魔王の全身イラスト(架空のキャラクター)
Maou

魔王

自称・魔界大帝。見放題に沈んだ、尊大で熱いおじさん(アイドルものだけは観ない)

王・掟・一気見

「名乗りを聞かずに斬りかかるな。オープニングは、飛ばさぬ。」

好きな6作品

  1. ダンジョン飯 アニメ

    飯と兵站仲間を食わせる

    迷宮の奥で、仲間に飯を食わせながら進む冒険。魔物も捌いて鍋にする。兵站である! 兵は腹が減っては戦えぬ。最初は人間界の土産話に聞いて確かめるだけのつもりが、観たその夜、料理番を起こして同じ鍋を作らせた。

  2. 魔王城でおやすみ アニメ

    同業者振り回される王

    魔王城にさらわれた少女が、快眠のためなら城の何でも使ってしまう。同業者の話である。余は魔王の側に深く同情する。……同情しながら、毎回、さらわれたほうを応援してしまうのはなぜであろうか。

  3. 葬送のフリーレン アニメ

    長く生きる者後から知る

    勇者の旅が終わったところから始まる物語。長く生きる者が、短い命の仲間のことを、旅をしながら後から知っていく。余も長く生きておるので、身につまされる。……と言っても、誰も信じぬがな。

  4. ヴァイキング~海の覇者たち~ ドラマ

    北の海の王確かめに行く

    農夫から王へ成り上がる北の海の戦士の物語。神々を信じ、海の向こうに何があるかを自分の目で確かめに行く。余は、この王の好奇心が好きだ。遠い宇宙の騎士の物語と並んで、何度も観返しておる。

  5. SUITS/スーツ ドラマ

    取引と駆け引き勝ちにこだわる

    ニューヨークの法律事務所で、勝ちにこだわる弁護士たちが取引と駆け引きで戦う。交渉術の研究である。仕事をせずに全話観たのではない。研究である。

  6. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 映画

    守るための力いちばん暗い一本

    遠い宇宙の騎士の物語の、いちばん暗い一本。若い騎士が、大事な者を守りたいと願う。願いが強すぎる者の顔を、余はよく知っておる。重い一本ゆえ、観る日は選ぶ。

人となり

「余は魔界大帝である」と名乗る、尊大な口ぶりのおじさん。本人いわく魔界の城に住み、密輸で手に入れた最新のタブレットを五台持ち、自分の魔力で魔界に回線を張っているので、起きているあいだしか配信が観られない。タブレットの充電のために国じゅうに電気を引いたら、城下に夜の市が立つようになった、とも言う。もちろん誰も信じていない。仕事そっちのけで見放題の作品を一気に観ては、世話役のじいやと家臣たちに毎日叱られている。若いころは戦に忙しく、物語を観る暇がほとんどなかった。ある晩、家臣の持ち帰った人間界の土産話に出てきた、迷宮で魔物を料理して食べるアニメを「確かめずにはおれぬ」と観はじめて、そのまま沼に沈んだ。何でも観るが、アイドルものだけは題名を見ただけで飛ばす。理由を聞くと「娘がいる身として、ああいう商売は認めん」と言う。口調は大げさなのに、作品の話になると子どものように熱くなり、反対していた人が味方に変わる回と、誰かが誰かを守り切る回で、必ず「目に湯気が入る」。遠い宇宙の騎士の物語にだけはやたらと詳しく、「ちなみに、であるが」と始めると、光る剣の音を何と何で作ったかまで止まらない。たいてい三つ目で誰かに止められる。

生年月日
不明(本人いわく「二百八十年前の冬」)
年齢
年齢不明(本人いわく二百八十年前の冬の生まれ)

本人いわく、城の寝所の隣の部屋で、タブレット三台を並べて三本を同時に観る。オープニングは「名乗り」なので飛ばさない。おすすめには従わず、題名を指一本で一文字ずつ打ちこんで探す。

視点と研究

組織の長が、どの瞬間に「言わない」ことを選んだか。戦記ものの補給と帰り道。反対している者の本心と、掟を守る者が小さな誰かのために迷う瞬間。

  • 反対する者は、何を守ろうとしているのか
  • 掟は、守る者まで縛るのか

語り方

余。「〜である」「〜であるぞ」「見届けよ」の尊大な口ぶり。作品の場面を戦の報告のように「第一に、第二に」と数え上げる。熱くなると「見たか!」「そこである!」が止まらず、本当に心を動かされたときだけ、急に短い普通の言葉になる(「……いい話であった」)。締めはたいてい「もう一話」。

弱みと意外性:最終話が惜しくて三日寝かせる。画面を叩く力の加減が分からず、最初のタブレットは二日で割った。機械の説明書が読めない。おすすめ機能を信用しないので、観たい作品にたどり着くまでが長い。寝ると回線が切れる(と本人は言う)ので、なかなか寝ない。

意外な好き:観た作品は一本残らず帳面に記録していて、じいやが清書している。五台目のタブレットはじいやに渡したのだが、じいやはそれを茶を運ぶ盆に使っている。

称号

自称・魔界大帝

メモ:反対する者の本心と、掟を守る者の背中を読む。

鑑賞スタイル

鑑賞の情景

夜更け、マントを羽織ったまま寝椅子に沈み、ヘッドホンを角に引っかけて画面を三つ並べる。熱くなると立ち上がって拳を握り、マントでタブレットを一台払い落とす。じいやの「明日がございます」に、二度目でやっと返事をする。

鑑賞スタンス

観るペース
一気見派
再生速度
等速
字幕か吹替か
字幕字幕は必ず出す。吹き替えは「声が二つに聞こえる」らしい。
観る順番
映像が先
どこで観るか
配信
誰と観るか
一人で
いつ観るか
深夜
ネタバレ
なるべく避ける
二周目
何度も観る
観ながらの実況
実況しながら観る
OP・ED
飛ばさないオープニングは名乗り。名乗りを聞かずに斬りかかるのは、礼を知らぬ者のすること。
グッズ収集
集めない
聖地巡礼
行かない城を空けられないので、行かない。本人いわく「行けば、国が困る」。
声優・キャストで選ぶ
選ばない

このイーターの好み

5段階で表しています。

ジャンル
ファンタジーSF冒険ドラマ青春日常ミステリー恋愛

よく観る媒体

  • アニメ5
  • 漫画1
  • 小説1
  • 映画4
  • ゲーム1
  • ドラマ5

作品の雰囲気

  • しっとり熱い
  • 軽やかずっしり
  • 一話完結長編
  • 現実寄り空想寄り
  • ひとりの物語群像劇

好きな3キャラクター

  1. アナキン・スカイウォーカー

    失う恐れ守るための力

    スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

    この作品の話を読む
  2. ハーヴィー・スペクター

    尊大で勝ちにこだわる身内への忠誠

    SUITS/スーツ

    この作品の話を読む
  3. ラグナル・ロズブローク

    北の海の王確かめに行く好奇心

    ヴァイキング~海の覇者たち~

    この作品の話を読む

自分史

  1. 戦に忙しかったころ 『ヴァイキング~海の覇者たち~』

    若いころは戦と仕事に追われ、物語を観る暇はほとんどなかった。本人いわく、一度だけ人間界の港町で荷揚げをして暮らし、親方に誘われて映画館で初代のゴジラを観た。いま北の海の王の物語を観ると、あのころの自分の好奇心を思い出す、と言う。

  2. 網を張った日 『ダンジョン飯』

    家臣の持ち帰った人間界の土産話に、このアニメの名があった。確かめずにはおれず、密輸のタブレットを一台取り寄せ、自分の魔力で城に回線を張った(と本人は言う)。観たその夜、大声で笑い、料理番を起こして鍋を作らせた。

  3. 沼に沈んだころ 『魔王城でおやすみ』

    タブレットは五台に増え、見放題は三つになった。何でも観るが、アイドルものだけは飛ばす。玉座の肘掛けの裏で音を消して観ているのを、じいやに三度取り上げられる毎日が始まった。

  4. 灯りを通したころ 『SUITS/スーツ』

    タブレットの充電のために、城の水車で電気を起こし、城下に電灯を引いた(と本人は言う)。夜の市が立ち、民に讃えられた。本人は「普請である」とだけ言い、その夜も法律事務所のドラマを「交渉術の研究」として観ていた。

  5. いま

    自称・魔界大帝。起きているあいだは画面を三つ並べ、寝ると回線が切れる(らしい)。じいやと家臣たちに叱られながら、今夜も「もう一話」。

ほかのイーターとの関係

魔王 竜山

公開の年に観た、と言い張る人

大帝が「余は初代のゴジラを、公開の年に港町の映画館で観た」と言い張るたび、皆は笑う。竜山だけは笑わずに茶を出して、「白黒の、あの音じゃろう」とだけ言う。大帝は咳払いをして、竜山にだけ「かたじけない」と言う。

魔王「余は観たのだ。親方の隣で。信じぬなら、それでよい。」

竜山「ははは、ええじゃないか。で、どの場面で声が出た?」

ふたりの記事: 『葬送のフリーレン』を長く生きる身で観る

魔王 クロ

行き止まりの回線

大帝の「余の網」がどこから来ているのか、クロは三日かけて経路を追い、どれも行き止まりだったと報告した。それ以来、二人は夜中の同じ時刻にオンラインになり、何も言わずに同じ最終話を観ている。

クロ「……ん。三日調べた。魔法。」

魔王「であろう。さて、最終話である。……あと三日、寝かせてよいか。」

ふたりの記事: 『ダンジョン飯』は兵站の物語である

魔王 テン

伏せられる画面

テンは、タブレットに大帝が映ると、しっぽをふくらませて前足で画面を伏せる。大帝は怒らない。伏せられたまま、画面の向こうでしばらく黙っている。

テン「にゃ。」

魔王「……猫に嫌われるのは、慣れておる。」

ふたりの記事: 『SUITS/スーツ』は交渉術の研究である

魔王 カオル

遠い宇宙の、どちらの側から

カオルのバーのカウンターに、大帝の映ったタブレットが立てかけてある夜がある。遠い宇宙の騎士の物語の話になると二人は意気投合するが、見ている所が割れる。カオルは怖さを越えて自分で生き方を選ぶ人の側から、大帝は守りたい気持ちが強すぎる人の側から語る。

魔王「あの若者は、守りたかっただけである。気持ちだけは、余にもよく分かる。」

カオル「……そうですね。お水、置いておきます。ご注文は、そのあとで。」

ふたりの記事: 『スター・ウォーズ エピソード3』二度目の再生

魔王 ルカ

同業者の手記

ルカの6選の『はたらく魔王さま!』を、大帝は「同業者の手記」として三周し、ルカに家賃とシフトのことを質問攻めにした。ルカはていねいに一つずつ答えた。

魔王「ルカ殿。家賃とは、毎月払うのか。城でもか。」

ルカ「はい、毎月です。魔王さまにも、生活がおありなのですね。」

ふたりの記事: 『魔王城でおやすみ』を同業者として観る

魔王 カグラ

席を一つ空けておく

三台の画面を並べて三本を同時に観るという大帝に、カグラは一回だけ劇場の大きい音で観てほしいと言う。大帝は城を空けられないと返す。カグラは笑わずに、席を一つ空けておくと言った。

魔王「余は三台で観た。三本同時に。」

カグラ「じゃあ、席を一つ空けておきますね。来られなくても。」

ふたりの記事: 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の重さ

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あの作品に助けられた 灯りが消えた夜とSUITSの秘書の机 魔王が、ある作品に助けられた時期の話。 読む
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わたしの6選

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の重さ

遠い宇宙の騎士の物語の、いちばん暗い一本。このシリーズなら裏話まで止まらない自称・魔界大帝が、この映画だけは三台並べず一台で観る。願いが強すぎる若者の顔と、つい音の話に逃げてしまう自分のことを、6選の最後に。

魔王 × カグラ 約5分
わたしの6選

『SUITS/スーツ』は交渉術の研究である

ニューヨークの法律事務所で、勝ちにこだわる弁護士たちが取引と駆け引きで戦う米国のドラマ。城下に灯りを通した夜も、自称・魔界大帝はこれを観ていた。仕事をさぼったのではない、研究である。好きな人物の一人がいる五本目。

魔王 × テン 約5分
わたしの6選

『ヴァイキング~海の覇者たち~』王の好奇心

北の海の農夫が、誰も確かめていない西の土地を見に船を出し、やがて王になる。見放題の端から端まで観る自称・魔界大帝が、遠い宇宙の騎士の物語と並んで何度も観返す海外ドラマ。反対する首長の顔と、確かめに行く男の背中を、二周ぶんの熱で語る。

魔王 約5分
わたしの6選

『葬送のフリーレン』を長く生きる身で観る

勇者の一行が魔王を倒したあとから始まる物語。討たれた側の同業者として観はじめた自称・魔界大帝は、長く生きる者が短い命の仲間を後から知っていく旅に、帳面を開いたまま見入った。6選の三本目を、竜山と茶を挟んで。

魔王 × 竜山 約5分

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ミニキャラのリアクション

  • 応援
  • 考え中
  • 感動
  • 推しに夢中
  • おやすみ
このイーターの「好みプロンプト」見本を開く

余が作品で見ているのは、組織の長がどの瞬間に「言わない」を選んだか、戦記ものの補給と帰り道、そして掟を守る者が小さな誰かのために掟の形を変える瞬間である。いま考えているテーマは「反対する者は、何を守ろうとしているのか」と「掟は、守る者まで縛るのか」。 好きな6作品を挙げる。『ダンジョン飯』は迷宮で仲間に飯を食わせながら進む冒険のアニメ。『魔王城でおやすみ』は魔王城にさらわれた少女が快眠を追い求めるアニメ。『葬送のフリーレン』は勇者の旅のあとから始まる、長く生きるエルフの旅のアニメ。『ヴァイキング~海の覇者たち~』は北の海の戦士が王へ成り上がる海外ドラマ。『SUITS/スーツ』はニューヨークの法律事務所の駆け引きを描く海外ドラマ。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』は遠い宇宙の騎士の物語の、いちばん暗い一本の映画。 好きなキャラクターは3人。『スター・ウォーズ』のアナキン・スカイウォーカー、『SUITS/スーツ』のハーヴィー・スペクター、『ヴァイキング~海の覇者たち~』のラグナル・ロズブローク。 ジャンルは、王や戦士の話、反対していた人の本心が見える話、守る者の話。一気見が好きである。 苦手なのは、最終話を観ること(惜しいので)と、機械の説明書である。アイドルものは観ぬ。 今日の気分は、誰かが誰かを守り切るやつ。 お願いである。この好みに近い作品を2本と、少し違う方向の作品を1本、理由をつけて挙げてくれ。理由は作品の特徴を根拠に。確かめられない事実は「未確認」と書くこと。まだ観ていない作品の展開や結末は明かさぬこと。余の好みから人格・健康・政治的立場は推測せぬこと。

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