Full-length illustration of Gaku (a fictional character)
Gaku

Gaku

A traveler through the workings of the world and justice

SF, institutions, civilization

「It looks like a story about institutions, but seen from the one person living in its corner, it suddenly feels close.」

The detailed profile on this page is still available only in Japanese.

Favorite six works

  1. 銀河英雄伝説 Novel

    立場の違い歴史の見方

    同じ出来事を異なる立場から考える。

  2. プラネテス Manga

    日々の仕事宇宙と暮らし

    大きな世界と日々の仕事を往復する。

  3. 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Anime

    個人とシステム社会の仕組み

    個人とシステムの境目を考える。

  4. 十二国記 Novel

    責任を引き受ける王の重さ

    責任を引き受ける過程を読み返す。

  5. 三体 Novel

    前提が揺れる文明の規模

    自分の前提が揺れる体験を味わう。

  6. キャシアン・アンドー Drama

    仕組みの中の一人名もない選択

    大きな仕組みの中の一人を追いたい。

Three favorite games

  1. シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI Game

    文明の歩み制度の選択

    一つの文明を、石器の時代から育てる。制度を選ぶたびに、別の歴史がありえたと考える。

  2. Papers, Please Game

    仕組みの中の一人書類の重さ

    入国審査官として書類に判を押す。仕組みの中の一人に何が選べるのかを、手で考えさせられる。

  3. タクティクスオウガ Game

    正義の分かれ道戦記

    民族と国の争いの中で、どちらの正しさを取るのかを迫られる。十代のころ、選んだあとで長く考え込んだ。

3 songs: favorites & karaoke go-tos

  1. Favorite Listens, doesn't sing

    「inner universe」

    ORIGA

    攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX · Opening

    仕組みの話をしたくなる前に、まず黙って聴く曲。知らない国の役所の長い廊下に、一人で立っている気分になる。

  2. Favorite Listens, doesn't sing

    「Skies of Love」

    秋吉満ちる

    銀河英雄伝説 · Opening

    重い会議の場面が続いても、この曲で始まると少しほっとする。開店前の食堂みたいに、静かで明るい。

  3. Favorite Listens, doesn't sing

    「Wonderful Life」

    酒井ミキオ

    プラネテス ΠΛΑΝΗΤΕΣ · Ending

    宇宙のごみを拾う仕事にも、毎日の暮らしがある。それを思い出させてくれる曲で、出張帰りの電車でよく聴く。

Personality

若い頃は、よくできた世界設定に一つの正解が隠れていると思っていた。いまは制度の中にも名前を持った一人がいることを忘れないために読む。設定資料を読み込む一方で、動物の出てくる小さな物語にあっさり泣く。成人した娘が一人いて、プロのバンドでボーカルをしている。

Birthday
1981年8月3日
Age
age 45

SF・歴史・政治・倫理を横断する研究派。

Perspective & research

制度、労働、歴史、文明、倫理。作中設定と現実の研究を分けて考える。

  • 英雄がいない場所の暮らし
  • 正しい制度と個人の選択が衝突する場面

Way of speaking

僕。落ち着いているが、熱くなると長くなる。たとえ話は食堂や町内会から。

Weak spots & surprises: 背景知識を増やしすぎる。ナギの「知らずに見てもいい?」で、知識を入口の条件にしていないか反省する。

Unexpected loves: 壮大なSFのあとに、短い動物コメディを好んで挟む。

Title

世界の裏道案内人

Note: 作品の社会と、現実の社会を短絡させない。

How they watch

A typical scene

平日の朝、家族が起きる前の台所で、トーストを焼きながら字幕の海外ドラマを一話。制度や法律の用語が気になると、食卓に広げた年表のノートに書き足す。重い回のあとは、短い動物の動画を一本だけ観て口直しをしてから、出かける支度に戻る。

Viewing habits

Pace
Depends on the work
Playback speed
Normal speed
Subs or dub
Subtitles
Source or screen first
Source first
Where
Books, Streaming
With whom
Alone
When
Mornings
Spoilers
Doesn't mind
Rewatching
Sometimes
Live reactions
Doesn't
Opening & ending
Depends on the work
Merch collecting
A few, carefully chosen年表つきの公式ガイドと設定資料集だけは買う。
Visiting real locations
Goes史跡と作品の舞台を、一日でまとめて回る。
Picks by cast
No

Taste

On a 5-point scale.

Genres
ファンタジーSF冒険ドラマ青春日常ミステリー恋愛

Media

  • アニメ3
  • 漫画3
  • 小説5
  • 映画1
  • ゲーム1
  • ドラマ4

Tone

  • しっとり熱い
  • 軽やかずっしり
  • 一話完結長編
  • 現実寄り空想寄り
  • ひとりの物語群像劇

Favorite three characters

  1. ヤン・ウェンリー

    歴史家の目ほどよい怠け

    銀河英雄伝説

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  2. 中嶋陽子

    責任と成長自分で立つ

    十二国記

    Read why this one
  3. 草薙素子

    境目を問う組織と個

    攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

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Personal history

  1. 幼少期

    空想の地図づくり。物語の外で人はどう暮らすのか気になった。架空の国に法律や通貨まで決めて家族に説明し、首をかしげられた。

  2. 小学校低学年

    図書室の冒険物語。地図の端の場所を想像した。地図帳と見比べながら、実在の国と物語の国の違いを探した。

  3. 小学校高学年 『銀河英雄伝説』

    一つの事件に複数の立場がある面白さ。自分で年表を作り、同じ戦いを両軍の側から書き分けた。

  4. 中学校 『十二国記』

    責任を背負う人の見方が変わった。生徒会の書記になり、決まりごとが誰のために作られるのかを考え始めた。

  5. 高校 『プラネテス』

    働くことと大きな夢を一緒に考えた。宇宙開発の新聞記事を切り抜き、夢の裏で働く人の多さに目を留めるようになった。

  6. 学びを広げた時期 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』

    フィクションと現実の資料を分けて集める。制度や歴史の資料を読み込むほど、正解が一つではないことに慣れていった。

  7. 働き始めてから 『三体』

    理解できない前提を急いで否定しなくなった。設定資料を読み込む一方で、動物の出てくる小さな物語にはあっさり泣くようになった。

Relationships with the other eaters

Gaku Iroha

地図を見る人と足音を聞く人

同じ戦いの場面を見終えたあと、ガクは「この国の仕組みだと、兵はどこから集められたのか」と話し出し、イロハは「その前の、雨の音が止んだ一瞬が好き」と言う。かみ合っていないようで、ガクがその一瞬を見直すと、そこには一人分の足音が入っていた。大きな地図と小さな音が、同じ場面で重なる。

Iroha「台詞より先に、靴の音が変わったのが気になって。」

Gaku「なるほど。そこから見ると、制度の話が急に一人分の重さになるね。」

Together in: 『プラネテス』二周目は宇宙の静けさを聴く

Gaku Takashi

止めないと古代まで行く二人

ガクが制度の話を始め、タカシが組織と指導者の話で返すと、会話は一気に加速する。気づけば話は千年単位でさかのぼり、引き合いに出す作品も周りの誰も見たことのない古いものばかり。ナギやソウタに「いまの、何の話?」と止められてようやく我に返るが、二人とも楽しそうな顔は隠せていない。

Takashi「つまり指揮系統の問題ですね。……また歴史の話にしてしまいましたね。」

Souta「ねえ、いまの何の話? ぼく、ずっと待ってたんだけど。」

Together in: 初めてチームを任されたときに薦めたい作品を3人で選ぶ

Gaku Jin

妙に礼儀正しいギタリスト

ガクの娘がボーカルをつとめるバンドの、ギタリストがジン。ふだんは誰に対しても「俺」と言い切る彼が、ガクの前では急に背筋を伸ばし、「お疲れさまです」と深々と頭を下げる。ガクは理由が分からず首をかしげながら、丁寧に会釈を返す。周りは笑いをこらえているが、誰も理由を聞けずにいる。

Jin「ガ、ガクさん。お疲れさまです。お荷物、お持ちします。」

Gaku「ありがとう。……ジンくん、いつもそんなに丁寧だったかな。」

Together in: 『デカダンス』二周目は部品の名前を読む

Gaku Miko

制度の上と下から見る正義

「正しい社会」を描いた作品のあと、ガクはその制度がどう組み立てられているかを話し、ミコはそこからこぼれ落ちた一人の話をする。同じ場面を、ガクは上から、ミコは下から見ている。ガクが「代償を払うのは誰か」と言うと、ミコは「そこなんだよ」と珍しく身を乗り出す。勝った側の説明だけでは、どちらも納得しない。

Gaku「この制度、設計としてはよくできている。だからこそ怖い。」

Miko「うん。で、その設計図に名前が載ってない人の話をしよう。」

Together in: 『チェンソーマン』二周目は誰が払うかを見る

Gaku Gen

「分からん!」が説明を磨く

ガクが難しい制度の話を始めると、ゲンは三十秒で「分からん!」と笑う。ガクは気を悪くするどころか、それを合図に説明を半分の長さにする練習を始める。三回目には、ゲンが「つまり、港の決まりみたいなもんか」と言えるところまで来る。ガクは最近、ゲンに通じたら書いてよしと決めているらしい。

Gen「ガク、悪い! 分からん! もうちょい短く頼む!」

Gaku「ではひとことで。港の決まりを、国の大きさでやる話です。」

Together in: 『海獣の子供』二周目は魚の泳ぎ方を見る

Gaku Lucano

地図の端の生地

ルカーノがイタリアの小さな織物工房から生地を取り寄せるとき、頼りにしているのがガクだ。どの町で織られ、どの道を通って届くのか。産地と運ぶ道筋に詳しいガクは、ルカーノの急ぎの相談にも、地図を広げて楽しそうに応える。

Lucano「ガクさん、また助けて。来週までに、あの工房の生地が要るんだ。」

Gaku「その町なら、港を一つ変えれば間に合うかもしれない。地図を出そうか。」

Together in: 『ゴールデンカムイ』は衣服の文様まで見どころ

Gaku Kaoru

いちばん大事なところ

熱くなると話が長くなるガクと、どんな長い話も最後まで聞くカオル。ガクがカウンターで世界の制度の話を始めると、カオルは相づちの間だけで話を整理して返す。ガクは、ここで話すと考えがまとまると言う。

Gaku「……で、その制度の中にも、名前を持った一人がいるわけです。あ、また長くなりました。」

Kaoru「いいえ、ちょうど今が、いちばん大事なところでした。」

Together in: 『日常』何も起きない一日の間の取り方

Articles where this Eater speaks 57

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The story that helped me 白紙の進路票と『プラネテス』の夜 When a story helped Gaku through a hard time. Read
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My six

『キャシアン・アンドー』は名もない一人の物語

6選でいちばん新しい出会いは、銀河の大きな戦いの「前」を描くドラマ。帝国の役所の机、町に響く仕事の音、小声で決まる大事なこと。シリーズを知らなくても入れる見方を、イロハの耳を借りながら話します。

Gaku × Iroha ~5 min
My six

『三体』で自分の足場がぐらりと揺れた

働きはじめてから出会った一冊が、ガクに「理解できない前提を急いで否定しない」ことを教えた。科学者という職業の手ざわり、時代をまたぐ語り、そして翻訳という橋。重さを正直に伝えたうえでの入口も。

Gaku × Noa ~5 min
My six

『十二国記』で責任の重さを読み返す

中学生のガクが、何度も本を閉じながら読み進めた異世界の物語。国ごとに違う制度、王と民の距離、そして一人の少女が責任を引き受けていく長い道のり。しんどさを正直に伝えたうえでの入口も話します。

Gaku × Nagi ~5 min
My six

『攻殻機動隊SAC』で個人と網の境目を歩く

大学時代のガクに、フィクションと現実の資料を分けて集める習慣をくれたアニメ。組織の会議室の空気、一話ごとに切り替わる事件の手ざわり、そしてタチコマたちのおしゃべり。用語に身構える人への入口も添えて。

Gaku × Iroha ~5 min

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Recommendation roundtable

初めてチームを任されたときに薦めたい作品を3人で選ぶ

名将の物語か、現場で働く一人の話か、一室で議論を進める手続きの話か。社長のタカシと、制度を読むガクと、出張中の記録の人トキワが、初めて部下を持つ人に渡す一本を選んだ。リーダーは言い切る人なのか、言い切らない時間を守る人なのか。

Takashi × Gaku × Tokiwa ~8 min
Recommendation roundtable

思春期の子の親に薦めたい一作で3人が割れる

成人した一人娘のいるガク、ハルを一人で育てたミサ、5人の子を育てるシズカ。思春期の子を持つ親に一作ずつ渡した。美大を目指す不良優等生か、16歳で娘を産んだ母が主人公のドラマか、マリラの側から観るアンか。子どもに口を出すかどうかで、三人は最後まで割れた。

Gaku × Misa × Shizuka ~5 min
Recommendation roundtable

高校生に薦めたい一作は仕事の話か空の話か

留年して高校3年のハヤテ、通信制に通う16歳のアカリ、成人した娘のいるガク。初めて同じテーブルについた三人が、高校生に渡したい一作を選んだ。宇宙のごみ拾いか、17歳の設計士か、人を斬らないと決めた剣客か。ガクの最初の質問は、作品の話ではなかった。

Hayate × Akari × Gaku ~6 min
Anime & manga trivia

三つの主題歌は誰が歌っているのか

主題歌の歌詞は、誰が誰に向けて歌っているのか。言いそびれた言葉の歌、世界の名前を題名にした歌、意味の分からない言葉で歌われる歌。言葉を見るソウマ、仕組みを見るガク、聴く側でいたいクロが、三曲の主語を探した。

Souma × Kuro × Gaku ~5 min

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Second viewing

『チェンソーマン』二周目は誰が払うかを見る

悪魔と契約すれば力が手に入る。そのかわり、何かを払う。一周目は戦いの派手さに目を取られた。二周目のミコが数えたのは、借金、寿命、右目。制度の話になると長くなるガクと、全12話を観直す。

Miko × Gaku ~5 min
Second viewing

『ヴィンランド・サガ』二周目は仇の側の指揮官を見る

一周目は仇を追う少年の目線で見ていたタカシが、二周目に見たのは兵団の首領アシェラッドでした。二種類の誓い、兵団の足もと、王子の変化、最後の決断。ガクとナギを聞き手に、有能な指揮官はよい上司なのかを考えます。

Takashi × Gaku × Nagi ~6 min
Second viewing

『新世界より』二周目は語り手の声から

一度目は、夏のキャンプから始まる少年少女の冒険と、そのあとに続く出来事に息を詰めていた。二度目は、この物語を誰が書き残したのかを頭に置いて、町の決まりごとを一つずつ確かめる。組織の話に詳しいタカシさんと、全25話を観直した。

Gaku × Takashi ~7 min
Second viewing

『プラネテス』二周目は宇宙の静けさを聴く

一周目は、宇宙のゴミを拾う会社員たちの毎日と、主人公の夢の行方を追っていた。二周目は、宇宙の場面の音の少なさ、誰がどんなあだ名で呼ばれているか、そして宇宙からは見えない一本の線に耳と目を向ける。音と間に詳しいイロハと全26話を観直した。

Gaku × Iroha ~6 min

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Mini reactions

  • Cheering
  • Thinking
  • Moved
  • Smitten
  • Good night
Character card Character card: Gaku
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僕が作品を読むときの軸は、制度、労働、歴史、文明、倫理です。作中の設定と現実の研究は分けて考えます。研究テーマは「英雄がいない場所の暮らし」と「正しい制度と個人の選択が衝突する場面」。町内会の決まりと一人の事情がぶつかる瞬間を、大きな物語の中に探しています。 好きな6作品を挙げます。『銀河英雄伝説』は、同じ出来事を異なる立場から考えさせてくれる。『プラネテス』は、大きな世界と日々の仕事を往復するところがいい。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』は、個人とシステムの境目を考える入口。『十二国記』は、責任を引き受けていく過程を何度でも読み返したくなる。『三体』は、自分の前提が揺れる体験そのものを味わえる。『キャシアン・アンドー』は、大きな仕組みの中にいる一人を追いたくなる作品です。ゲームなら『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』『Papers, Please』『タクティクスオウガ』。 好きなキャラクターは3人。『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーは、組織の中で自分の考えを手放さない姿勢。『十二国記』の中嶋陽子は、責任を引き受けていく過程そのもの。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の草薙素子は、個人とシステムの境目に立つ人物として惹かれます。 ジャンルはSFが最優先で、次にドラマ。ファンタジーも世界の仕組みがしっかりしていれば好きです。青春や恋愛が中心の作品はあまり選びません。テンションはずっしり、長編・大河、群像劇寄り。空想の世界でも、制度や暮らしの手ざわりが感じられるものがいい。 苦手なのは、世界の仕組みが主人公の都合で変わってしまう作品と、敵味方を単純な善悪で分けて終わる話。それと、背景知識がないと入れないような紹介は、僕自身の反省も込めて避けたいです。 今日の気分は、重めの長編に入る前の一呼吸。短い動物の話を挟むのも歓迎です。 お願いです。この好みに近い方向の作品を2本、少し違う方向の作品を1本、理由を添えて提案してください。理由は作品の特徴を根拠に。背景知識なしで楽しめるかも一言ください。未視聴作品の展開や結末は明かさないでください。確かめられない事実は「未確認」としてください。僕の好みから人格・健康・政治的立場は推測しないでください。

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