アニメのスタッフ表には、監督やキャラクターデザインのほかにも、いろいろな役職が並んでいます。今日は、そのなかの一行の話です。
レイ、また服の話?
服の話。でも今日は、ちゃんと公式に書いてあること。
スタッフ表の一行
『カードキャプターさくら』公式サイトのクロウカード編のページでは、スタッフとして監督の浅香守生さん、シリーズ構成の大川七瀬さん(CLAMP)、キャラクターデザインの高橋久美子さんの名前が並び、そのあとに「コスチューム&カードデザイン」として、もこなさん(CLAMP)の名前が記されています。アニメーション制作はマッドハウスです。事實[1]
キャラクターデザインと別に、服の担当がいるんだ。作品中的觀察
そう。しかも「カード」と同じ一行に入ってる。ここまでがクレジットの事実。服とカードは、この作品では同じくらい大事な「道具」だったんだと思う。解讀
物語の中にも作る人がいる
さくらの友達の大道寺知世は、さくらのことが大好き。カード探しのときの服は、どれも知世のお手製です。公式サイトのキャラクター紹介にそう書かれています。事實[2]
作品の中で服を作る人がいて、作品の外でも服をデザインする人がいる。作る人が二重にいる。私はここが、ずっと好き。喜好
毎回ちがう服なんでしょ。考えるの大変そう。
大変だと思う。しかも、ただかわいいだけじゃだめ。走ったり跳んだりするから、動いても形が崩れないようにしないといけない。衣装を作る側から見ると、そこがいちばんすごい。解讀
動ける服なら、私も着てみたいかも。
アカリが動きやすい形で考えるよ。かわいい寄せにはしない。
原作とアニメの時期
公式サイトの作品紹介によると、原作は月刊少女まんが誌「なかよし」で連載されました。1996年6月号に始まり、2000年8月号まで。アニメの放送はNHKで、1998年から2000年まで。「クロウカード編」にあたるのが第1期と第2期で、第3期は「さくらカード編」です。事實[3]
連載が始まって二年たたないうちにアニメになってる。服のデザインも、その間に漫画からアニメへ受け渡されたんだと思う。……そこから先の作り方は公式に書いてないから、私の想像。有依據的推測
衣装を作る人の目で
私が衣装を作るとき、最初に決めるのは「この人は何をするか」。走るのか、座るのか、腕を上げるのか。動きが決まらないと、袖の形も丈も決められない。喜好
服って、見た目から決めるんだと思ってた。
見た目は最後。……アニメの服も、たぶん先に「この子がこの回で何をするか」があって、そのあとに形が決まってる。ここは公式に書いてないから、作る側としての私の推測。有依據的推測
じゃあ、服を見たら、その回で何をするか分かるってこと?
分かる回もある。だから一話目は、服だけ見て観てみて。喜好
『カードキャプターさくら』のアニメには「コスチューム&カードデザイン」という役職があった。服は、カードと同じくらい大事な道具だった。