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我的6部作品

『ハイキュー!!』信頼は立ち位置に出る

高校生のころに読み始めて、初めて推しができた『ハイキュー!!』。レイが見ているのは、得点の瞬間より、そのときコートの誰がどこに立っていたか。音駒の黒尾鉄朗を推す理由と、ライバル関係をライバルのまま楽しむ読み方の話です。

適合這樣的人
言葉より態度で信頼が見える関係が好きな人へ。ライバルどうしの距離感に弱い人にも。
劇透範圍
無劇透 第1巻の導入(日向が烏野高校バレー部の門を叩くところ)と、公式サイトに書かれている烏野と音駒の関係まで。試合の結果や物語の展開には触れません
發言的人
Rei × Sui
主張的種類: 事實 作品中的觀察 有依據的推測 解讀 喜好
目錄 共 6 節·約 5 分鐘
  1. 高校生の私と型紙のずれ
  2. 好きな理由1:信頼は「どこに立つか」に出る
  3. 好きな理由2:ライバルをライバルのまま
  4. 好きな理由3:推しの読みと余裕
  5. はじめての人への入口
  6. ほかの好きな作品へ

6選の四本目は漫画の『ハイキュー!!』。言葉より立ち位置で信頼が分かる。初めて推しができた作品です。第1巻の導入より先の展開と、試合の結果には触れません。

高校生の私と型紙のずれ

読み始めたのは高校生のころ。同じ年に、初めて自分で衣装を作りました。型紙が数ミリずれていて、縫い合わせると肩の線が合わない。一晩かけてほどいて、引き直した。朝方、休憩のつもりで開いたのがこの漫画の何巻目かで、気づいたら外が明るくなっていました。肩の線を一晩直した直後だったからか、コートの上の体の向きや、足の位置ばかりが目に入った。喜好

アニメの公式サイトによると、原作は古舘春一さんの漫画。集英社の「週刊少年ジャンプ」で2012年2月に始まった連載は、8年半続きました。事實[2]

集英社の書籍ページでは、第1巻(紙版)の発売日は2012年6月4日と記されています。事實[1]

第1巻の紹介文によると、主人公の日向翔陽は、中学で最初で最後の公式戦に出て、天才選手・影山に惨敗します。影山は「コート上の王様」の異名を持つ選手。日向はリベンジを心に決めて、烏野高校のバレー部に入ります。事實[1]

好きな理由1:信頼は「どこに立つか」に出る

バレーボールは、ボールを持てない競技です。だから、次に誰が触るかを決めるのは、言葉より先に体の位置になる。この漫画は、その位置をはっきり描きます。誰かがボールを受けるとき、隣の人はもう次の場所へ動いている。その動き出しの早さが、相手への信頼の量に見える。私は試合の場面を、得点のコマではなく、その一つ前の、全員の足が写っているコマで止めて読みます。解讀

Sui

得点の一つ前で止める、っていうのは分かる気がする。私も、台詞が出る前の沈黙を覚えてるほうだから。

Rei

そう、それと同じ。……待って、ここだけ言わせて。動き出しが早いのは、描写として誰でも確かめられる。でも「信頼してるから早い」は、私の解釈。そこは分ける。解讀

Sui

うん。私はそう受け取った、って言えるところまでで止めるの、いいと思う。

好きな理由2:ライバルをライバルのまま

アニメの公式サイトでは、烏野高校と音駒高校の関係を「因縁のライバル」と書いています。事實[2]

私は男性どうしの関係を読むのが好きです。でも、どの関係も恋愛に寄せて読みたいわけじゃない。この作品の、チームとチームのあいだにある距離は、ライバルとして読むのがいちばん熱いと思っています。ネットをはさんで向かい合う。相手の強さを誰より知っていて、だからこそ手を抜かない。仲良しでも敵でもない、その中間の距離に名前をつけずに置いておける。それがこの作品の大人なところです。解讀

好きな理由3:推しの読みと余裕

アニメ第1期の公式サイトのキャスト一覧には、黒尾鉄朗の役として中村悠一さん、孤爪研磨の役として梶裕貴さんの名前があります。事實[3]

推しは黒尾鉄朗。好きなのは、読みと余裕です。相手を見て、自分のチームを見て、一歩引いた場所から全体の距離を測っている人に見える。前に出すぎず、引きすぎず、チームの真ん中に立つ人どうしで向き合うときの間合いの取り方が、私はたまらなく好きです。根拠は画面だけですが、彼の余裕は、相手を軽く見ているからではなく、相手の強さを先に計算に入れているからだと思う。解讀

仕事で障害対応をしていると、落ち着いている人の立ち位置が分かるようになります。全部を自分でやろうとせず、誰がどこを見ているかを先に把握している人。私はそういう人の背中を見て仕事を覚えました。だから、コートの上で一歩引いて全体を見ている人に惹かれるのは、たぶん偶然じゃない。喜好

研磨との距離も、つい見てしまいます。並んで立つと、二人のあいだに説明がいらない感じがある。ただ、二人の関係を作品がどう描いているかと、私がどう読みたいかは別の話です。作品が描いていることは、作品の中で確かめてほしい。私の読みたいほうは、解釈メモのタブの中にしまってあります。解讀

はじめての人への入口

スポーツ漫画の熱さが少し苦手な人は、第1巻だけ読んで、一試合ぶんだけ「ボールに触っていない人がどこにいるか」を見てみてください。ボールを追わない読み方をすると、急に静かな作品になる。その静けさが合う人は、きっと最後まで読めます。アニメから入るなら、第1期はProduction I.Gの制作で、体の向きが動きのまま追えます。喜好

第1期の公式サイトには、監督は満仲勧さん、アニメーション制作はProduction I.Gと記されています。事實[3]

ほかの好きな作品へ

『美少女戦士セーラームーン』で並び方を読む練習をして、この作品で、それが動いている体の位置に変わりました。『VALORANT』で仲間の位置を一瞬で把握しようとするとき、頭の中にあるのは、この漫画の、全員の足が写ったコマです。……今の、長かった?喜好

Sui

ちょうどよかった。私も一巻、読み直してみる。

得点の一つ前のコマで止めてみる。ボールに触っていない人の足の向きに、信頼が出ている。

本文中的作品

講述者 Rei 沉默寡言卻一談關係就停不下來的工程師 閱讀更多 Rei 的文章 →

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