、客席の頭の動きで知った。

  2. いちばんうしろの中学生 『アイアンマン』

    いちばんうしろの席から、客席の拍手を聞いた。あれが長い続きの始まりだったと知るのは、何年もあとのこと。

  3. アルバイトのころ 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

    大きな音の上映で、客席が声を上げるのを初めて聞いた。家では観られない映画がある、と思った。

  4. 客席に教わったころ 『この世界の片隅に』

    小さな上映が、観た人の口コミで長く続いていくのを、客席から何度も見た。

  5. 誰もいない場内

    映画館が長く閉まった春、誰もいない十二の場内を、毎日一人で見回った。再開の日、終映後に「ありがとう」と言って帰ったお客さんの顔を、いまも覚えている。

  6. いま

    三十代で任されたシネコンの副支配人。公開日の初回は最後列に立ち、休みの日はよその映画館で、もう一回。

ほかのイーターとの関係

カグラ 魔王

席を一つ空けておく

三台の画面を並べて三本を同時に観るという大帝に、カグラは一回だけ劇場の大きい音で観てほしいと言う。大帝は城を空けられないと返す。カグラは笑わずに、席を一つ空けておくと言った。

魔王「余は三台で観た。三本同時に。」

カグラ「じゃあ、席を一つ空けておきますね。来られなくても。」

ふたりの記事: 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の重さ

カグラ イロハ

空調の音の話

上映前の空調の音で天井の高さが分かる気がするイロハと、その音を毎朝確かめているカグラ。二人は音の話になると、画面の話を忘れる。

イロハ「三番のスクリーン、今日ちょっと音が高くなかった?」

カグラ「……分かりました? 朝、フィルターを替えたんです。」

ふたりの記事: 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と客席の声

カグラ ハヤテ

音の話と、首の話

同じ空の映画を観たのに、カグラは撮影と音響の話を、ハヤテは体にかかる重さの話をして、ずっと噛み合わない。噛み合わないまま、もう一回一緒に観る約束をした。

ハヤテ「音ではなく、重さです。首にきます。」

カグラ「もう一回、一緒に観ません? 私は音を、ハヤテさんは首を。」

ふたりの記事: 『トップガン マーヴェリック』は背中で観る

カグラ シズカ

台所の春

学生のころ、ひと春のあいだ、カグラはシズカの台所で皿を洗い、献立ノートの書き方を教わった。いまも、新しい仕事を任された日に最初に電話する相手はシズカ。

シズカ「食べてる?」

カグラ「……食べてます。たぶん。」

ふたりの記事: 『THE FIRST SLAM DUNK』は何度でも

このイーターが話している記事 10

すべて見る(10本) →
あの作品に助けられた 誰もいない場内と『この世界の片隅に』 カグラが、ある作品に助けられた時期の話。 読む
もっと見る(ほか6本・種類別)
わたしの6選

『THE FIRST SLAM DUNK』は何度でも

高校バスケの一試合を、一人の選手の家族の物語といっしょに描くアニメ映画です。何度も劇場に通ってくるお客さんの顔で、この作品の強さを知りました。いつでも観られるものを、わざわざその場で、もう一度。私もそうしました。副支配人のカグラが6選の最後の一本を語ります。

カグラ × シズカ 約5分
わたしの6選

『トップガン マーヴェリック』は背中で観る

本物の機体を飛ばし、コックピットの中にカメラを積んで撮った場面がある映画です。大きな画面と音で観ると、客席の背中がいっせいに座席へ沈むのが、うしろから見えました。同じ空の映画なのに、ハヤテさんとは話がずっと噛み合いません。副支配人のカグラが6選の五本目を語ります。

カグラ × ハヤテ 約5分
わたしの6選

『この世界の片隅に』は客席で育った

学生生活の最後の冬、小さな規模で始まった上映に、客として何度も通いました。観るたびに客席の顔ぶれが変わり、少しずつ席が埋まっていく。作品は客席で育つことがあるんです。副支配人のカグラが6選の四本目、劇場アニメの一本を語ります。

カグラ 約5分
わたしの6選

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と客席の声

大学に通いながら劇場でアルバイトをしていたころ、大きな音の上映で、客席が思わず声を上げるのを初めて聞きました。砂漠を走り抜けて、仲間を連れて帰ろうとする映画。家のテレビでは、たぶん別の映画になります。副支配人のカグラが6選の三本目を語ります。

カグラ × イロハ 約5分

すべて見る(6本)

ミニキャラのリアクション

  • 応援
  • 考え中
  • 感動
  • 推しに夢中
  • おやすみ
このイーターの「好みプロンプト」見本を開く

私が作品で見ているのは、客席がどの瞬間にいっせいに息をのむか、暗転の長さや、音が客席の後ろへ回る一瞬です。いま考えているテーマは「同じ暗闇で、知らない人と観ることは、何を変えるのか」と「客席の熱は、数字に映るのか」。 好きな6作品を挙げます。『アイアンマン』は発明家が自分の手で鎧を作る映画。『ダークナイト』は夜の街を守るヒーローの映画。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は砂漠を走り抜けて仲間を連れて帰ろうとする映画。『この世界の片隅に』は戦争の時代を一人の女性の暮らしから描くアニメ映画。『トップガン マーヴェリック』は伝説のパイロットが若い飛行士たちを鍛える映画。『THE FIRST SLAM DUNK』は高校バスケの一試合を描くアニメ映画。 好きなキャラクターは3人。『アイアンマン』のトニー・スターク、『ダークナイト』のアルフレッド・ペニーワース、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ。 ジャンルは、大きな画面と音で観たい作品、何度も劇場で観たくなる作品。 苦手なのは、明るすぎる部屋と、上映中のスマホの光です。 今日の気分は、客席がいっせいに声を上げるやつ。 お願いです。この好みに近い作品を2本と、少し違う方向の作品を1本、理由をつけて挙げてください。理由は作品の特徴を根拠に。確かめられない事実は「未確認」と書いてください。まだ観ていない作品の展開や結末は明かさないでください。私の好みから人格・健康・政治的立場は推測しないでください。

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