Personal history
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放課後のカード
『遊☆戯☆王』
小学生のころ、放課後は友だちとカードを広げるのが毎日の決まりだった。勝ち方より、新しいカードを見せ合う時間が好きだった。
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終わりから入った春
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
大学を出て就職する直前の2021年3月、友だちに誘われて劇場へ。何も知らないまま物語の終わりから入り、意味が分からないのに泣いた。
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最初に戻った夜
『新世紀エヴァンゲリオン』
働きはじめてから、配信でテレビ版に戻った。同じ人物が別の顔をしていることに驚き、終わりを知ってから最初を読む面白さを覚えた。
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箱と数の四年
本の流通にかかわる会社で、本を箱と数で数える仕事を4年続けた。いつのまにか本の中身を思い浮かべなくなっている自分に気づいて、2025年の春に辞めた。
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百円棚の新刊
『火の鳥』
辞めた週に祖父が膝を痛め、古本屋の百円棚を手伝いに行ったのが始まり。店の在庫で、初めて昔の漫画を読んだ。俺にとっては、去年出た新刊と同じだった。
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知らないまま笑った夜
『うる星やつら』
閉店後の帳場で、当時の評判を何も知らないまま読んで、声を出して笑った。店で流れていた古いアニメの歌も、このころ覚えた。
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いま
『銀河鉄道999』
祖父の店で、査定と発送と店番。百円棚で見つけた長い旅の漫画を、渡す相手が決まるまで部屋の山に置いている。土曜の夕方は、初めての人に自分のデッキを貸して、一戦だけ相手をする。




