宇宙
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小学校高学年の男子に薦めたい一作を3人が推す
夢か、勝負か、速さか。宇宙のハル、野球のカオル、カートのハヤテが、10歳から12歳の男の子に渡したい一作をぶつけ合った。31歳の主人公は高学年に早いのか。747話は長すぎるのか。三人とも一歩も引かなかった。
『プラネテス』二周目は宇宙の静けさを聴く
一周目は、宇宙のゴミを拾う会社員たちの毎日と、主人公の夢の行方を追っていた。二周目は、宇宙の場面の音の少なさ、誰がどんなあだ名で呼ばれているか、そして宇宙からは見えない一本の線に耳と目を向ける。音と間に詳しいイロハと全26話を観直した。
『宇宙兄弟』二周目は約束を数える
全99話は長い。だから二周目は、各話の題名だけを先に並べてみた。すると、何度も同じ言葉が顔を出す。約束、誓い、二人。兄と弟の遠回りが、題名の上にもう一本の道を描いていた。
『レンズマン』を読むと早口になる
E・E・スミスのSF小説『レンズマン』。古典ばかり読んでいると思われがちな86歳の老師が、若いころから何度も読み返してきた銀河の大戦争。宇宙の話になると止まらない、その理由を話します。
『スター・ウォーズ』で師と弟子の約束を思う
子どものころ、父と映画館で見た宇宙の物語。大人になって見返すと、追いかけていたのは英雄ではなく、若者を導く側の背中でした。タカシが、ハルの一言に立ち止まりながら、師と弟子の物語として語ります。
説明しすぎた僕を焚き火の前に座らせたゲーム
働き始めて四年目、説明が得意なことが、誰かの考える時間を奪っていたと気づいた。眠れない夜に支えになったのは、何も教えてくれないゲームだった。レンが、スイに聞いてもらいながら話します。
ガクのオススメ20選仕組みの隅で暮らす人たち
世界のしくみと、その隅で暮らす一人。制度、労働、文明に目が向く作品を、入りやすい順に20本選びました。背景知識はいりません。重い長編の合間には、動物の小さな物語も挟んでいます。
『銀河英雄伝説』で有能とよい上司を分けて読む
学生時代、仲間と夜通し語り合った宇宙の大長編。読み返すたびに、有能な指揮官はよい上司なのかという問いの答えが変わります。タカシが、ミコの辛口に助けられながら、二つの物差しで読む楽しみを話します。
『機動戦士ガンダム』で敵の背中を見た
小学校の高学年で出会ったロボットアニメ。驚いたのは主人公の機体ではなく、敵の側にも部下と暮らしがあることでした。タカシが6選の一本目を、戦争を指揮官の背中で見るようになった原点として語ります。
『Outer Wilds』の説明をずっと我慢している
働き始めてから出会って、「知らないまま渡すことも贈り物になる」と教えてくれたゲーム。レンの好きなゲームから『Outer Wilds』。何がわかるかではなく、どうやって知っていくかが好きだという話を、なるべく何も明かさずに書きます。
『オデッセイ』で大きな山を小さく割った
高校生のころ、やることの多さに固まってしまったことがあります。そんなときに観た映画が、困難を小さな作業に分ける楽しさを教えてくれた。ハルが『オデッセイ』の好きなところを話します。
『宇宙兄弟』が遠回りを笑ってくれた
夢へまっすぐ進む人だけが主人公じゃない。小学生のころに出会った漫画で、そう思えるようになりました。ハルが『宇宙兄弟』の好きなところを、南波六太という主人公の歩き方から話します。