ソウタの6選、一本目はアニメの『ブルーイ』です。聞き手はナギ。ソウタが好きなところを話し、番組の事実はナギがテレビ東京の発表から補います。各話の展開には触れません。
土曜の朝のブルーイ
どようのあさ、おねえちゃんとみてる。ブルーイはね、いぬの女の子。いもうとのビンゴといっしょに、なんでもあそびにしちゃうの。喜好
テレビ東京の発表では、日本の地上波での放送は、おととしの秋に土曜朝7時の「イニミニマニモ」の枠で始まったそうです。それより前から、ディズニーチャンネルでも放送されているとありました。英語版は、テレビ放送なら副音声で楽しめるそうです。事實[1]
地上波は2024年10月26日から。ディズニーチャンネルでは2020年から
あとね、オーストラリアのアニメなんだよ。おねえちゃんがおしえてくれた。
うん、同じ発表に、ソウタくんが生まれた年に、オーストラリアで放送が始まった作品だとあります。原作と脚本はJoe Brummさん、制作はLudo Studio。ブルーイと、その家族や友達の日常を描いた、1話で完結するお話だそうです。事實[1]
2018年放送開始
ブルーイの家族
主人公はブルーイ。6歳のブルー・ヒーラーの女の子で、好奇心がいっぱいです。妹のビンゴは4歳で、こちらはレッド・ヒーラー。パパのバンディットは考古学者、ママのチリは空港警備の仕事をパートタイムでしている、と紹介されています。事實[2]
パパ、すごいよ。あそぶとき、ほんきでやるの。ぼくのパパより、ころんでくれる。喜好
ころんでくれる、か。それはいい言い方だね。子どもの遊びに、大人がちゃんと負け役で入ってくれる。そういうことかな。解讀
そう。でもママもいっしょにあそぶよ。喜好
とちゅうでルールがかわる
ブルーイのあそびはね、さいしょにルールをきめるの。でも、とちゅうでかわる。だれかが「じゃあ、こうしよう」っていうと、あたらしいあそびになる。作品中的觀察
ルールが変わると、けんかにならない?
なるときもある。でも、かえたら、もっとおもしろくなることもあるでしょ。ぼく、そこがすき。ルールって、まもるだけじゃなくて、たしてもいいんだよ。解讀
発表には、子どもたちが遊びの中でどんなふうに学んで成長していくのかを描いている、とも書かれていたよ。ソウタくんの「たしてもいい」は、ちょうどそこを見ているんだと思う。解讀[1]
ソウタのまねしたあそび
ぼくもまねした。おうちの床がうみで、クッションのうえだけあるいていいあそび。でもね、ぼくはルールをひとつたしたの。おちたひとは、さかなになって、ほかのひとをたすけにいける。喜好
落ちた人にも、ちゃんと役目があるんだね。解讀
だって、おちたらおわりだと、つまんないもん。おねえちゃんがすぐおちて、さかなになって、ぼくをたすけにきた。わざとだとおもう。喜好
負けた人の居場所を、ルールで作っている。大人がやると難しいことを、さらっとやっているなあ、と聞いていて思いました。解讀
ビンゴとおねえちゃん
ブルーイがおねえちゃんで、ビンゴがいもうと。ぼくのうちは、おねえちゃんがいて、ぼくがおとうと。だから、ビンゴのきもち、ちょっとわかる。喜好
どんなところが分かるの?
おねえちゃんのほうが、さきにルールをきめちゃうの。でもね、ブルーイはビンゴがいやっていうと、ちゃんときく。ときどきだけど。作品中的觀察
ときどき、か。そこが本当のきょうだいっぽいね。解讀
うん。ぼくのおねえちゃんも、ときどき。でも、マインクラフトのやり方おしえてくれたのは、おねえちゃん。いまはぼくのほうがうまいけど。喜好
教えてもらったことを、次は自分が工夫して返す。ブルーイとビンゴのあいだにも、そういう行ったり来たりがあるように見えます。上の子だけが仕切るのではなく、下の子の思いつきで遊びが変わる回もあって、きょうだいのいる大人が観ると、少しくすぐったいかもしれません。解讀
はじめて観る人へ
どこからみてもいいよ。1かいでおわるから。みおわったら、おなじあそび、やってみて。喜好
大人の方には、子どもと並んで観て、終わったあとに「いまの遊び、うちならどうする?」と聞いてみるのをおすすめします。番組の遊びがそのまま家の遊びに変わっていくのが、この作品のいちばんの楽しみ方だと私は感じました。解讀
それから、大人が観ても、ちょっと自分のことを言われているような気持ちになる回があります。疲れている日に、肩の力を抜いて観るのもいいと思いますよ。解讀
ほかの6選とのつながり
パウ・パトロールは、みんなでこまってる人をたすける。ブルーイは、みんなであそぶ。どっちも、やっつけない。解讀
あと、最強王図鑑で、どっちがつよいかあそぶときも、ルールをたしてる。まけた生きものも、つぎのしあいのしんぱんになれるの。好きなゲームの『Roblox』でも、ともだちのゲームにルールをひとつたしてあそんでる。喜好
ルールを足して、負けた人にも次の役目を作る。ソウタくんの遊び方の真ん中に、この番組があるんだね。解讀
ルールは守るだけじゃなく、足してもいい。落ちた人が助けに行ける遊びは、みんなが最後まで楽しい。