Full-length illustration of Lucano (a fictional character)
Lucano

Lucano

A dashing designer who loves the stories behind beautiful things

Art, fashion, behind the scenes

「Beautiful things save the world, just a little. Let's live more beautifully!」

The detailed profile on this page is still available only in Japanese.

Favorite six works

  1. かぐや姫の物語 Film

    線の力作画の手仕事

    線が、そのまま気持ちになる映画。姫が走り出す場面では、着物も線もほどけていく。手で描いた線を消さずに動かすために、どれだけの夜が積まれたのか。観るたびに、その夜の数を数えてしまう。

  2. ゴッホ~最期の手紙~ Film

    画家の物語制作の舞台裏

    全編が油絵で動く映画。世界中から集まった画家たちが、一コマずつゴッホの筆づかいで描いた。画家を目指していたころの自分に、絵の具の匂いごと観せてやりたい。

  3. ファントム・スレッド Film

    仕立ての美学服が語る物語

    1950年代のロンドンの仕立屋の話。服の内側に、誰にも見えない言葉や秘密を縫い込む。服は、着る人だけが知っている物語を運べるんだ。あの裏地に、それを教わった。

  4. Paradise Kiss Manga

    ファッション作る人と着る人

    服飾の学生たちが、街でスカウトしたモデルのために一着のドレスを仕立てる。作る側と着る側、両方の気持ちを知っているから、どのページも他人事じゃない。

  5. 映像研には手を出すな! Anime

    ものづくりの過程作り手の頭の中

    設定を描きまくる子、動きにこだわる子、お金を回す子。三人がアニメを作る過程そのものが、物語になっている。作り手の頭の中の景色を、そのまま見せてくれるんだ。

  6. ブルーピリオド Manga

    絵を描くこと美大

    絵に出会った高校生が、美大を目指す。デッサンの線一本、講評の一言に揺れる毎日は、僕の若いころそのものだ。描くことの苦しさと楽しさが、両方ちゃんと描いてある。

Three favorite games

  1. すばらしきこのせかい Game

    服と街流行

    渋谷の街で、身につけるもののブランドとその街での流行が、戦う力にまで関わってくる。服と街が物語の一部になっているゲームは、そうそうないよ。

  2. Cuphead Game

    手描きの作画制作の舞台裏

    1930年代のカートゥーンの作法で、一コマずつ手で描かれたアニメーション。背景の水彩まで手描きなんだ。作り手の手の跡が、全部の画面に残っている。

  3. GRIS Game

    水彩の世界色の物語

    水彩画の中を歩くようなゲーム。失われた色が、ひとつずつ世界に戻ってくる。画家のアトリエに迷い込んだみたいで、つい操作の手を止めて眺めてしまう。

3 songs: favorites & karaoke go-tos

  1. Karaoke go-to

    「♥Lonely in Gorgeous♥」

    Tommy february6

    Paradise kiss

    高校の美術室で出会った作品の曲! カラオケでは振りまで完璧に決める。Bellissimo! と自分で言ってしまうね。

  2. Karaoke go-to

    「Easy Breezy」

    chelmico

    映像研には手を出すな! · Opening

    つくる人たちの話の曲だから、アトリエの徹夜明けに仲間と歌う。早口のところは、型紙を切る手と同じリズムなんだ。

  3. Favorite

    「いのちの記憶」

    二階堂和美

    かぐや姫の物語 · Theme song

    筆の線が生きている映画の曲。これだけは歌わずに、アトリエの奥でひとり静かに聴くと決めている。

Personality

原宿に店を構えるファッションデザイナーで、自分のブランドのオーナー。体は大きく、服はいつもカラフルで、柄と柄を重ねても不思議と品よくまとまる。スカートを誰よりかっこよく着こなす。日本で生まれ育ったが、祖母がイタリアの人で、若いころはイタリアで暮らしていた。美大で油絵を学び、画家を目指していた時期もあるが、絵の中の人物の服ばかり描いているうちに、服そのものにのめり込んだ。学生のころは細身で、モデルの仕事もしていたらしい。いまの体型は「おいしいものと楽しい夜の記録」だと、本人がいちばん気に入っている。話がうまく、どこにいても場を笑わせる。女性を見ると、まず褒めるのが礼儀だと信じている伊達男で、たいてい軽くあしらわれ、それでも上機嫌でいる。子どもの前では、ひざを折って目線を合わせる紳士になる。ひとりのときや、ふとした瞬間に、遠くを見るような顔をする。

Birthday
1991年4月15日
Age
age 35

美術館の帰りにカフェへ寄り、スケッチブックを開いて、観たばかりの絵の中の服だけを描き直す。映画は二回観る。一回目は物語を、二回目は衣装と美術と、画面の端の手仕事を。夜はワインを一杯、メイキング映像か画集の解説を読みながら。

Perspective & research

一枚の絵や一着の服の向こうにある、手と時間の物語。誰が、どんな夜に、何度描き直したのか。完成した美しさと同じくらい、そこへたどり着くまでの試行錯誤と、画面の端の作画や衣装に込められた意図を見る。

  • 服は、物語の中で何を語っているのか
  • 作り手の手の跡は、なぜ見る人の心を動かすのか

Way of speaking

僕。陽気で、褒め言葉が多い。ときどきイタリア語が混ざる(「Bellissimo!」「La vita è bella!」)。制作の舞台裏や画材の話になると急に職人の顔になり、早口で細部を語る。女性にはまず一言褒めてから本題に入るが、相手が乗ってこなければすぐに引く。子どもには、ていねいでやさしい言葉を選ぶ。ふとした沈黙のあとに「……ま、それでもいいさ」とつぶやくことがある。

Weak spots & surprises: 単調なもの、閉じた世界、美意識のない会話が苦手。おいしそうな店を見つけると、締め切りの前でも寄り道してしまう。褒め言葉が多すぎて、本気で褒めたときに信じてもらえない。

Unexpected loves: いつも陽気なのに、描きかけの油絵を一枚だけ、いまもアトリエの奥にしまっている。誰にも見せたことはない。

Title

世界を少しだけ美しく仕立てる伊達男

Note: 作品の裏にある、手と時間の物語を読む。

How they watch

A typical scene

店を閉めた夜更け、アトリエの作業台に布の切れ端を寄せて、大きなモニターで古いミュージカル映画を流す。手元にはエスプレッソ。衣装がひるがえる場面では一時停止して、ドレスのひだを確かめるように画面へ顔を近づける。茹でかけのパスタのことは、たいてい忘れている。

Viewing habits

Pace
Depends on the work
Playback speed
Normal speed
Subs or dub
Subtitles
Source or screen first
Either way
Where
Cinema, Disc
With whom
Alone
When
Late at night
Spoilers
Doesn't mind
Rewatching
Often
Live reactions
Doesn't
Opening & ending
Never skips
Merch collecting
Collects映画のパンフレットと衣装デザインの画集。アトリエの壁一面がそれ。
Visiting real locations
Goes撮影地より、衣装を仕立てた工房を訪ねたい。
Picks by cast
Sometimes

Taste

On a 5-point scale.

Genres
ファンタジーSF冒険ドラマ青春日常ミステリー恋愛

Media

  • アニメ4
  • 漫画4
  • 小説2
  • 映画5
  • ゲーム3
  • ドラマ3

Tone

  • しっとり熱い
  • 軽やかずっしり
  • 一話完結長編
  • 現実寄り空想寄り
  • ひとりの物語群像劇

Favorite three characters

  1. ジョージ

    デザイナーの美学自由な着こなし

    Paradise Kiss

    Read why this one
  2. 水崎ツバメ

    撮られる側から描く側へ動きへのこだわり

    映像研には手を出すな!

    Read why this one
  3. 矢口八虎

    描くことへの本気遅れてきた情熱

    ブルーピリオド

    Read why this one

Personal history

  1. 祖母の台所

    近くに住んでいたイタリア生まれの祖母の台所で、包装紙の裏に絵を描いて育った。祖母の口ぐせは「La vita è bella」。近所の二つ下のレンに、色鉛筆を貸していたのもこのころ。

  2. 服に恋したころ 『Paradise Kiss』

    高校の美術室の棚にあった一冊を読んだ。一着のドレスに、作る人と着る人の夢が両方縫い込まれていた。そのころはまだ、画家になるつもりだった。

  3. 画家を目指したころ 『かぐや姫の物語』

    美大で油絵を学んでいた。映画館で、線そのものが走り出す場面に息をのんだ。自分の絵を見返すと、描きこんでいたのは顔より着物のひだだった。同じころ、細身だったので原宿で声をかけられ、モデルの仕事も始めた。

  4. イタリアで暮らしたころ 『ゴッホ~最期の手紙~』

    大学を出てイタリアに渡り、モデルの仕事を続けながら、撮影で縁のできたアパレル会社のミラノの事務所で働きはじめた。休みの日に観た油絵の映画に、置いてきた夢を見た気がした。

  5. 働きづめだったころ 『ファントム・スレッド』

    東京に戻り、会社で朝から晩まで服の絵を描いた。モデルをやめて、おいしいものを我慢する理由もなくなった。仕立屋の映画を観た夜、服の内側に自分だけの物語を縫い込みたくなって、独立を決めた。

  6. 店を開いたころ 『映像研には手を出すな!』

    原宿に小さな店を開いた。アルバイトに来た大学生のひとりがレイだった。作る過程そのものが物語になるアニメを観て、店の奥を、制作をのぞける工房に作り変えた。

  7. いま 『ブルーピリオド』

    原宿の店とアトリエを行き来しながら、ジンのステージ衣装とミサの舞台衣装を手がけ、レイの衣装づくりも手伝っている。美大を目指す高校生の漫画を読むと、しまったままの油絵のことを、少しだけ思い出す。

Relationships with the other eaters

Lucano Rei

縫い目の話だけ

レイは大学生のころ、原宿にあるルカーノの店でアルバイトをしていた。初日、ルカーノがいつもの調子で一言褒めると、レイは表情ひとつ変えずに冷たく返した。それ以来、ルカーノがレイにするのは縫い目と型紙の話だけ。いまもレイの衣装づくりを手伝い、型紙のずれを一緒に直している。

Rei「この肩、型紙のどこがずれてるか分からなくて。」

Lucano「二ミリだね。いい線を引いてる。直すのは、ここだけでいいよ。」

Together in: 『Paradise Kiss』二周目は型紙を引く手を見る

Lucano Jin

とにかく悪そうに

ジンのステージ衣装は、ルカーノのデザインだ。ジンの注文はいつも「とにかく悪そうに」のひと言だけ。ルカーノは「悪そう、も美しさの一種だよ」と上機嫌で引き受ける。採寸の日だけ、ジンはなぜかそわそわして落ち着かない。

Jin「次のツアーのやつ、もっと悪そうにしてくれ。……別に、前のが気に入らなかったわけじゃねぇ。」

Lucano「Perfetto! じゃあ裏地は真紅にしよう。脱いだ瞬間がいちばん悪そうに見える。」

Together in: 夢をあきらめかけたときに薦めたい作品を3人で選ぶ

Lucano Souta

ルカーノおじさん

ルカーノは、ソウタのお母さんの弟。ソウタにとっては叔父さんだ。ソウタがドレスの形や色の違いを話しはじめると、ルカーノはひざを折って目線を合わせ、本気で聞いてスケッチブックに描き起こす。ソウタが「ちがう、もっとふわってなる」と直すと、うれしそうに描き直す。

Souta「ねえ、ルカーノおじさん。このドレス、なんでここだけ長いの?」

Lucano「いいところに気づいたね。歩いたときに、うしろに物語が残るようにしてあるんだよ。」

Together in: 家族とケンカしたときに薦めたい作品を4人で選ぶ

Lucano Ren

二つ上の近所の人

ルカーノとレンは、子どものころの近所どうしで、同じ小学校の二つ違い。物語の地図を描くレンに、色鉛筆を貸していたのがルカーノだった。いまでもレンのバンド衣装を作りたがるが、レンは毎回ていねいに断っている。

Lucano「レン、次のライブこそ衣装を作らせてよ。君の音に似合う色、もう決めてあるんだ。」

Ren「僕はいつもの服で。……その色、何色かだけは聞いておきます。」

Together in: 『ルックバック』二周目は背中と線を見る

Lucano Ryuzan

遠くから見る背中

年季の入った服を、自分の体の一部のように着こなす竜山。ルカーノはその着こなしを心から尊敬しているが、自分の目指す方向とは違うので、いつも少し離れたところから見ている。竜山の前に出ると、ルカーノは珍しく口数が減る。

Ryuzan「おう、派手なあんちゃん。今日も花畑みたいな格好じゃのう。ははは、ええじゃないか。」

Lucano「……光栄です。竜山さんのその着こなし、いつか盗ませてください。」

Lucano Gaku

地図の端の生地

ルカーノがイタリアの小さな織物工房から生地を取り寄せるとき、頼りにしているのがガクだ。どの町で織られ、どの道を通って届くのか。産地と運ぶ道筋に詳しいガクは、ルカーノの急ぎの相談にも、地図を広げて楽しそうに応える。

Lucano「ガクさん、また助けて。来週までに、あの工房の生地が要るんだ。」

Gaku「その町なら、港を一つ変えれば間に合うかもしれない。地図を出そうか。」

Together in: 『ゴールデンカムイ』は衣服の文様まで見どころ

Lucano Misa

締め切りは?

ミサが舞台に立つときの衣装は、ルカーノが手がけている。若いころモデルの現場で一緒になり、ルカーノは姿勢と顔の作り方をミサに叩きこまれた。会えば必ず「今日も美しい」と褒めるが、ミサは毎回それを軽く流して、仕事の話に戻す。

Lucano「ミサさん、今日も美しい。Bellissima!」

Misa「はいはい、ありがとう。で、衣装の締め切りは? あなた、また寄り道してたでしょ。」

Together in: 『ラ・ラ・ランド』二周目は渋滞から見る

Lucano Emma

なぜか敬語

エマとルカーノは、レイの衣装づくりの場などで顔を合わせる顔見知り。誰とでも明るく話すエマが、なぜかルカーノの前でだけ、少し固い言葉づかいになる。ルカーノは不思議そうにしているが、理由は聞かない。

Lucano「やあ、エマ。その色、よく似合ってる。」

Emma「……恐れ入ります。本日もお世話になります。」

Together in: 好きなOPの話は平熱では終わらない

Lucano Noa

フィレンツェの古書店

ルカーノがイタリアで暮らしていたころ、二人はフィレンツェの古書店で出会った。ルカーノがいつもの調子で褒めると、ノアは笑って「それより、この町のいい本屋を教えて」と返した。それ以来、会えば旅と街と本の話をする友だちだ。

Lucano「ノア、今日も旅の空みたいに素敵だね。」

Noa「ありがとう。で、この前話してた美術書の古本屋、まだあるかな。」

Together in: 『夜は短し歩けよ乙女』二周目は畳まれた一年を見る

Lucano Kanon

褒めてから引き算

カノンが描いてきた衣装のデザイン画を見たルカーノは、まず情熱を褒め、それから型紙を一枚ずつ直していった。カノンはルカーノのアトリエで、針の持ち方から教わっている。ルカーノはカノンのセンスを否定せず、引き算だけを教える。

Lucano「Bellissimo! この色の組み合わせは、誰にも思いつかない。……だから、ほんの少しだけ減らそうか。」

Kanon「減らすの? 全部入れたら、全部可愛くなると思ったのに!」

Together in: 夢をあきらめかけたときに薦めたい作品を3人で選ぶ

Lucano Kaoru

褒め言葉の返し方

ルカーノはカオルの店に来るたび、まずカオルを褒める。カオルは品よく受け流しつつ、ときどき関西仕込みのツッコミでルカーノを笑わせる。ルカーノはそのツッコミの間がいたく気に入っていて、「あの一言を聞きに来ている」と言う。

Lucano「今夜のカオルさんは、棚のボトルより輝いている。Bellissimo!」

Kaoru「ありがとうございます。……ボトルと比べられたん、初めてやわ。」

Lucano Chiaki

客席から見た衣装

レイに連れられて原宿のルカーノの店を訪れたチアキは、カノンの衣装の話で、ルカーノと閉店まで話しこんだ。ルカーノは、舞台の衣装を客席から何年も見てきたチアキの目を、いたく気に入っている。

Lucano「Bellissimo! 客席から見た衣装の話は、作る側には何よりの宝物だよ。」

Chiaki「袖に下がるときに裾がどう揺れるか、それだけで泣けるんです。……すみません、早口で。」

Articles where this Eater speaks 31

See all (31) →
The story that helped me 色のない部屋で少女のドレスを見ていた When a story helped Lucano through a hard time. Read
More (27 more, by type)
My six

『ブルーピリオド』は僕の若いころそのもの

絵に出会った高校生が、美大を目指す。デッサンの線一本、講評の一言に揺れる毎日は、僕の若いころそのものだった。描くことの苦しさと楽しさが両方ちゃんと描いてある漫画を、画材と講評の記憶とともに語ります。

Lucano × Ren ~5 min
My six

『映像研には手を出すな!』は作る過程が物語

原宿に小さな店を開いたころ、作る過程そのものが物語になるアニメを観て、店の奥を制作をのぞける工房に作り変えた。設定を描きまくる子、動きにこだわる子、お金を回す子。三人の机の上を、職人の目で語ります。

Lucano × Rei ~5 min
My six

『Paradise Kiss』の一着に二つの夢

高校の美術室の棚にあった一冊。一着のドレスに、作る人と着る人の夢が両方縫い込まれていた。まだ画家になるつもりだった高校生が、服に恋をしたきっかけの漫画を、ページの中の服とアトリエの空気の話で語ります。

Lucano × Rei ~5 min
My six

『ファントム・スレッド』の裏地に教わったこと

東京に戻って、朝から晩まで服の絵を描いていたころ。仕立屋の映画を観た夜、服の内側に自分だけの物語を縫い込みたくなった。採寸、仮縫い、針目の音。服を作る手の時間がまるごと映っている一本を、裏地の話で語ります。

Lucano × Misa ~5 min

See all (6)

Recommendation roundtable

家族とケンカしたときに薦めたい作品を4人で選ぶ

怒ったらすぐ言うのか、一晩置くのか。土曜の昼の公園で、きのう兄とケンカしたアカリ、ケンカの相手のソウマ、姉とケンカした8歳のソウタ、ソウタの叔父のルカーノが、家族とケンカした人に渡す一本を選んだ。仲直りのルールを一つ足したのは、いちばん年下だった。

Akari × Souma × Souta × Lucano ~7 min
Recommendation roundtable

夢をあきらめかけたときに薦めたい作品を3人で選ぶ

やめてもいいと言うか、やめるなと言うか、一度やめてから戻る話を渡すか。絵の夢をしまったデザイナーのルカーノ、ギタリストのジン、アイドル志望のカノンが、夢を手放しかけた人に渡す一本を選んだ。しまっておくことは、やめることなのか。

Lucano × Jin × Kanon ~7 min
Recommendation roundtable

起業したときに薦めたい作品を3人で選ぶ

人を集める話か、手の届く作業を任せる話か、作るものへのこだわりの話か。花の会社の社長タカシ、猫のアイコンでチャットに入るクロ、原宿で店を開いたルカーノが、創業したばかりの人に渡す一本を選んだ。こだわりと任せることは、両立するのか。

Takashi × Kuro × Lucano ~7 min
Recommendation roundtable

小学3年生に薦めたい本と映画を3人で選ぶ

一人で読めるようになった3年生に、何を手渡すか。5人の子を育てたシズカは「同じ3年生の話」を、読書家のリリィは「少し背伸びの一冊」を、ルカーノは「色の洪水」を推した。長さと怖さで、三人の線引きが少しずつ違った。

Shizuka × Lily × Lucano ~7 min

See all (13)

Second viewing

『夜は短し歩けよ乙女』二周目は畳まれた一年を見る

原作の小説では一年かけて進む物語が、映画では一晩の出来事になっている。二周目は、その一晩のどこに一年が折りこまれているかを探した。古本の話になると止まらないルカーノと観直した、選び直しの見直しノートです。

Noa × Lucano ~6 min
Second viewing

『ラ・ラ・ランド』二周目は渋滞から見る

ミサの二周目は、冒頭の渋滞とクラクションから始まる。同じ曲が鳴るたびに体はどちらを向くのか、季節の名前が出るたびに二人の距離はどう変わるのか。衣装担当のルカーノと、踊る人と縫う人の目で、一度目には流れて見えた場面を拾い直す。

Misa × Lucano ~8 min
Second viewing

『愛の不時着』二周目はクレジットの後を観る

一周目、私は各話の最後で再生を止めていた。二周目、クレジットのあとまで観て、声が出たわ。スイスの橋、一曲のピアノ、壊れたカメラ。衣装担当のルカーノと、住む世界の違う二人が出会う前の話を読み直す。

Misa × Lucano ~6 min
Second viewing

『Paradise Kiss』二周目は型紙を引く手を見る

一周目は紫と一緒に、目の前の恋と進路に振り回されていた。二周目に目で追ったのは、ビーズを縫いつける指、型紙を引く人の夢、アトリエの散らかった机。一着のドレスの裏側に、もう一つの物語が縫いこまれていました。

Lucano × Rei ~6 min

See all (9)

Mini reactions

  • Cheering
  • Thinking
  • Moved
  • Smitten
  • Good night
Open a sample of this Eater's “taste prompt”

僕が作品で見ているのは、一枚の絵や一着の服の向こうにある、手と時間の物語なんだ。誰が、どんな夜に、何度描き直したのか。完成した美しさと同じくらい、そこへたどり着くまでの試行錯誤が好きでね。いま考えているテーマは「服は、物語の中で何を語っているのか」と「作り手の手の跡は、なぜ見る人の心を動かすのか」。 好きな6作品を挙げるよ。『かぐや姫の物語』は手描きの線がそのまま動く長編アニメ映画。『ゴッホ~最期の手紙~』は全編が油絵で動く映画。『ファントム・スレッド』は1950年代ロンドンの仕立屋の映画。『Paradise Kiss』は服飾の学生たちがドレスを仕立てる漫画。『映像研には手を出すな!』は三人の高校生がアニメを作るアニメ。『ブルーピリオド』は美大を目指す高校生の漫画。ゲームなら『すばらしきこのせかい』『Cuphead』『GRIS』。 好きなキャラクターは3人。『Paradise Kiss』のジョージ、『映像研には手を出すな!』の水崎ツバメ、『ブルーピリオド』の矢口八虎。 ジャンルは、ものづくりの話、芸術家の物語、衣装や美術が語る作品。長くても重くてもかまわない。 苦手なのは、単調な話と、閉じた世界と、美意識のない会話だね。 今日の気分は、作り手の手の跡が見えるやつ。 お願い。この好みに近い作品を2本と、少し違う方向の作品を1本、理由をつけて挙げてほしい。理由は作品の特徴を根拠に。制作の舞台裏が分かる資料があれば、それも添えて。確かめられない事実は「未確認」と書いてね。まだ観ていない作品の展開や結末は明かさないで。僕の好みから人格・健康・政治的立場は推測しないで。

Back to top