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我的6部作品

『魔女の宅急便』は元気のない日も隣にいる

小さいころは好きな場面だけを何度も観て、中学生になると気になる場面が変わった。いちばん長く一緒にいる映画『魔女の宅急便』を、ナギが元気のない日の目線で語ります。

適合這樣的人
なんとなく調子が出ない時期にいる人へ。昔観たきりの人にも、もう一度ひらく入口として。
劇透範圍
無劇透 物語の序盤の設定(新しい町で暮らし始めるところ)まで
發言的人
Nagi × Haru
主張的種類: 事實 作品中的觀察 有依據的推測 解讀 喜好
目錄 共 9 節·約 5 分鐘
  1. 同じ場面だけを何度も
  2. 中学生の私が見つけた別の場面
  3. 好きなところ1 パン屋さんの朝
  4. 好きなところ2 うまくいかない日も暮らしの一部
  5. 好きなところ3 音楽と空の広さ
  6. キキという人の好きなところ
  7. 私の目から:居場所は少しずつできる
  8. はじめての人へ
  9. ほかの5本とのつながり

好きな6作品の四本目は、映画の『魔女の宅急便』。私がいちばん長く一緒にいる作品で、元気な日よりも、元気のない日に思い出す一本です。物語の先には触れず、場面の空気と、私とこの映画の付き合い方の話をします。

同じ場面だけを何度も

小さいころの私は、この映画を最初から最後まで通して観るより、気に入った場面だけを何度も巻き戻して観る子どもでした。キキがほうきで空へ上がっていくところ、海の見える町に初めて降り立つところ。家族に「またそこ?」と笑われても、そこが観たかった。好きな場面だけを繰り返すのも、ちゃんとした「好き」だったと、いまは思います。

スタジオジブリの作品で、原作は角野栄子さん。プロデューサー・脚本・監督を宮﨑駿さん、音楽を久石譲さんが手がけています。事實[1]

公開は1989年7月29日。上映時間は約102分です。事實[2]

中学生の私が見つけた別の場面

中学生になって観直したとき、気になる場面が変わっていました。空を飛ぶところより、キキが新しい町で部屋を整えたり、お店を手伝ったり、慣れない毎日を一日ずつこなしていくところ。クラスが変わって、気楽に話せる人がまだいなかった時期の私には、知らない町で居場所をつくろうとする彼女が、とても近くに見えたんです。

好きなところ1 パン屋さんの朝

いちばん好きなのは、キキが暮らすことになるパン屋さんの場面です。焼きあがったパンが並ぶ店先、粉のついた作業台、朝の光の入る台所。おかみさんのおソノさんの、さっぱりした気のつかい方も好き。誰かが毎朝パンを焼いている場所に住む、それだけで、なんだか安心できる気がします。喜好

好きなところ2 うまくいかない日も暮らしの一部

この映画のキキは、いつも元気なわけではありません。張り切って、空回りして、しょんぼりする日もある。そういう日が特別な出来事としてではなく、暮らしの一部として描かれているのがうれしい。だから私は、調子の良くない時期にこそ、この映画を隣に置きたくなります。励まされるというより、「こういう日もあるよね」と並んで座ってもらう感じです。解讀

Haru

僕はやっぱり、最初の旅立ちのところが好きなんだ。知らない町へ自分から飛んでいく、あの一歩。喜好

Nagi

うん、ハルはそこだと思った。私は、飛んだあとの毎日のほうが気になるんだよね。一歩のあとにも、ごはんを食べて、寝て、また朝が来る。喜好

Haru

……そっか。一歩って、その後の毎日まで含めて一歩なのかもしれない。今度は朝ごはんの場面を観てみる。

好きなところ3 音楽と空の広さ

音楽が流れると、画面の空がぐっと広くなる気がします。とくに町の上を飛ぶ場面は、台詞がなくても気持ちがふわっと軽くなる。疲れて言葉を受け取る余裕がない夜でも、音と景色だけで少し呼吸が楽になる。それも、私がこの映画を何度も観る理由です。喜好

音楽だけじゃなく、生活の音も好きです。パンを並べるときの軽い音、階段をのぼる足音、窓を開けたときに入ってくる町のざわめき。ホラーは苦手な私ですが、こういう暮らしの音や美術の話になると、いつまででも聞いていられます。屋根や窓の形、部屋に置かれた家具まで、絵の中の町がちゃんと「住める場所」に見えるんです。喜好

キキという人の好きなところ

好きなキャラクターを一人選ぶなら、キキです。いつも完璧に感じがいいわけじゃない。知らない人の前で緊張したり、ちょっと意地を張ったり、うまく笑えなかったりする。そういうところまで含めて、彼女が慣れない町で自分の居場所をつくっていく姿に惹かれます。喜好

大人になってから観ると、キキが「仕事」をしていることにも目がいくようになりました。頼まれたものを届けて、お礼を言われて、ときどきうまくいかない。働き始めたばかりのころの私は、その姿を観ながら、自分の一年目を重ねていた気がします。器用じゃなくても、毎日お店を開けて、毎日届けに行く。その繰り返しが、いちばん近くに感じられるんです。解讀

私の目から:居場所は少しずつできる

私が追いかけてしまうのは、人物が「ここにいていい」と思える場所が、どうやってできていくかです。この映画では、それが一度に手に入るわけじゃない。部屋を掃除して、仕事をひとつ引き受けて、誰かとあいさつを交わして。小さなことの積み重ねで、知らない町が少しずつ自分の町になっていく。その速さが、私にはちょうどいいんです。解讀

はじめての人へ

もう観たことがある人も多いかもしれません。そんな人には、観る場面を一つ変えてみるのをおすすめします。空を飛ぶところではなく、食事や部屋の場面だけを追ってみる。初めての人は、気負わずに。全部をいっぺんに受け取らなくても、好きな場面が一つ見つかれば、それで十分だと思います。喜好

ほかの5本とのつながり

知らない町で、お店と暮らしをつくっていく姿は『かもめ食堂』にもつながっています。一人で新しい場所へ出ていく心細さと楽しさは、『ゆるキャン△』のソロキャンプとも近い。小さいころの私にとっての「はじめての町」がこの映画で、そこから好きな作品たちが少しずつ広がっていきました。解讀

元気が出ない日は元気になろうとしなくていい。好きな場面を一つだけ、隣に置いてみる。

本文中的作品

講述者 Nagi 今天只看一集也沒關係 閱讀更多 Nagi 的文章 →

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