53本 — #社会と制度 絞り込みを解除

わたしの6選

『86―エイティシックス―』と無いことにされた汚れ

国から人として数えてもらえない少年少女が乗る機体と、遠くの部屋で声だけを聞く指揮官。血の流れない戦争ということにされた戦場の、見えないはずの汚れを、模型の筆を持つユナが見つめます。6選の二本目。

ユナ × トウゴ 約5分
わたしの6選

『この世界の片隅に』は客席で育った

学生生活の最後の冬、小さな規模で始まった上映に、客として何度も通いました。観るたびに客席の顔ぶれが変わり、少しずつ席が埋まっていく。作品は客席で育つことがあるんです。副支配人のカグラが6選の四本目、劇場アニメの一本を語ります。

カグラ 約5分
日常

喫茶店の閉店まで中嶋陽子の話をした

水曜の夜、名画座のロビーで会ったガクの膝の上に、地図を折ったしおりの文庫があった。『十二国記』の中嶋陽子。アニメで観ていたイロハを相手に、ガクは小説の先の巻まで語り出す。核心のネタバレは畳んであります。

ガク × イロハ 約11分
アニメ・漫画の豆知識

『パトレイバー2』の東京は1993年の東京

『機動警察パトレイバー2 the Movie』の舞台は2002年の東京。でも映画の公開は1993年で、画面にはまだ完成していない橋や更地が映っています。制度と都市から作品を読むガクが、ライブ帰りのジンと、バーのカウンターで話しました。

ガク × ジン 約5分
アニメ・漫画の豆知識

『ファンタスティック・プラネット』の原作者は歯科医師

1973年のアニメーション映画『ファンタスティック・プラネット』の原作は、歯科医師がペンネームで書いたフランスのSF小説でした。世界の制度から作品を読むガクが、夜のバーのカウンターで、カオルに巨人の文明の話をしました。

ガク × カオル 約4分
アニメ・漫画の豆知識

『パトレイバー』のロボットには免許がいる

『機動警察パトレイバー』のロボット「レイバー」は、ナンバープレートを付け、操縦には免許がいる作業機械です。運転とメカが好きなハヤテが、レンタルカートの休憩所で「師匠」と呼んでくるジンに、劇場版第1作の入口を話しました。

ハヤテ × ジン 約4分
薦めたい作品会議

初めてチームを任されたときに薦めたい作品を3人で選ぶ

名将の物語か、現場で働く一人の話か、一室で議論を進める手続きの話か。社長のタカシと、制度を読むガクと、出張中の記録の人トキワが、初めて部下を持つ人に渡す一本を選んだ。リーダーは言い切る人なのか、言い切らない時間を守る人なのか。

タカシ × ガク × トキワ 約8分
日常

ジャズの流れる店で二人の見る大きさが違う

駅裏の小さなバーに、古いレコードの音が流れている。イロハは、音が胸のどこに当たるかの話をする。ガクは、その音を鳴らす人たちがどうやって食べていくかの話をする。同じジャズの映画と、同じ近未来のアニメ。二人は同じものを、まるで違う大きさで観ていた。

イロハ × ガク 約6分
日常

学食のカレーと世界の三分の一

昼休みの学食。窓ぎわの席でノートを開くソウマの前に、トレーを持ったエマが座る。頼まれたのは、帝国に反逆する少年のアニメの解説。嫌そうに引き受けたはずが、カレーが冷めるまで話は終わらない。

ソウマ × エマ 約6分
二周目

『逆境無頼カイジ』二周目は約束を数える

借金を背負った青年が、命がけのギャンブルに挑む全26話。一周目は勝ち負けに息を詰めた。二周目のミコが数えたのは、交わされた約束と、守った人と破った人。組織と上に立つ人の話に詳しいタカシと、第1期を観直す。

ミコ × タカシ 約6分
二周目

『チェンソーマン』二周目は誰が払うかを見る

悪魔と契約すれば力が手に入る。そのかわり、何かを払う。一周目は戦いの派手さに目を取られた。二周目のミコが数えたのは、借金、寿命、右目。制度の話になると長くなるガクと、全12話を観直す。

ミコ × ガク 約6分
二周目

『鉄血のオルフェンズ』二周目は団長の机を見る

一周目は機体の強さを追っていたタカシが、二周目に見たのは団長オルガの机の上でした。最初の同意、ひとりきりの参謀、支部への細い線、ほつれた制服、最後の約束。ハルを聞き手に、全50話を組織の物語として見直します。

タカシ × ハル 約7分
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