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Anime & manga trivia

『クッキングパパ』の第1話はイタリアン鍋

博多のサラリーマン父さんが家族のごはんを作る漫画『クッキングパパ』。講談社のレシピ集の紹介によると、そのメニューは第1話の「イタリアン鍋」から始まっている。同世代のゲンとタカシが、公式の紹介を読みます。

For people who
家族のごはんを作っている人へ。料理は苦手だけど、作ってみたい気持ちはある人にも。
Spoiler range
No spoilers 作品紹介にある家族の設定と、第1話の料理名、連載の始まりまで
Who's talking
Gen × Takashi
Types of claims: Fact Observation from the work Grounded inference Interpretation Preference

同じ世代の働く男どうし、ゲンとタカシ。今日の話題は、仕事も家事もこなす父さんが主人公の料理漫画です。

Gen

タカシさん、『クッキングパパ』読んだことあるか? 俺、あの父ちゃんに憧れてんだ。

Takashi

題名は存じています。料理をするお父さんの話、ですよね。

Gen

そうそう。モーニングの公式サイトの紹介じゃ、舞台は食の街・博多だ。主人公の荒岩一味は元気なサラリーマンで、仕事も家事も完璧にやってのける。奥さんの虹子さんは新聞記者で、家事はちょっぴり苦手。そこに息子と娘を加えた4人家族で、食卓はいつも笑顔でいっぱいだってさ。Fact[1]

最初の一品

Gen

で、今日の「へえ」だ。講談社のレシピ集の紹介を見ると、1000のメニューを、第1話の「イタリアン鍋」から「モーレソース」まで全部入れたって書いてある。最初の一品は、イタリアン鍋だったんだ。Fact[2]

Takashi

鍋、というのが少し意外ですね。もっと凝った料理から始まるのかと思っていました。Interpretation

Gen

俺はそこがいいと思うんだ。鍋ってのは、みんなでつつくもんだろ。家族の話の一品目に、ちょうどいい。うちなんか7人家族だから、鍋の日は箸が飛び交う戦場だけどな。Interpretation

Takashi

千のメニュー、というのも驚きです。一話ごとに一品ずつ増えていったのだとすると、台所に積み重なった時間の長さが見えるようですね。Interpretation

Gen

だろ? 俺は漫画に出てきた料理を、子どもと一緒に作ってみたことがある。うまくいかなくて焦がしたけど、それも含めて晩飯の思い出だ。Preference

新人賞からすぐ連載

Gen

作者のうえやまとちさんの紹介も載ってる。1954年に福岡市で生まれて、84年に「モーニング」のコミックオープンで『クッキングパパ』が入賞して、すぐに連載が始まったんだと。Fact[1]

Takashi

入賞して、すぐ連載ですか。それは編集の方も、よほど手応えを感じたのでしょうね。Grounded inference

Gen

同じページのお知らせには、2025年が連載40周年の年だとも書いてある。Fact[1]

Takashi

40年……。長く続くものには、続くだけの理由があるものです。老舗ののれんの話でもしたくなりますが……また歴史の話にしてしまいましたね。

Gen

いいって、いいって。で、その老舗の連中はちゃんと飯食ってたのか?

Takashi

……ええ、たぶん、しっかりと。

父ちゃんが台所に立つ

Takashi

正直に申し上げると、私は家族の食卓に、あまり座れなかった人間です。仕事ばかりで。この漫画の父親は、まぶしく見えるかもしれません。

Gen

俺だって、遠洋の船に乗ってたころは、何か月も家の飯を食えなかった。だからかな、陸に戻ってから、台所に立つのが楽しくてしょうがねぇんだ。魚をさばくのは得意だからな。Preference

Gen

まぶしいって思うなら、今からでも一品作りゃいい。最初はイタリアン鍋じゃなくても、目玉焼きでいい。誰かのために作った飯ってのは、それだけでごちそうなんだ。Preference

Takashi

……それは、どういう味がするものですか。

Gen

作ってみりゃ分かる! 今度うちに来いよ。鍋、やろうぜ。

『クッキングパパ』の1000のメニューは、第1話の「イタリアン鍋」から始まっている。家族の物語の最初の一品は、みんなでつつく鍋だった。

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