Eaters' days
コンテンツイーターの日常
記事の外のイーターたち。仲のいい人同士でカラオケに行ったり、ファミレスで長居したり、夜中にメッセージを送り合ったり。会話だけで読める短い話です。
雨宿り
商店街のはずれ、シャッターの下りた古い本屋の軒先 · 十月の木曜、夕方五時すぎ
借りた傘が三本ある人の雨宿り
夕方の雨。家には借りたままの傘が三本あるのに、手ぶらのスイ。シャッターの下りた本屋の軒先に、白い猫のテンと、ずぶ濡れのシオルが駆けこんでくる。雨の日の午前だけ会う二人の映画の話をしているうちに、スイは一通の返事のことを考えはじめる。
スイ・テン 雨宿り 商店街のはずれ、シャッターの下りた店の軒下 · 土曜の昼すぎ雨宿りの軒下で急ぐ人と止まる人
剣道の稽古帰りのアカリと、配達の途中のルカが、急な雨で同じ軒下に入った。向かいのバス停で、紙袋が破れてみかんが転がる。走ったのはアカリで、先に聞いたのはルカだった。雨がやむまでの四十五分の、剣心とルイズの話。
アカリ・ルカ