3人の会話

本番の前の時間がいちばん好き

ドラゴンに会いに行く前の素材集め、変身する前の気持ち、修行の毎日。本番より準備が好きな三人、ソウタとアカリとレイが「準備のどこがおもしろい?」を話しました。準備は一人でするもの、と思っていたアカリの見方が少し変わります。

こんな人に
本番より準備の時間のほうが好きな人へ。修行や変身前や素材集めの場面を、つい何度も見返してしまう人に。
ネタバレの範囲
ネタバレなし 各作品の公式の紹介にある設定だけに触れます。展開や結末には触れません
話している人
ソウタ × アカリ × レイ
主張の種類: 事実 作中の観察 根拠のある推測 解釈 好み
目次 全4節・約3分
  1. ソウタはそざいあつめ
  2. アカリは修行
  3. レイは衣装
  4. 準備は一人でするもの?

今回の問いは「本番の前の時間が好きなのは、なんで?」。8歳のソウタ、16歳のアカリ、そしてこの回の聞き手役も兼ねたレイの三人で話しました。作品の事実はレイが補います。展開には触れません。

ソウタはそざいあつめ

ソウタ

ぼくはマイクラ。エンダードラゴンにあいにいくまでが、いちばんたのしいの。そざいをあつめて、どうぐをつくって、おうちもつくる。好み

レイ

Minecraftの公式サイトは、このゲームを「自分だけの世界を探検し、夜を生き抜き、想像できるあらゆるものを作りましょう」と紹介してる。事実[1]

ソウタ

ほら、つくるって書いてある。ドラゴンにかつのは、さいごにちょっとだけ。じゅんびは、ずっと。ずっとのほうがながいから、ずっとのほうがすき。解釈

ソウタ

あと、プリキュアも。へんしんする前の、きもちのところがすき。へんしんしたらつよいけど、その前に、こわいけどやるってきめるところがあるの。好み

レイ

シリーズ最初の『ふたりはプリキュア』の公式の紹介では、正反対の二人が不思議な妖精と出会って、それぞれキュアブラックとキュアホワイトに変身する。変身の前には、まず出会いがあるんだよね。事実[2]

アカリは修行

アカリ

私は修行の場面。『鬼滅の刃』は、修行のところを何回も読む。体で覚えるしかない時間が好き。好み

レイ

少年ジャンプの公式サイトでは、大正の日本で、炭を売る心優しい少年・炭治郎の日常が、家族を鬼に殺されたことで一変して、鬼になった妹・禰豆子を元に戻すために旅立つ、と紹介されてる。事実[3]

アカリ

そう。だから強くなるしかない。で、修行って、一人なんだよ。誰も代わりに素振りしてくれない。自分で決めて、自分でやる。そこが好き。解釈

ソウタ

ひとりなの? マイクラは、みんなでやるとはやいよ。ぼくが木をきって、ともだちが石をほるの。好み

アカリ

ゲームはね。修行はさ、違うの。

レイは衣装

レイ

私の準備は衣装。『カードキャプターさくら』が原点。公式サイトのキャラクター紹介に、主人公のさくらがカードを探しにいくときの服は、すべて親友の知世が作っている、と書いてある。事実[4]

ソウタ

へんしんじゃなくて、つくってもらうの?

レイ

そう。さくらは、出かける前に、知世が準備した服を着る。準備の時間を、本人じゃない人が持ってる。ここから私の解釈だけど、この作品の準備は、二人でしてるんだと思う。解釈

アカリ

……二人で準備。

準備は一人でするもの?

ソウタ

ねえ、アカリちゃん。しゅぎょうのとき、だれもいないの?

アカリ

いないよ。……いや、待って。道場の帰り、母がおにぎり作ってくれてた。小さいころは、兄が道場まで迎えに来て、文句言いながら荷物持ってくれてた。それも準備だったかも。好み

レイ

炭治郎の修行の場面も、教える人がいて、見守る人がいる。素振りをするのは一人でも、その周りの準備は一人じゃない、っていう見方もできると思う。解釈

アカリ

……そうかも。私、修行は一人で耐えるものだと思ってた。でも、耐えてる私の横で、ずっと誰かが何か準備してくれてたんだ。今度から、修行の場面を読むとき、横にいる人も見る。解釈

ソウタ

それだったら、こんどアカリちゃんのしゅぎょうに、ぼくもいく。ボールひろうよ。かわりに、マイクラのそざいあつめ、てつだって。好み

アカリ

いいよ。運動は私が教える。ゲームはソウタが教えて。

レイ

交換条件、成立。……私は二人の準備の服を考えておく。動きやすいやつ。

準備の時間は、一人でしているようで、たいてい誰かが横で何かを用意してくれている。次に修行や変身前の場面を見るときは、横にいる人も見てみてください。

この記事の作品

鬼滅の刃
アニメ 2019 · TVシリーズ #アクション #ファンタジー
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