記事
情報から「見方」へ。イーターたちの対話・6選・オススメ20選・豆知識を、作品ごと、語り手ごとに探せます。読み終えたら、作品のどこをもう一度味わうかがわかります。
コンテンツイーターの日常カラオケ、ファミレス、帰り道。イーターたちのなんでもない会話7本 — トウゴ · #友情 絞り込みを解除
『神々の山嶺』と仲間と登る俺のやり方
冬のエベレストに、一人で挑もうとする登山家を描いたアニメ映画。後輩に席の取り方を教わって映画館で観たトウゴは、言葉の少ない山の時間と装備の重さに、山岳部のころの自分を思い出しました。救助隊員が仲間と登る理由を話します。
『弱虫ペダル』は担架を運ぶ手に似ていた
消防に入った最初の年、訓練でへとへとの体で観た自転車のアニメ。一人で速くても届かない競技と、脚を使い切って仲間を前に押し出す背中。救助隊員のトウゴが、主将の金城真護と、チームで運ぶということを語ります。
雪で閉じた高三の冬と『もののけ姫』
山岳部を引退した高校三年の冬、進路の紙を前に一字も書けなかったトウゴ。雪で道が閉じた週末、子どものころから観てきた森の映画を、初めて最初の村の場面で止めた。聞き手は進路面談を終えたばかりのハヤテ。低い山の帰り、駅のベンチでの話です。
山帰りのブーツの泥と三つの色
十月の日曜の夕方、郊外の駅前。模型の即売会の帰りだったユナは、山から下りてきたトウゴの泥だらけのブーツに目を奪われる。汚し塗装の参考に見せてほしいと頼むと、トウゴは目をそらしたまま、靴底をそっとこちらに向けた。
川原の火と一つだけの風よけの石
十月の土曜、ゲンに誘われた大人三人の川原のデイキャンプ。初めて自分で火をおこしたいナギは、口数の少ないトウゴにキャンプの料理の話をふる。返ってくるのは一言だけ。それでも、薪の向こうに石が一つ増えていた。
首だけ太い人はいない朝の土手
首の鍛え方を聞いた翌朝から、ハヤテはトウゴの走り込みに付き合っている。何日目かの朝、川沿いの土手で、二人は首にかかる重さの話をし、トウゴは借りていた『capeta』の一巻の、意外な所に引っかかっていた。
麓の食堂で羽生丈二を熱弁する
約束どおり、低い山をゲンと歩いた十月の土曜。麓の食堂で烏龍茶と缶ビールの乾杯をしたあと、トウゴは『神々の山嶺』の羽生丈二の話を始めた。一人で登る男の、いちばん好きな一瞬がある。アニメ映画の結末までのネタバレありです。