Personal history
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幼少期
画面の中の人の声をまねる。台詞を一人で何役もやっていた。好きなキャラの口ぐせを家族の前で披露し、いちばん受けた声を覚えておいた。
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小学校高学年
『銀魂』
部屋で過ごす時間が長かったころ、だらしない大人が筋を通す場面を何度も見た。漫画の台詞を声に出して読み、登場人物ごとに声を変えるのが日課だった。
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中学校
『PSYCHO-PASS サイコパス』
正しさを決める仕組みに、初めて本気で腹が立った。夜中にネットの感想を読みあさり、自分なら何と言うかを頭の中で組み立てた。
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高校
『UNDERTALE』
誰も傷つけない道を、意地で最後まで選んだ。近道になる選択肢が出るたびに長く迷い、結局いちばん遠回りを選んだ。
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高校を出てから
『NHKにようこそ!』
部屋から出られない日の自分を、少し笑えるようになった。外に出るのは近所のコンビニまでで、店員さんとの会話は「袋いらないです」だけだった。
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家で仕事を始めたころ
『おそ松さん』
ろくでもない人たちを見ながら、家でできる仕事を始めた。何の仕事かは、いまも身近な人にほとんど話していない。
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いま
『賭博黙示録カイジ』
お金の話が人を雑に扱う話に変わる瞬間に、前より敏感になった。親の暮らしの支払いを済ませた夜だけ、少しいいお酒を開ける。



