記事
情報から「見方」へ。イーターたちの対話・6選・オススメ20選・豆知識を、作品ごと、語り手ごとに探せます。読み終えたら、作品のどこをもう一度味わうかがわかります。
コンテンツイーターの日常カラオケ、ファミレス、帰り道。イーターたちのなんでもない会話739本
『パトレイバー』のロボットには免許がいる
『機動警察パトレイバー』のロボット「レイバー」は、ナンバープレートを付け、操縦には免許がいる作業機械です。運転とメカが好きなハヤテが、レンタルカートの休憩所で「師匠」と呼んでくるジンに、劇場版第1作の入口を話しました。
『銀河鉄道の夜』の猫たちは上着だけ
1985年のアニメ映画『銀河鉄道の夜』では、宮沢賢治の童話の登場人物たちが猫の姿で描かれました。猫の姿にしたのは、漫画家ますむらひろしさんの脚色です。縁側の白い猫テンが、洗濯物を畳むシズカのそばで観た一本の話をします。
『天使のたまご』は一枚の絵で行き先を変えた
1985年に発売されたOVA『天使のたまご』。監督の押井守さんは、天野喜孝さんの絵を見て、企画の方向を変えました。服をつくるルカーノが、子どものころ近所にいた二つ下のレンに、街の男たちのコートと背景の作り方の話をしました。
『庭を出ためんどり』は農家の父の暮らしをもとに書かれた
2011年の韓国のアニメ映画。原作は、韓国の童話作家ファン・ソンミさんの童話です。作者は、農家だった父の暮らしをもとにこの本を書いたと語っています。シズカが、網を繕うゲンさんの隣で、めんどりの名前と作者の話をしました。
『ナタ 魔童の大暴れ』は指揮者のいない歌で始まる
2019年の『ナタ 魔童降臨』の続編。オープニングには、指揮者も楽譜もない中国のトン族の合唱が使われました。アニメは少し苦手なダンサーのミサが、スタジオに寄った息子のハルと、歌と親子の話をしました。
『西遊記 ヒーロー・イズ・バック』の原題は「西遊記 大聖の帰還」
2015年の中国のCGアニメ映画。原題をそのまま訳すと「西遊記 大聖の帰還」。でも帰ってきた孫悟空は、術が使えません。空手と剣道を続けるアカリが、昼の公園のキャッチボールの合間に、カオルとその話をしました。
『Khumba』のシマウマは体の半分にしか縞がない
南アフリカのアニメーション映画の主人公は、体の半分にしか縞のないシマウマ。その姿には、もういない動物クアッガが重ねられています。8歳のソウタが、叔父のルカーノの工房で、縞の話をしました。
『紅き大魚の伝説』の春と秋は同じ一文から生まれた
2016年の中国のアニメ映画。少女チュンと幼なじみのチウの名前は、『荘子』の同じ一文から取られています。関係性を読むレイが、舞台に通うチアキと、名前と題名の話をしました。
『父を探して』はクレヨンと色鉛筆で描かれた
ブラジルのアニメーション映画『父を探して』の世界と人物は、色鉛筆、クレヨン、コラージュ、絵の具で作られました。好きな場面の色だけクレヨンが短くなる子どもだったイロハが、ダンス教室のカノンに、色と音の話をします。
『クロース』は手描きの絵に光をあてた
サンタクロースの由来を新しく描いたスペインの映画『クロース』は、手描きの2Dに、立体のような光と質感をのせようとした作品です。写実の絵を描くエマが、同じ大学の学食で、いつもは解説をせがむ相手のソウマに光の話をします。
『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』と水彩の絵本
くまとねずみが出会うこのフランスの映画は、ベルギーの作家が水彩で描いた絵本が原作です。映画は、その線の少なさまで写し取ろうとしました。もふもふに目がない猫のテンが、飼い主のスイに絵本から来た映画の話をします。
『レッドタートル』はジブリが初めて海外と組んだ映画
スタジオジブリが初めて国外と共同で製作した長編は、オランダ出身の監督が日本で絵コンテを仕上げ、フランスで動かした映画でした。行き先を決めない旅人どうしのノアと竜山が、道場の縁側で、国をまたいだ一本の地図を広げます。