ドラマ
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このタグの記事によく出てくる作品
仕事で失敗したときに薦めたい作品を3人で選ぶ
失敗は記録して直すのか、責めずに忘れるのか。古本屋の店番イツキが発送でしたミスを前に、手順を組むレンと、出張中に店に寄った記録の人トキワが作品を出し合った。手順が正しくても、結果がまちがうことはある。
思春期の子の親に薦めたい一作で3人が割れる
成人した一人娘のいるガク、ハルを一人で育てたミサ、5人の子を育てるシズカ。思春期の子を持つ親に一作ずつ渡した。美大を目指す不良優等生か、16歳で娘を産んだ母が主人公のドラマか、マリラの側から観るアンか。子どもに口を出すかどうかで、三人は最後まで割れた。
親になったときに薦めたい一作を縁側で選ぶ
子ども5人を育てたゲンとシズカの夫婦、若くしてハルを産み育てたミサ。海辺の町の縁側で、親になったばかりの人に一作ずつ渡した。ゲンが船の上で泣いた映画か、料理のできない父の漫画か、契約結婚から始まるドラマか。泣かせる作品を薦めるかどうかで、夫婦の意見まで割れた。
出張先のホテルのバーで陪審員の話を
駅前のホテルの、カウンターだけの小さなバー。白い外套の人は炭酸水を頼み、革の手帳を開いた。隣に座った旅の途中のノアが、テレビの法廷ドラマの話をふると、その人は返事より先に、ノアの言葉を書き取りはじめた。正しい手続きと、正しい結論の話。
日曜の昼に母と息子は一話ずつ交換する
借りた鍋を返しに来たハルは、母のミサに「今日の気分は?」と聞いてから、バレーボールの漫画を差し出した。ミサは月曜の夜のドラマで応戦する。かみ合わない二人が、昼ごはんのあとに一話ずつ交換して観た。感想は、やっぱりかみ合わなかった。
すれ違いの振付と衣装合わせ
発表会で踊る、二人組の恋の踊り。振付はミサ、衣装はルカーノ、踊るのは振りを覚えるのが遅いイロハ。昼のスタジオで仮縫いの裾を直しながら、三人は韓国のドラマと、服を作る漫画の話を始める。すれ違いは、どうやったら体で見せられるのか。
アトリエの仮縫いで不時着の話
原宿のアトリエで、ミサの舞台衣装の仮縫い。ルカーノは褒め、ミサは締め切りを聞き、カノンは針を三回落とす。韓国ドラマと、美大を目指す高校生の漫画と、廃校を救うアイドルのアニメ。待ち針の数だけ、話が脱線していく。
失恋したときに薦めたい作品で泣くか笑うか
思いきり泣ける恋の話を浴びるべきか、何も起きない笑いで一晩をやり過ごすべきか。恋もドロドロも愛するミサ、強がりのジン、聞き上手のカオルが、カウンターで一歩も譲らなかった。最後に、ジンが一冊の少女漫画の名前を口にした。
『冬のソナタ』二周目は星の名前を数える
母と並んで夢中になった、私の最初の韓国ドラマ。一周目は泣くので忙しかった。二周目、私が追いかけたのは、北の星の名前と、音楽室のピアノと、まだ建っていない家の図面。昔なじみのシズカと、すれ違いの仕掛けを読み直すわ。
『愛の不時着』二周目はクレジットの後を観る
一周目、私は各話の最後で再生を止めていた。二周目、クレジットのあとまで観て、声が出たわ。スイスの橋、一曲のピアノ、壊れたカメラ。衣装担当のルカーノと、住む世界の違う二人が出会う前の話を読み直す。
整形外科の待合室で背筋が二本
足首をひねったミサと、手首を傷めたシズカ。火曜の朝の整形外科で、二人は並んで番号を待つ。隣の男の子のタブレットには、体の中の細胞が働くアニメ。好きなドラマの話はやっぱりかみ合わないけれど、ミサはシズカの「働いた年数」の話だけは、聞き流さなかった。
アニメが苦手な人に、バーテンダーは何を出すか
雨の水曜、カオルの店。アニメは苦手と言い切るミサに、ルカーノは真面目な一本を勧めて空振りする。カオルがカクテルを選ぶように選んだ一本には、ミサの目の色が変わった。閉店の札を裏返したあと、カオルの言葉も少しだけ変わる。