ろくでもない人が出てくる作品ほど、最後まで見届ける。それが私の観方。20本の並べ方は、気分ごとのまとまり。最初の5本は、全員だめだけど誰も見捨てない、入りやすいやつ。次の5本は、正義の看板を掲げる側が、誰に代償を払わせてるかを見せてくる作品。そのあと、社会の底のほうで筋を通す人たちの話を4本。疲れたら、笑うしかない日の3本。最後は、流れ者と、汚れた街のかっこいい大人たち。正直に言うと、自分よりダメな人を見て安心したい気持ちも混ざってる。でも見てるうちに、その人の必死さが見えてくる。結局いちばん刺さるのは、そこ。血や暴力の多い作品には、一言ずつ注意を書いておいた。
全員だめ、でも見捨てない
1番目のおすすめ: この素晴らしい世界に祝福を!
- 選んだ理由
- 異世界に行っても、だめな人はだめ。女神は役に立たないし、仲間はそれぞれ偏りすぎてる。でも誰も見捨てない。ダメ人間を見る楽しさの、いちばん入りやすい入口。笑ってるうちに情が移る。
- こんな時に
- 家で仕事を始めたばかりで、何もできない日が続いたころに観た。主人公の、文句を言いながら結局助けに行く感じ。わかる。私も文句だけは一人前。
- 好きなところ
- いや、主人公がけっこう最低なんだよ。言うことがせこい。でも、そのせこさを隠さない。仲間の欠点を「直せ」とは言わない。撃ったら倒れる爆発魔法とか、使い道がないにも程がある。それを笑いながら、ちゃんと居場所にしてる。そこなんだよ。
- ハマるワンポイント
- 異世界に行くきっかけからして、ひどい。そこで笑えたら、この作品とは合ってる。合わなかったら、それはそれで正常。
2番目のおすすめ: ガヴリールドロップアウト
- 選んだ理由
- 首席の天使が、地上でゲームにはまって堕落する。悪魔のほうが真面目で、よっぽど親切。看板と中身が逆。肩書きで人を判断する世の中への、ゆるい反論みたいな作品。看板は、あてにならない。
- こんな時に
- 部屋から出られない日の自分を、少し笑えるようになったころ。ゲームで夜を明かす天使を見て、ちょっと安心した。天使でもこうなら、私もまあいい。
- 好きなところ
- 天使なのに部屋は散らかり放題、口は悪い。でも、悪魔の子が困ってると、文句を言いながら手を貸す。善とか悪とかの肩書きで人を決めない作品。だらしない格好でゲームしてる天使、私は他人とは思えない。いや、他人だけど。
- ハマるワンポイント
- 短い話の積み重ね。疲れた夜に一話だけ、が正しい観方。二話目からは自己責任。止める自信がある人だけ。
3番目のおすすめ: 私がモテないのは どう考えても お前らが悪い!
- 選んだ理由
- 人とうまく話せない女子高生の、ひたすら痛い日々。見てるこっちが恥ずかしい。でも、その恥ずかしさから逃げない作品。笑っていいのか迷う。迷っていい。痛いのは、正確だから。
- こんな時に
- 正直、観るのがつらかった。コンビニで「袋いらないです」しか言えなかったころの自分が、そのまま画面にいたから。途中で一回止めた。
- 好きなところ
- 頭の中で練習した台詞が、口に出すとまるで違う形になる。その落差の描き方が正確すぎて、笑うと同時に胃が痛い。それでも作品は、主人公をばかにしない。痛さを笑いにしながら、本人の必死さもちゃんと映してる。そこは信用できる。
- ハマるワンポイント
- 最初の数話は痛さに耐えて。主人公の心の中のツッコミの鋭さに気づくと、急に好きになる。
4番目のおすすめ: 荒川アンダーザブリッジ
- 選んだ理由
- 人に借りを作るのが何より嫌いなエリート青年が、河川敷で暮らす変な人たちの中に住むことになる。自称河童の村長、自称金星人。社会の外にいる人たちの、ちゃんとした暮らし。
- こんな時に
- 外に出るのが近所のコンビニまでだったころ、ここなら住めるかもしれない、と本気で思った。家賃の心配がなさそうなのも、魅力だった。
- 好きなところ
- 河川敷の住人は、誰も自分の過去をちゃんと説明しない。それでいい、という空気がある。社会の物差しを持ち込んだ主人公が、だんだん物差しを手放していく。いや、手放しきれないところも含めて、いい。変な人を、変なまま受け入れる場所。
- ハマるワンポイント
- 一話目の主人公の面倒くささに耐えたら、住人が一人出てくるたびに、どんどん楽しくなる。
5番目のおすすめ: ノラガミ
- 選んだ理由
- 社もない、ほとんど誰にも知られていない神様が、安い依頼を引き受けて食いつなぐ。神様なのに、生活が苦しい。だらしないけど、仕事は断らない。そこだけは、ちゃんとしてる。
- こんな時に
- 安い仕事でもいいから誰かに頼られたい、と思ってた夜に観た。勝手に親近感を持った。神様でもそうなのか、って。神様のほうが、営業がうまい。
- 好きなところ
- 主人公の神様、言動が軽くて調子に乗りやすい。でも、そばにいる子が困ったとき、ちゃんと向き合う。だらしない大人が、ここぞという場面で筋を通す。私の好きな型。刀を振る場面の動きも、ちゃんとかっこいい。そこは素直に言う。
- ハマるワンポイント
- 相棒になる少年が出てくるまでは観て。そこから本番。たぶん、そこで好きかどうかが決まる。
正義の看板の裏側
6番目のおすすめ: 魔法少女まどか☆マギカ
- 選んだ理由
- 魔法少女になる代わりに、願いを一つ叶えてもらえる。いや、その契約、ちゃんと読んだ? 正しさの仕組みが、誰に代償を払わせているかを見せる作品。可愛い顔をして、中身は容赦ない。
- こんな時に
- 中学生のころ、正しさを決める仕組みに本気で腹が立つ日々の中で観た。この作品にも静かに腹を立てていた。いまも、観るたびに同じところで腹が立つ。
- 好きなところ
- かわいい絵柄と、切り貼りしたような異様な空間の落差。契約を持ちかける側の、感情のない話し方が本当に嫌い。嫌いだから、見る価値がある。少女たちはそれぞれの理由で戦う。その理由を、作品は一度も笑わない。そこは誠実。
- ハマるワンポイント
- 最初の数話だけでいい。この作品が何の話なのかは、そこでわかる。そこからは、もう戻れない。
7番目のおすすめ: コードギアス 反逆のルルーシュ
- 選んだ理由
- 大国に支配された国で、人に命令できる力を手に入れた少年が、反逆を始める。正義を掲げて戦う人は、その正義のために誰を犠牲にするのか。そこを、ずっと問いかけてくる作品。
- こんな時に
- あとから一気に観た。夜中、次の話を止められなかった。止めなかったのは私の意思です。朝になって、少しだけ後悔した。後悔は、たいてい朝に来る。
- 好きなところ
- 主人公、めちゃくちゃ頭がいい。でも、その頭のよさがどこか危うくて、そこが好き。作戦の気持ちよさと、その作戦に巻き込まれる人の顔が、ちゃんと両方描かれる。正義の言葉が大きくなるほど、観てる私の声は静かになる。
- ハマるワンポイント
- 物語の入口で、主人公が力を手に入れる。その力の「使い方の癖」を覚えておくと、ずっと楽しい。
8番目のおすすめ: 約束のネバーランド
- 選んだ理由
- 優しい「ママ」に育てられる、孤児院の子どもたち。いや、何も言えない。一話目を観て。大人が作った仕組みに、子どもがどう向き合うか。それだけ言っておく。知らずに観て。
- こんな時に
- ゲームでも近道の悪い選択肢を選ばない私は、誰も置いていかない、という選び方にずっと肩入れしてた。効率が悪いほうが、正しいときもある。
- 好きなところ
- 穏やかな日常の絵が、ある場面を境に、まったく別のものに見えてくる。子どもたちが頭を使って、大人と向き合う。その中で、効率より仲間を選ぶ主人公の頑固さ。私はそこに弱い。賢い子が、優しさを捨てないのがいい。
- ハマるワンポイント
- 一話目は最後まで観て。それだけ。途中で止めるのが、たぶんいちばんもったいない。ほんとに。
9番目のおすすめ: ONE PUNCH MAN ワンパンマン
- 選んだ理由
- 強くなりすぎて、どんな敵も一撃で倒してしまうヒーロー。なのに、世間にはなかなか評価されない。正義が組織と人気で決まる世界の、ばかばかしさ。笑えるのに、ちょっと痛い。
- こんな時に
- 何を頑張っても誰にも見られてない気がした日に観た。強いのに報われない主人公の無表情が、やけに沁みた。無表情なのに、ちゃんと優しい。
- 好きなところ
- 戦いの場面の作画の勢いがすごい。なのに主人公は、スーパーの特売の心配をしてる。その落差で笑う。でも、順位や人気にこだわる人たちの中で、主人公だけが「助けたかったから」で動く。看板じゃなくて、行動の筋。そこなんだよ。
- ハマるワンポイント
- 順位にこだわる他のヒーローたちとの対比に注目すると、ただのギャグじゃなくなる。ほんとに。
10番目のおすすめ: 東のエデン Air Communication
- 選んだ理由
- 記憶をなくした青年が、とんでもない額のお金が使える携帯電話を持っている。そのお金の使い道が、この国のゆくえにかかわってくる。働いていない若者が社会からどう見られ、どう扱われるかに、ちゃんと向き合ってる。
- こんな時に
- 部屋から出られなかったころ、「役に立たない若者」という言葉を見るたびに傷ついてた。この作品は、その言葉に別の答えを出してくれた。
- 好きなところ
- 働いていない若者たちが、それでも何かを引き受けようとする。主人公の、根拠のない明るさが好き。大人たちの正しさと、若者の居場所のなさ。どっちも笑わずに描いてる。そこは、私が信用するところ。ここは譲れない。
- ハマるワンポイント
- 一話目の主人公に引かないで。そこを越えたら、話はずっとまじめ。たぶん。いや、まじめ。
底のほうで、筋を通す
11番目のおすすめ: チェンソーマン
- 選んだ理由
- 借金を背負って底辺で生きてきた少年が、悪魔を狩る仕事に就く。夢が、パンにジャムを塗りたいくらい小さい。その小ささを、作品はばかにしない。私もばかにしない。そこが好き。
- こんな時に
- 親の暮らしの支払いを済ませた夜、少しいいお酒を開けて観た。主人公の夢の小ささに、なぜか乾杯したくなった。グラスを画面に向けた。
- 好きなところ
- 主人公はだらしなくて、欲に正直で、考えが浅い。いや、それは違う。浅いんじゃなくて、考える余裕がなかっただけ。彼が置かれた境遇には、ずっと腹が立つ。暗い色の画面に、急にばかな場面が入るテンポがいい。血がとにかく多いので、そこは覚悟して。
- ハマるワンポイント
- 一話目で、主人公の暮らしの底を見ておいて。そこを知ってると、全部の場面の見え方が変わる。
12番目のおすすめ: 東京ゴッドファーザーズ
- 選んだ理由
- 路上で暮らす三人が、クリスマスに赤ちゃんを拾う。三人とも言い訳だらけで、過去から逃げてる。でも、赤ちゃんのためには全力で走る。逃げ足が、そのまま走る力になる。そこがいい。
- こんな時に
- 年末、人混みが怖くて外に出られない夜に観る。毎年じゃないけど、観ると少しだけ年が越せる。三人のほうが、よっぽど外を歩いてる。
- 好きなところ
- 三人のケンカのテンポがめちゃくちゃ面白い。路上で暮らす人たちが社会からどれだけ雑に扱われてるか、作品は目をそらさない。でも三人を「かわいそうな人」にもしない。ずうずうしくて、うるさくて、ちゃんと尊厳がある。その人が弱いことと、雑に扱っていいことは、別。
- ハマるワンポイント
- 偶然が重なりすぎる展開も、この映画の味。三人の言い訳のうまさに注目して。真似はしないで。
13番目のおすすめ: 鉄コン筋クリート
- 選んだ理由
- 古い街で暮らす、親のいない二人の少年。開発と暴力から、自分たちの街を守ろうとする。弱い人の居場所を、誰が奪うのか。私は、そこから目をそらせなかった。観終わっても、しばらく引きずる。
- こんな時に
- 部屋で過ごす時間ばかり長かったころの自分を、少しだけ肯定してもらえた気がした映画。居場所は、狭くても居場所。そう思えた。
- 好きなところ
- 街の看板、路地、空を飛ぶみたいな二人の動き。ごちゃごちゃした街の絵が、生きてる。一人は強くて、一人は無邪気。お互いの欠けたところを埋め合ってる関係が、見ていて苦しくて、いい。暴力の場面が多いので、そこは覚悟して。
- ハマるワンポイント
- 看板や落書きの細かさに目を向けると、二人がこの街をどれだけ好きかがわかる。そこが入口。
14番目のおすすめ: 闇金ウシジマくん
- 選んだ理由
- 法外な利息で金を貸す男と、借りる人たち。お金の話が、人を雑に扱う話に変わる瞬間を、これでもかと描く漫画。読むと、財布の中身より先に、心が減る。読み終えたら、少し深呼吸を。
- こんな時に
- 親の暮らしを支えるようになって、お金の話に前より敏感になった。読むのはつらい。でも、目をそらすほうがもっと怖い。だから読む。
- 好きなところ
- 借りる人たちが、だいたいどうしようもない。言い訳、見栄、逃げ。私は最初、見下して読んでた。でも読み進めると、その人たちの必死さが見えてきて、結局いちばん傷つくのは私。金貸しの、感情の読めない顔のコマが怖い。
- ハマるワンポイント
- 章ごとに借り手が変わる。気になる章から読める。気分のいい話ではない。そこは期待しないで。
笑うしかない日に
15番目のおすすめ: さよなら絶望先生
- 選んだ理由
- 何かあるたびに絶望する先生と、問題だらけの生徒たち。社会の小さな理不尽を、片っ端から笑いに変えるブラックコメディ。先生がうるさいほど、こっちは静かになれる。毒は、正確。
- こんな時に
- 世界なんて終わればいい、と思った夜に観る。先生が先に絶望してくれるので、私は少し楽になる。代わりに叫んでもらってる感じ。
- 好きなところ
- 画面のあちこちに、細かい文字の小ネタが埋まってる。一時停止して読むのが楽しい。平たい色と、大きな文字を多用した画面。毒は強いけど、誰か一人を笑いものにはしない。毒の向け先が、だいたい「仕組み」なんだよ。そこが信用できる。
- ハマるワンポイント
- 一回目は流れで観て、二回目は画面の文字を止めて読む。それが正しい二周目。三周目もある。
16番目のおすすめ: デュラララ!!
- 選んだ理由
- 大きな街に集まる、変な人たち。首のないライダー、自販機を投げる男、人間を観察して楽しむ情報屋。ネットの書き込みと街の噂が混ざって、事件になる。居場所のない人が、街に集まる話。
- こんな時に
- 夜中にネットの感想を読みあさってた私には、画面の中のチャットの場面がやけにリアルで笑えた。文字だけのほうが本音が出る。わかる。
- 好きなところ
- 群像劇で、視点がどんどん変わる。誰が主人公とも言いにくいし、全員ちょっとずつおかしい。人間を観察して遊ぶ情報屋は、ほんとに嫌い。嫌いだけど、目が離せない。人を駒みたいに扱う人と、それにちゃんと怒る人。両方描いてるから信用できる。
- ハマるワンポイント
- 最初の数話は視点がばらばらで混乱する。名前を覚えずに、街の噂として聞いてて。そのうち、つながる。
17番目のおすすめ: 聖☆おにいさん
- 選んだ理由
- 世界中で知られた聖人二人が、下界でバカンス中。安いアパートで節約しながら、のんびり暮らす。こんなに偉い人たちが、こんなにだらだらしてる。救われる。ほんとに。肩の力が抜ける。
- こんな時に
- 片付けもお風呂も後回しにした休日に読む。偉い人もだらだらしていいんだ、と勝手に許された気分になる。別に許されてはいない。
- 好きなところ
- 二人が、人混みや行列やちょっとした買い物で戸惑う。その戸惑いに、すごく親近感がある。店員さんを呼ぶのに勇気がいるの、わかる。笑いの中に、他人を責めない穏やかさがある。毒のない作品も、たまにはいい。たまには。
- ハマるワンポイント
- 短い話の連続。宗教の知識はいらない。知ってると笑える小ネタが増えるだけ。知らなくても笑える。
流れ者と、汚れた街
18番目のおすすめ: カウボーイビバップ
- 選んだ理由
- 宇宙の賞金稼ぎたち。みんな、金がない。みんな、どこか過去から逃げてる。それでも、ここぞというときの筋だけは曲げない。だらしない大人の、かっこよさの見本。憧れる。なれないけど。
- こんな時に
- 高校のころ、深夜にゲームの合間に観た。誰も傷つけない道を意地で選んでた時期で、筋の通し方の参考にしてた。いまも、たまに観る。
- 好きなところ
- 宇宙船で暮らしてるのに、食事まで貧しいくらい金がない。そこで笑う。音楽の場面の気持ちよさも抜群。仲間なのに、互いに干渉しすぎない距離感。その距離感が、私にはちょうどいい。だらしないのに、絵になる。そこがずるい。
- ハマるワンポイント
- 一話完結の回が多いから、どこからでも。でも主人公の過去に関わる回は、順番に観たほうがいい。
19番目のおすすめ: サムライチャンプルー
- 選んだ理由
- 乱暴な流れ者と、無口な浪人と、ひまわりの匂いのする侍を探す少女。三人とも、まともな理由で旅をしてない。ちぐはぐな旅の物語。三人とも人のために動くのが下手。でも、動くときは動く。
- こんな時に
- 誰とも話さない日が続いたあと、三人がケンカしながら同じ方向に歩く画面に、少しだけ外の空気を感じた。画面の中なら、旅に出られる。
- 好きなところ
- 時代劇なのに、ヒップホップの音で場面が切り替わる。そのちぐはぐさがいい。三人とも人に頭を下げないし、言うことも聞かない。でも、弱い人が踏みにじられる場面では、なんだかんだで刀を抜く。筋を通すのに、正義の看板はいらない。
- ハマるワンポイント
- 最初の数話は、続けて観て。そこで三人の筋の通し方が、だいたいわかる。気に入ったら、最後まで行ける。
20番目のおすすめ: ドロヘドロ
- 選んだ理由
- 魔法で頭をトカゲにされた男が、自分の記憶を探す。汚い街、血、ギョーザ。全員ろくでもないのに、仲間は見捨てない。魔法使いの側も、その周りも、全員ちょっとずつ変。そこがいい。
- こんな時に
- 散らかった部屋で、冷凍ギョーザを焼きながら読んだ。片付けは、また今度。読み終わるころには、ギョーザが少し焦げていた。焦げ目も悪くなかった。
- 好きなところ
- 汚れまで含めて、絵の描き込みが楽しい。敵側の人たちが職場の仲間みたいに仲良くて、そっちにも肩入れしてしまう。善悪より、誰が仲間を大事にしてるかで読む漫画。グロテスクな場面は多いので、苦手な人は無理しないで。
- ハマるワンポイント
- 序盤の、ギョーザ屋の場面で好きになれたら、もう大丈夫。そこで無理なら、無理しないで。
ダメな人を見に来たのに、ちゃんと生きてるじゃん。たぶん20本とも、そういう話。今日は立派な主人公に励まされたくない人に。
