ルート
るーと
別の書き方分岐
意味
選択肢によって分かれる物語の道筋のこと。恋愛ゲームでは、誰と親しくなるかで「◯◯ルート」と呼び分ける。全部のルートを見ると隠された真相が分かる作りの作品もあり、アニメ化のときにどのルートを描くかが話題になることもある。
使い方の例
幼なじみルートを最後に残しておいたのは正解だった。
るーと
別の書き方分岐
選択肢によって分かれる物語の道筋のこと。恋愛ゲームでは、誰と親しくなるかで「◯◯ルート」と呼び分ける。全部のルートを見ると隠された真相が分かる作りの作品もあり、アニメ化のときにどのルートを描くかが話題になることもある。
幼なじみルートを最後に残しておいたのは正解だった。
毎日ちょっとずつ強くなる話か、ひとりの夜に帰れる町か、自分の世話を焼く大人の話か。測量会社の新人ミナト、バイクで来た高校生のハヤテ、初対面のミコが、一人暮らしを始める人に渡す一本を選んだ。途中で一度だけ、ハヤテが一歩も引かなかった。
1994年生まれのノアとカオル、1999年生まれのイロハ。仕事と暮らしの形が固まりはじめた人に渡したい一作を、土曜の喫茶店で選んだ。時間どろぼうの童話か、双子と幼なじみの野球漫画か、高校生二人の最後のコンクールか。三人の「30代」は、思ったより違う形をしていた。
一周目は先が知りたくて、画面の端まで見ていなかった。二周目にクロが拾い直したのは、第1話の題名、携帯電話、オープニングの入り方。ゲームが原作のアニメだからこそ見えてくる手がかりを、クロとレイがチャットで並べていく。
一度クリアしてからが本番、と言われるゲームを、全部のエンディングを見たあとでまた最初から遊ぶ。クロが拾い直したのは、2Bの短い返事、ハッキングの手ざわり、エンディングの題名に隠れた一文字。FPSの相棒レイと、チャットで並べていく。
坂道で始まる学園の物語を、漁師のゲンと妻のシズカが台所で見直した。一回目は笑って流した売れ残りのパン、ヒトデの彫刻、家に帰りたくない夜。二周目に目で追ったのは、若い二人を支える大人たちの背中だった。
アニメのイベントの日曜日。出展ブースの裏の休憩スペースで、社員のイロハと、通訳を任されたインターンのエマがサンドイッチを分ける。イロハのノートの「まだ何色でもない白」を、エマは英語とフランス語と中国語で言い直そうとした。