オンラインの対戦ゲームが正式に始まる日。その前に、運営は何をそろえておくのでしょう。
レイ、ベータからやってたんだっけ。
私は正式リリースから。研究室の仲間に誘われて。その前の話が面白いの。
2020年6月2日
PC向けのタクティカルシューター『VALORANT』は、2020年6月2日に無料でリリースされました。対象は日本も含めた世界の多くの地域だと、ライアットゲームズは発表しています。事實[2]
同じ発表によれば、クローズドベータの終了は5月28日と告知されていました。正式リリースに向けて、アカウントのリセットや、新コンテンツのパッチ適用をするためです。正式なスタートでは、すべてのプレイヤーが同じ条件から新しく始める、とも書かれています。事實[2]
ベータで積み上げた人も、いったん全部ゼロ。作品中的觀察
そう。対戦ゲームで、始まりの条件をそろえるのは大事。先に始めた人だけが有利なままだと、あとから来た人は入りにくい。……これは私の考え。解讀
ラウンドの中でもやり直しはない
公式サイトでの『VALORANT』の紹介は、5対5で戦うタクティカルシューターで、プレイヤーが使うエージェントにはそれぞれ個性的な能力がある、というものです。アタックとディフェンスに分かれ、ラウンドの途中でリスポーンすることはできません。生き残るには、相手より速く考えなければならない、とあります。事實[1]
リスポーンなしは、ほんとに緊張する。一回倒れたら、そのラウンドは見てるだけ。喜好
見てるだけ、じゃない。倒れたあとも声は出せる。見えたものを短く伝える。場所と数。私はそっちのほうが声大きいかも。喜好
知ってる。隣の部屋まで聞こえてたことある。
ゼロからそろえる設計
サービスの開始日に全員をゼロにそろえるのと、ラウンドの中でやり直しがないのは、同じ考え方に見える。条件は同じ。あとは判断と連携で差がつく。だから負けても、言い訳がしにくい。解讀
言い訳しにくいから、人に当たる人もいる。そこは別問題だけど。解讀
うん。熱くなるのと、人に当たるのは別。それは分ける。
公式サイトのお知らせ欄には、「敬意あるプレイを」と題したお知らせも掲載されています。事實[1]
最初の日
リリースの日、レイは何してたの。
研究室の片付けのあと、仲間と一試合だけのつもりで始めた。終わったら、部屋の全員がこっちを見てた。私の声が大きかったらしい。喜好
一試合目から?
一試合目から。全員ゼロからの日だったから、誰も上手じゃなくて、それが逆に楽しかった。みんな同じところから迷ってた。喜好
同じところから迷えるの、いいね。
いまでも、新しいシーズンが始まる日は少しそわそわする。みんなが同じところから迷う日、また来るかなって。喜好
その日だけ、レイの声がもっと大きくなるやつだ。
『VALORANT』は、正式リリースの前にベータのアカウントをリセットし、全員が同じ条件で始まった。対戦の公平さは、開始日から設計されていた。