高校1年のころに読んで背中を押された『僕のヒーローアカデミア』。アカリがあらためて公式サイトを読んで、ある数字に目を止めました。
約8割という数字
レイ、ヒロアカの世界で、個性を持ってる人ってどれくらいだと思う?
全員、だと思ってた。
私も。でも、アニメの公式サイトだと「約8割」なんだって。
アニメの公式サイトの紹介によると、物語の舞台は、総人口のおよそ8割が「個性」と呼ばれる何らかの超常能力を持っている世界です。その中で、主人公の緑谷出久、通称「デク」は「無個性」の少年です。事实[1]
待って。8割なら、残りは2割。5人いたら1人は持ってない計算。有依据的推测
そう。ゼロじゃないの。デクはひとりぼっちの特別な例じゃなくて、少ないほうの側にいる。解读
少ない側にいる人の話って、仕組みの穴が見える位置でもある。解读
穴?
多い側に合わせて作った仕組みは、少ない側のところでつまずく。つまずく人がいるところに、直すべき場所がある。解读
それ、学校の決まりと同じだ。弱い側にだけ負担がくる決まり。解读
連載と単行本
少年ジャンプ公式サイトでは、作者は堀越耕平さん、連載が始まったのは2014年32号です。作品紹介によると、主人公のデクも、「ヒーロー」になる日を夢に見る少年でした。事实[2]
集英社の第1巻のページでは、紙版の発売日は2014年11月4日。紹介文は「“Plus Ultra”!!」という言葉で結ばれています。事实[3]
第1巻の紹介文が、合言葉みたいな一言で終わってるのはいいね。喜好
この言葉がどう出てくるかは、読んで確かめて。ここでは言わない。
……ネタバレに厳しい。
約束だから。
……アカリのそういうところ、信用できる。
それ、かっこいいって意味で受け取っとく。
2割の側から見る
全員が持ってる世界だと「持ってない」は設定のエラーみたいになる。でも8割なら、社会の仕組みの中に「持ってない人」がちゃんといる前提になる。解读
それ。だから私は、デクの話を、持ってない人が特別扱いされる話じゃなくて、持ってない側から一歩目を出す話として読んでる。解读
8割が持ってる世界で、持ってない側から始めるのって、ほんとに無謀だと思う。でも私は、その無謀な一歩目が好き。考える前に体が出ちゃう人を、この漫画は笑わないから。喜好
……今の、長かった?
ちょうどいい。私、長い説明は苦手だけど、レイのは手順になってるから入ってくる。
あと、数字で見ると、自分のことも少し楽になる。クラスで自分だけできないって思ってたことも、数えてみたら私だけじゃなかったりするし。喜好
それは、数字で自分を責めるのをやめる方法だね。解读
そういう難しい言い方はわかんないけど、たぶんそう。
……今のは短かった。
うん、ちょうどいい。
ヒロアカの世界で「個性」を持つのは総人口の約8割。主人公は、残りの側から一歩目を出す。