个人经历
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魔界にいたころ
悪魔としてはまだ若手。力は強いが、作戦会議の途中で飛び出していくので、上からよく叱られた。魔王軍のある幹部の背中に憧れ、いつかああなると決めた。
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人間界に来たとき
シオルを連れ戻す任務を受けて、物語のページのあいだを抜けてきた。最初の夜、コンビニで立ち読みした漫画が止まらなくなり、任務は翌日に回した。
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拳の物語に出会ったころ
『キングダム』
下から腕一本でのし上がる話に、魔界でくすぶっていた自分を重ねた。読み終えた夜、なぜか腕立て伏せを百回やった。
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ギターを手にしたころ
『BECK』
音で人をつかめるなら、悪魔の身を隠しても生きていけると思った。中古のギターを買い、指が血だらけになるまで弾いた。
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バンドに入ったころ
『デトロイト・メタル・シティ』
ステージの上と下で別人になるのは、人間も悪魔も同じだと笑った。いまのバンドに誘われ、ボーカルの歌声に一発でやられた。
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誰にも言えない時期
NANA。楽屋で誰もいない時間にこっそり読んだ。バンドの話なのに、胸のあたりが妙に痛くなる。泣いてはいない。たぶん。
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いま
プロのギタリストとして全国を回りながら、移動のたびに漫画を読む。シオルを捕まえる任務は、まだ続いていることになっている。



