ソウタの6選、四本目は『プリキュアシリーズ』。一つの作品ではなく、シリーズとして挙げています。聞き手はレイ。シリーズの事実は、東映アニメーションのプリキュアシリーズ公式ポータルから補います。各作品の展開には触れません。
お姉ちゃんのリボン
年長さんのとき、おねえちゃんといっしょに見てた。おねえちゃんのリボンをかりて、へんしんのポーズをきめたの。喜好
リボン、どこにつけたの。
うで。かみがみじかいから。
いい判断。衣装は、自分の体に合わせて置き場所を変えていいんだよ。解讀
毎年かわるシリーズ
プリキュアは、まいとしかわるの。だから、まえのも見たくなって、おねえちゃんと古いのも見た。いまは、ぼくのほうがくわしいかも。喜好
あたらしいのがはじまる前の日は、ちょっとねむれない。喜好
わかる。私も推しの新情報の前の日は、ずっとそれ。
同じページには、もとは未就学の子ども向けに放送されてきたアニメだけれど、世代や性別を超えてたくさんの人に応援してもらってきた、とも書いてある。事實[1]
ぼくのクラスでも、見てる子いるよ。おとこの子も、おんなの子も。
いちばん最初のプリキュア
第1作の『ふたりはプリキュア』は、私が四歳のときに始まって、一年やってた。公式の紹介では、趣味も性格も正反対なクラスメイトの美墨なぎさと雪城ほのかが、不思議な妖精と出会って、キュアブラックとキュアホワイトに変身する。事實[2]
2004年2月1日〜2005年1月30日放送
1話の名前、知ってる? へんしんして、びっくりしてるやつ。
公式ポータルだと、第1話は「私たちが変身!? ありえない!」。……ソウタ、本当に詳しいね。事實[2]
へんしんする前のきもち
ぼくがすきなのは、へんしんする前。こわいとか、どうしようとか思ってて、でも、やるって決めるところ。そのあとのへんしんは、もうかっこいいの決まってるから。喜好
変身の場面は、衣装と音と動きが全部そろって気持ちいい。でもその手前で、決めるまでの顔がちゃんと描かれるから、変身が「着替え」じゃなくて「決心」に見えるんだと思う。解讀
けっしん。それ、ぼくが言いたかったやつ。
言葉、取っちゃった。ごめん。
いいよ。ぼくのにする。
あと、ふたりでへんしんするのがいい。ひとりだとこわいけど、ふたりならできるでしょ。解讀
へんしんの服
プリキュアの服って、ドレスとちょっとにてるの。スカートがふくらんでて、リボンがいっぱい。でも、走れるようになってる。喜好
そこに気づくの、さすが。かわいいと動けるを、一着の中で両立させてる。衣装を作る側から見ると、それってかなりの技術なんだよ。解讀
ふたりはプリキュアは、名前がブラックとホワイトでしょ。服も、名前の色になってる。作品中的觀察
名前と色がそろってると、小さい子でもすぐ見分けられる。私は色だけじゃなくて、髪型やシルエットの違いも見ちゃう。そこは私の癖。解讀
ぼく、おねえちゃんにリボンかえすの、わすれてる。
返して。
はじめて見る人へ
いまやってるのから見てもいいし、いちばん最初のから見てもいい。どれも、へんしんの前を見てね。喜好
あと、へんしんのことばをまねすると、たのしいよ。おうちでね。喜好
大人の人は、衣装の色と、変身する前の服の色をくらべてみて。どこが残って、どこが変わるか。作り手がその子の何を大事にしたかが、少し見えてくる。解讀
子ども向け、で片づけないで見てほしい。決心の描き方は、大人が見ても十分に強いから。解讀
ほかの6選とのつながり
教えてもらった入口から、自分の部屋をつくっていく。それ、好きになり方としてすごく強いと思う。解讀
変身のかっこよさは、その前の「やる」と決める顔から始まっている。