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動畫·漫畫小知識

『ピノキオ』のコオロギは映画で大役になった

木の人形に命が宿る、ディズニーが作った長編のアニメ。原作の童話では早くに出番が終わるコオロギが、映画ではピノキオの良心で、物語の語り手になりました。8歳のソウタが、叔父ルカーノの店の工房で、レイと話しました。

適合這樣的人
子どもといっしょに、古いディズニー映画を観てみたい人へ。原作の童話が気になっている人にも。
劇透範圍
無劇透 物語の出発点(おもちゃ職人ゼペットが作ったあやつり人形のピノキオが、ブルー・フェアリーに命を授けられ、コオロギのジミニー・クリケットが良心の役に任命される)と、原作『ピノッキオの冒険』の始まり・作者の名前の由来まで。ピノキオが家を出てからの出来事と結末には触れません
發言的人
Souta × Rei
主張的種類: 事實 作品中的觀察 有依據的推測 解讀 喜好
目錄 共 5 節·約 5 分鐘
  1. 木の人形がうごきだす
  2. げんさくのコオロギ
  3. しゃべる丸太と松の木
  4. コッローディはむらのなまえ
  5. はじめてみる人へ

土曜の昼、原宿のルカーノの店の奥にある工房。お母さんにあずけられたソウタは、作業台のはしで木のブロックをならべていました。ルカーノおじさんは店先でお客さんの相手をしています。工房では、衣装の相談に寄ったレイが、小さな木の人形の腕に、細い布を巻いていました。

木の人形がうごきだす

Souta

ねえ、レイさん。それ、ピノキオみたい。

Rei

ピノキオ、知ってるんだ。

Souta

うん。このまえ、ルカーノおじさんのうちでみたの。ふるいディズニーのえいが。ゼペットさんがつくった人形が、うごくの。

『ピノキオ』は、ウォルト・ディズニー・プロダクションの長編アニメーション映画で、公開は1940年2月7日です。監督はベン・シャープスティーンさんとハミルトン・ラスクさん。原作は、カルロ・コッローディの童話『ピノッキオの冒険』です。事實[1]

あやつり人形のピノキオを作ったのは、子どものいないおもちゃ職人のゼペット。星に向かって、この人形が自分の子になりますように、と願います。その夜、ブルー・フェアリーがやって来てピノキオに命を与え、そのそばにいたジミニー・クリケットというコオロギに、良心の役目をまかせます。事實[1]

Souta

ねえ、りょうしんってなに? おとうさんとおかあさんのこと?

Rei

それは「両親」。こっちの「良心」は、自分の中にいて、それはやめておこう、って言ってくれる声のこと。解讀

Souta

じゃあ、ジミニーは、ピノキオのなかのこえなの? でも、コオロギだよ。そとにいるよ。解讀

Rei

そう、外にいる。声が自分の外にいると、言い返したり、相談したりできる。そこがいいところだと思う。解讀

げんさくのコオロギ

映画づくりは、すんなりとは進みませんでした。原作は社会を風刺する小説で、主人公もいたずらっ子。ウォルト・ディズニーさんは話の作り方に何か月も悩み、いったん制作を止めます。止まっているうちに、ピノキオは無邪気な子に変わりました。原作ではすぐ出番の終わるコオロギも、ピノキオの良心で、物語の語り手でもあるジミニー・クリケットという大事な役に生まれ変わります。事實[1]

Souta

えっ、げんさくだと、コオロギはすぐいなくなっちゃうの?

Rei

うん。映画を作った人たちが、出番を大きくしたんだって。事實[1]

Souta

ぼく、ずかんで、まけた生きもののページもさいごまでよむの。ちっちゃいコオロギが、えいがでいっぱいでてくるの、うれしい。喜好

ジミニー・クリケットは、もとはお金のないコオロギで、ゼペットの家に入りこんでいました。最初の服はつぎはぎだらけ。ブルー・フェアリーから服をもらってからは、タキシードふうの上着とシルクハットで通します。事實[1]

Rei

待って、ここ。つぎはぎの服から、タキシードとシルクハット。役目をもらったところで、服も変わるんだ。……衣装を作る人間としては、そこがいちばん気になる。解讀

Souta

へんしんのまえに「やる」ってきめるとこと、にてるかも。ジミニーも、やるってきめたから、ふくがかわったのかな。解讀

しゃべる丸太と松の木

原作の『ピノッキオの冒険』は、1881〜82年に週刊雑誌で「操り人形の物語」として連載され、題を変えて1883年に本になりました。お話は、大工のチリエージャ親方が、しゃべる丸太を見つけるところから始まります。チリエージャはサクランボのことで、親方の鼻の形と色からついた呼び名です。丸太はゼペットじいさんが人形に仕立てて、ピノッキオと名づけました。事實[2]

Souta

まるたが、しゃべるの? それに、はなが、サクランボ!

ピノッキオ(Pinocchio)の「ピノ(Pino)」は、松のことです。事實[2]

Souta

まつ! じゃあ、ピノキオは、まつの木でできてるの?

Rei

名前に松が入ってる、まではわかる。何の木で彫ったのかは、私はわからない。わからないことは、わからないままにしておこう。

Souta

それだったら、ルカーノおじさんにもきいてみる。

コッローディはむらのなまえ

作者のカルロ・コッローディは、イタリアの作家で、本名はカルロ・ロレンツィーニ。フィレンツェの出身です。「コッローディ」というペンネームは、ルッカ県にある農村の名前で、お母さんのふるさとです。子ども時代の大部分を過ごしたのも、この農村でした。事實[3]

Souta

むらのなまえを、じぶんのなまえにしたの? ぼくも、ゲームでつかうなまえ、すきなばしょのなまえにしようかな。喜好

Rei

いいと思う。ゲームでは、本当の名前より、そっちのほうが安心だしね。

はじめてみる人へ

Souta

はじめてみる人は、ジミニーのふくをみて。さいしょは、つぎはぎなの。喜好

ゼペットが作るのは、おもちゃだけではありません。からくり時計やオルゴールもあります。家にはフィガロという猫と、クレオという金魚が一緒に暮らしています。事實[1]

Rei

私は、ゼペットの工房の棚を見る。作るものが多い人の棚は、だいたい面白いから。喜好

Souta

ここも、こうぼうだね。

Rei

そう。ルカーノさんの棚も、かなり面白い。……ソウタくん、この人形にも名前をつけてくれる?

Souta

ピノ。まつの木じゃないかもしれないけど。喜好

映画『ピノキオ』の原作は、コッローディの『ピノッキオの冒険』。原作では早くに出番が終わるコオロギを、映画はピノキオの良心で語り手のジミニー・クリケットにした。

本文中的作品

ピノキオ
動畫 1940 · 電影 #奇幻 #冒險 #音樂劇
講述者 Souta 尋找不用戰鬥的玩法的8歲男孩 閱讀更多 Souta 的文章 →

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