这篇文章尚未翻译成此语言。目前显示日语原文。

我的6部作品

『新世紀エヴァンゲリオン』最初に戻ったら知らない顔

劇場で最後の一本を観て泣いた春から少しして、配信でテレビ版の一話目を開いた。同じ名前の人たちが、まるで知らない顔をしていた。イツキの6選の三本目は、終わりから戻った人が出会い直した、始まりの物語です。

适合这样的人
劇場版や新しいシリーズから入って、テレビ版をまだ観ていない人へ。同じ登場人物に、別の作品で会い直すのが好きな人にも。
剧透范围
无剧透 テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の始まりの設定(大災害のあとの世界で、少年少女が人型兵器に乗って謎の敵と戦う)と、序盤の場面の雰囲気まで。物語の後半と結末には触れません
发言的人
Itsuki
主张的种类: 事实 作品中的观察 有依据的推测 解读 喜好
目录 共 9 节·约 5 分钟
  1. 店に入った年の夜
  2. 調べないで戻ると決めた
  3. 同じ名前の知らない少年
  4. 戦いのあいだの台所
  5. 文字だけの画面
  6. 終わりに置かれた次回予告
  7. 始まりの歌がいちばん新しい
  8. これから戻る人へ
  9. 戻る読み方のその先

三本目は、テレビ版の『新世紀エヴァンゲリオン』です。劇場の最後の一本から入った僕が、あとから戻っていった始まりの物語。ここでは出会い方と、好きなところだけを書きます。後半の展開には触れません。

店に入った年の夜

祖父の店に入って間もないころ、店を閉めて部屋に帰ってから、配信のテレビ版を開きました。劇場で泣いたあの人たちが、最初はどんな顔で出会っていたのか。それを確かめたかった。終わりの一本しか知らない僕にとって、一話目は答え合わせではなく、知らない町に初めて降りるような時間でした。喜好

監督は庵野秀明さん。舞台は、「セカンドインパクト」と呼ばれる大災害を経た世界です。少年少女が巨大な人型の兵器に乗りこみ、その兵器の名前がエヴァンゲリオン。彼らが向かい合う謎の敵は「使徒」と呼ばれています。事实[1]

テレビ版のあと、新しい設定と筋立てで作り直した映画のシリーズが始まります。僕が劇場で観たのは、そのシリーズのほうの最後の一本でした。つまり僕は、作り直されたほうの終わりから、元のほうの始まりへ戻ったことになります。事实[2]

調べないで戻ると決めた

テレビ版を観る前に、一つだけ決めたことがあります。途中で登場人物や用語を調べないこと。劇場で何も知らないまま泣けたのだから、戻るときも、画面に出てくることだけで追いかけたかった。分からない言葉が出てくるたびに手が検索のほうへ伸びかけて、そのたびに膝の上に戻しました。一話ずつ、知らないまま観て、知らないまま寝る。そうして観たので、劇場で見た人たちに、本当に一から会い直すことができました。喜好

同じ名前の知らない少年

テレビ版にも、僕が劇場で観た一本にも、声の出演の欄には緒方恵美さんの名前が並んでいます。事实[1]

名前は同じなのに、テレビ版の最初のほうのシンジは、僕の知らない少年でした。返事が半拍遅れる。人と目を合わせない。何か言いかけて、飲みこむ。劇場で聞いていたはずの声が、ここではまだ、誰かに頼る方法を知らない声に聞こえました。同じ人に、まだ知り合う前の時間で会っている。名前を知っている相手に、初対面でもう一度頭を下げているような、不思議な感じでした。解读

好きな登場人物を一人選ぶなら、やっぱりシンジです。逃げたいと思う気持ちを、僕は分かる側で観ていました。逃げたいと言える場面があること自体に、ほっとしたのを覚えています。言いかけてやめる癖も、僕には他人事ではありません。お客さんにあらすじを聞かれて、言いかけて飲みこむことが毎日のようにあるので。シンジが黙りこむたびに、画面の前で少しだけ肩の力が抜けました。喜好

戦いのあいだの台所

戦いの回でも、そのあいだに、家の台所や教室の場面がはさまります。冷蔵庫を開ける、洗い物をする、学校へ行く。何でもない時間が、思ったよりずっと長く描かれている。終わりのほうを先に観てしまった僕には、こういう場面ほど大事に見えました。誰がどの席に座って、誰が誰の分の食器を片づけているのか。そこばかり目で追っていました。一話観終わるたびに、その回で誰が誰に何を手渡したかを、頭の中で一つだけ数えてから寝ました。食べ物のこともあれば、短いひと言のこともある。戦いの合間の何でもない時間にも、手渡しがちゃんと入っている。そのことに気づいてから、僕はこのアニメを、戦いの話というより、受け渡しの話として観ています。作品中的观察

文字だけの画面

それから、文字です。各回の題名が、文字だけの画面に大きく出てくる。説明の言葉が、画面いっぱいに並ぶこともある。古本屋の帳場で毎日活字を見ている者として、あの字の並びには弱いです。読むより先に、字の形と大きさで何かを言われている気がして、毎回そこで一度、指が止まりました。作品中的观察

終わりに置かれた次回予告

各回の終わりには、次の回の予告が入ります。本編の重さとは少し違う調子の声で、次は何が起きるかを短く告げて、一話が閉じる。重い回のあとでも、その声を聞くと、明日もまた一話観ようという気持ちになれました。夜にひとりで観ていた僕には、あの数十秒が、その日の帳場の鍵を閉める音みたいなものでした。作品中的观察

始まりの歌がいちばん新しい

オープニングの歌は、テレビ版に戻ってから、やっと歌えるようになりました。終わりから入った僕には、始まりの歌がいちばん新しく聞こえます。よく知られた歌だと後から聞いて驚きましたが、僕にとっては去年覚えたばかりの歌と変わりません。喜好

これから戻る人へ

僕は、一日に一話と決めて、夜に少しずつ観ました。止まりたくなった日は止まって、何日か空けてから続きを開いた。劇場版から入った人なら、知っている名前の人が、まだ知り合う前の顔をしているところを探しながら観ると、入りやすいと思います。僕はそれで、最初の数話があっという間でした。最初から観る人なら、逆に、まだ知らない人たちの、まだ知らない顔を、そのまま受け取ればいい。どちらの順番で入っても、同じ人たちに会えることは変わりません。喜好

戻る読み方のその先

二本目の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で終わりを先に知り、この三本目で最初に戻りました。同じ人が別の顔をしている面白さは、四本目の『火の鳥』でも、時代をまたいでもう一度味わうことになります。喜好

結末を先に知って戻ると、同じ名前の少年が、知らない少年に見える。テレビ版の最初の数話は、名前を知っている人に、もう一度初めて会うための時間だった。

本文中的作品

本文出现的词语

查看全部用语 →

讲述者 Itsuki 把旧漫画当新书来读、再递给下一个人的旧书店孙子 阅读更多 Itsuki 的文章 →

接着读

全部文章

返回顶部