夢
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このタグの記事によく出てくる作品
夢をあきらめかけたときに薦めたい作品を3人で選ぶ
やめてもいいと言うか、やめるなと言うか、一度やめてから戻る話を渡すか。絵の夢をしまったデザイナーのルカーノ、ギタリストのジン、アイドル志望のカノンが、夢を手放しかけた人に渡す一本を選んだ。しまっておくことは、やめることなのか。
『ソウルフル・ワールド』は三人の音でできている
ジャズ・ピアニストを夢見る中学校の音楽教師が主人公。映画の音楽は、二人の作曲家と、ニューオーリンズ郊外生まれのジャズ・ミュージシャンの三人が手がけました。ライブ帰りのジンが、カオルの店のカウンターで話しました。
中学生女子に薦めたい一作をダンス教室で選ぶ
土曜のレッスン帰り、ダンス教室のロビー。14歳のリリィは本を、16歳のアカリは漫画を、先生のミサはめずらしくアニメ映画を出してきた。好きを手放さない話か、毎日続ける話か、読書カードの名前から始まる話か。三人の推しは最後までそろわなかった。
千本浜で海の色を一つだけ選ぶ
『ラブライブ!サンシャイン!!』の町、静岡県沼津市へ。次のライブの衣装を「海の色」にしたいカノンが持ってきたデザイン画には、色が九つ。針の先生のルカーノは、日が沈むまでに一つだけ選ぼうと言った。
師匠はブレーキから教える
日曜の昼、郊外のレンタルカート場。ジンは今日も高校生のハヤテを「師匠」と呼び、ヘルメットを抱えて頭を下げる。峠の漫画を一気に読んできたジンに、ハヤテが最初に言ったのは、速さではなくブレーキの話だった。
小学校高学年の男子に薦めたい一作を3人が推す
夢か、勝負か、速さか。宇宙のハル、野球のカオル、カートのハヤテが、10歳から12歳の男の子に渡したい一作をぶつけ合った。31歳の主人公は高学年に早いのか。747話は長すぎるのか。三人とも一歩も引かなかった。
『ラ・ラ・ランド』二周目は渋滞から見る
ミサの二周目は、冒頭の渋滞とクラクションから始まる。同じ曲が鳴るたびに体はどちらを向くのか、季節の名前が出るたびに二人の距離はどう変わるのか。衣装担当のルカーノと、踊る人と縫う人の目で、一度目には流れて見えた場面を拾い直す。
『映像研には手を出すな!』二周目は手もとを見る
一周目は三人の空想に乗って、画面の中を一緒に飛び回っていた。二周目に目を移したのは、描き直しの多い机、ときどき変わるリュック、そして直したところと直さなかったところ。作りかけの時間こそが、僕にとってのこの作品の見せ場です。
『【推しの子】』二周目はステージの光を数える
キャラを作って舞台に立つことの重さを知ったころに観たアニメ。二周目のカノンが数えたのは、ライブの照明の色と、同じ曲の二つの版と、客席のサイリウム。ライブハウスのいちばん後ろに立つゴウと、第1期を観なおします。
『宇宙兄弟』二周目は約束を数える
全99話は長い。だから二周目は、各話の題名だけを先に並べてみた。すると、何度も同じ言葉が顔を出す。約束、誓い、二人。兄と弟の遠回りが、題名の上にもう一本の道を描いていた。
聖地巡礼は十四か所のうち四か所
『宇宙よりも遠い場所』の舞台、群馬県館林市へ日帰りの旅。ハルの手帳には行きたい場所が十四か所、ナギの今日の体力は三か所ぶん。しょっぱいおにぎりと、帰り道の欄で一時間まちがえた時刻表。
五十八分の映画のあと羽根は二枚のまま
小さな映画館でアニメ映画『ルックバック』を観たカノンとレイ。客席で泣かないはずのカノンが泣き、泣いていないはずのレイの目も赤い。駅までの帰り道、話は映画から次のライブ衣装の羽根へ。三枚目の羽根は、今日も却下された。