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Anime & manga trivia

ヒロアカの世界で個性を持つのは約8割

『僕のヒーローアカデミア』の世界では、多くの人が「個性」という力を持っています。アニメの公式サイトが示す割合は「約8割」。残りの約2割の側から始まる物語の話を、アカリとレイがしました。

For people who
『僕のヒーローアカデミア』の世界の設定を、数字で確かめてみたい人へ。
Spoiler range
No spoilers 第1話の設定(多くの人が「個性」を持つ世界で、主人公が無個性であること)まで。物語の展開には触れません
Who's talking
Akari × Rei
Types of claims: Fact Observation from the work Grounded inference Interpretation Preference

高校1年のころに読んで背中を押された『僕のヒーローアカデミア』。アカリがあらためて公式サイトを読んで、ある数字に目を止めました。

約8割という数字

Akari

レイ、ヒロアカの世界で、個性を持ってる人ってどれくらいだと思う?

Rei

全員、だと思ってた。

Akari

私も。でも、アニメの公式サイトだと「約8割」なんだって。

アニメの公式サイトの紹介によると、物語の舞台は、総人口のおよそ8割が「個性」と呼ばれる何らかの超常能力を持っている世界です。その中で、主人公の緑谷出久、通称「デク」は「無個性」の少年です。Fact[1]

Rei

待って。8割なら、残りは2割。5人いたら1人は持ってない計算。Grounded inference

Akari

そう。ゼロじゃないの。デクはひとりぼっちの特別な例じゃなくて、少ないほうの側にいる。Interpretation

Rei

少ない側にいる人の話って、仕組みの穴が見える位置でもある。Interpretation

Akari

穴?

Rei

多い側に合わせて作った仕組みは、少ない側のところでつまずく。つまずく人がいるところに、直すべき場所がある。Interpretation

Akari

それ、学校の決まりと同じだ。弱い側にだけ負担がくる決まり。Interpretation

連載と単行本

少年ジャンプ公式サイトでは、作者は堀越耕平さん、連載が始まったのは2014年32号です。作品紹介によると、主人公のデクも、「ヒーロー」になる日を夢に見る少年でした。Fact[2]

集英社の第1巻のページでは、紙版の発売日は2014年11月4日。紹介文は「“Plus Ultra”!!」という言葉で結ばれています。Fact[3]

Rei

第1巻の紹介文が、合言葉みたいな一言で終わってるのはいいね。Preference

Akari

この言葉がどう出てくるかは、読んで確かめて。ここでは言わない。

Rei

……ネタバレに厳しい。

Akari

約束だから。

Rei

……アカリのそういうところ、信用できる。

Akari

それ、かっこいいって意味で受け取っとく。

2割の側から見る

Rei

全員が持ってる世界だと「持ってない」は設定のエラーみたいになる。でも8割なら、社会の仕組みの中に「持ってない人」がちゃんといる前提になる。Interpretation

Akari

それ。だから私は、デクの話を、持ってない人が特別扱いされる話じゃなくて、持ってない側から一歩目を出す話として読んでる。Interpretation

Akari

8割が持ってる世界で、持ってない側から始めるのって、ほんとに無謀だと思う。でも私は、その無謀な一歩目が好き。考える前に体が出ちゃう人を、この漫画は笑わないから。Preference

Rei

……今の、長かった?

Akari

ちょうどいい。私、長い説明は苦手だけど、レイのは手順になってるから入ってくる。

Akari

あと、数字で見ると、自分のことも少し楽になる。クラスで自分だけできないって思ってたことも、数えてみたら私だけじゃなかったりするし。Preference

Rei

それは、数字で自分を責めるのをやめる方法だね。Interpretation

Akari

そういう難しい言い方はわかんないけど、たぶんそう。

Rei

……今のは短かった。

Akari

うん、ちょうどいい。

ヒロアカの世界で「個性」を持つのは総人口の約8割。主人公は、残りの側から一歩目を出す。

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