凪のあすから
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『凪のあすから』置いていかれる側の気持ち
海の底の村と陸の町に分かれて暮らす少年少女の、青の御伽話。人を待たせる側だったタカシが、置いていかれる側の気持ちを初めて自分のこととして見た作品です。スイと、言葉にならない気持ちの話をしました。
『凪のあすから』二周目は黙る人を見る
一周目の私は、誰が誰を好きなのかの矢印を必死に追っていた。二周目は、矢印を口に出さない人のほうが気になった。言わないことで関係を守ろうとした人たちの、静かな顔の話です。
眠れない夜に『凪のあすから』を一話だけ
大切な人を失い、家族とも離れて暮らすようになったころ。タカシは毎晩、台所のテーブルで朝を待っていました。そこで出会った海の底の物語と、自分と交わした小さな約束の話を、ガクが聞きました。
挫折したときに薦めたい作品を3人で選ぶ
立ち上がる話か、休む話か、暮らしを整える話か。ナギは「今日は一話だけ」、ルカは「まず住む場所とごはん」、タカシは「思いどおりにならない時間の物語」を推した。挫折した夜に戦記を薦めかけたタカシは、途中で自分の癖に気づいた。
振り返る歌と立ち止まる歌
1974年に出た歌を28歳のナギが鍋をかき混ぜながら歌い、2013年のアニメの歌を52歳のタカシが帰りの車で一度だけ聴く。昭和の歌と2010年代の歌を、歌詞を引かずに読み比べたら、年齢と歌の向きがあべこべだった。
眠れない夜のスレッドに、知らない四人がいた
深夜二時、匿名掲示板に立った「眠れない夜に観て、朝まで止まらなかったアニメ」のスレッド。ライブ帰り、パジャマ、夜明け前の早起き、朝稽古前。名前の欄が空いたままの四人は、互いが誰かを知らないまま、同じ夜に話しかけていた。
『スター・ウォーズ』で師と弟子の約束を思う
子どものころ、父と映画館で見た宇宙の物語。大人になって見返すと、追いかけていたのは英雄ではなく、若者を導く側の背中でした。タカシが、ハルの一言に立ち止まりながら、師と弟子の物語として語ります。
『機動戦士ガンダム』で敵の背中を見た
小学校の高学年で出会ったロボットアニメ。驚いたのは主人公の機体ではなく、敵の側にも部下と暮らしがあることでした。タカシが6選の一本目を、戦争を指揮官の背中で見るようになった原点として語ります。
『銀河英雄伝説』で有能とよい上司を分けて読む
学生時代、仲間と夜通し語り合った宇宙の大長編。読み返すたびに、有能な指揮官はよい上司なのかという問いの答えが変わります。タカシが、ミコの辛口に助けられながら、二つの物差しで読む楽しみを話します。
横山光輝『三国志』で人を集める重さを知る
中学生のとき、学級委員を引き受けたころに読んだ歴史漫画。人を集める力と、集めた人を守る責任は別の重さでした。タカシが、言葉や国をまたいで読むノアと一緒に、第1巻の入口を語ります。
『五等分の花嫁』は分析しないで見る
戦記とSFを何度も見返すタカシが、夜に一本だけ静かに見ているのが、五つ子のラブコメディです。この作品だけは分析しないと決めている理由を、関係の読みが得意なレイの見立てに感心しながら話します。
作品データ
- 監督
- 篠原俊哉
- 制作
- P.A.WORKS
主題歌・音楽
- オープニング
- 「lull〜そして僕らは〜」 Ray
- エンディング
- 「アクアテラリウム」 やなぎなぎ
作品の画像・ポスター・キャラクター画像は、権利が確認できるまで掲載しません。表紙の代わりに文字カードを表示しています。