京都アニメーション
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このタグの記事によく出てくる作品
『たまこラブストーリー』二度目は糸の音を聞く
一度目は、商店街の色とお餅の白さに見とれていた。二度目は、窓と窓をつなぐ一本の糸と、そこを通る声ばかり気になった。言葉が届くまでの距離を、音で測り直すノート。ネタバレは畳んであります。
『CLANNAD』二周目は古河パンの食卓から
坂道で始まる学園の物語を、漁師のゲンと妻のシズカが台所で見直した。一回目は笑って流した売れ残りのパン、ヒトデの彫刻、家に帰りたくない夜。二周目に目で追ったのは、若い二人を支える大人たちの背中だった。
『けいおん!』の唯はギターに名前をつけた
「かわいい」という理由で選んだギターに名前をつけて、大事にする。昼の公園で「楽器って何から始めればいいの」と聞いてきたアカリに、ジンが『けいおん!』の楽器の話と、記録を作ったキャラクターの歌の話をしました。
『きみの色』は色と音が混ざる場所
人の気配が色で見える主人公と、三人で鳴らす音。色と音が同じ画面で混ざり合う。イロハの6選の六本目は、帰り道にその日の色を書き留めたくなった映画『きみの色』です。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を二周目に聞き直す
一周目の私は、あの言葉の意味がいつわかるのかを待ちながら観ていた。二周目は、答えを知っているぶん、言葉の手前の沈黙と、名前の呼び方と、画面の光のほうへ耳が向く。監督たちが各話に寄せた言葉を手がかりに、もう一度13話をたどります。
『氷菓』二周目は推理の外側を歩く
一周目の僕は、謎が出るたびに奉太郎より先に答えを当てようとしていた。二周目は答えを知っている。だから見えるのは、謎のまわりにいた人たちの顔と、その外側で黙っていた人たち。22話を地図のように広げて、もう一度歩きます。
二度目の『リズと青い鳥』は題名を疑って観る
一度目は、二つの足音に耳をすませた。二度目は、題名に入っている二人のどちらが誰なのかを疑いながら、音楽の曲名と、笑顔の作り方と、同じ声を聞き直す。結末まで観た人向けの、色と音の見直しノート。ネタバレは畳んである。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』言葉になるまで
誰かの想いを、手紙の言葉にして届ける仕事。働き始めてから出会ったこのアニメは、言葉になるまでの時間をそのまま大切にしてくれる作品でした。スイが好きな理由を、展開に触れずに話します。
返事を書けなかった冬と一話ぶんの手紙
働き始めて二年目の冬、スイは友だちからの大事なメッセージに、何週間も返事ができませんでした。その夜ごとに一話ずつ観ていたのが『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。聞き手はレンです。
『氷菓』が小さな「なんで?」を許してくれた
大きな事件が起きなくても、考えたくなる謎はある。レンの6選、6本目は『氷菓』。学生時代の後半に出会って、考察の対象を日常の隅々まで広げてくれたアニメについて、謎の中身には触れずに書きます。
『リズと青い鳥』は足音から始まる
台詞よりも先に、二人の足音が聞こえてくる。沈黙を「何も起きていない時間」だと思っていたイロハが、余白を眺める楽しさを知った一本。足音、絵本の筆ざわり、指先のしぐさから、好きな理由をひとつずつ置いていきます。