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動畫·漫畫小知識

『【推しの子】』の主題歌「アイドル」は一曲で顔を変える

アニメ『【推しの子】』のオープニング「アイドル」は、チャートの記録を次々に塗り替えた曲です。ゴスペル、ラップ、合いの手。ライブ帰りのカノンに、ギタリストのジンが、なぜか敬語まじりでこの曲の聴き方を話しました。

適合這樣的人
主題歌をなんとなく聴き流している人へ。一曲の中の切り替わりを聴き分けてみたい人にも。
劇透範圍
無劇透 アニメ第1期のオープニング曲「アイドル」の成り立ち(原作者の小説をもとに作られた)と、曲の構成・記録まで。第1話の出来事には触れません
發言的人
Jin × Kanon
主張的種類: 事實 作品中的觀察 有依據的推測 解讀 喜好
目錄 共 5 節·約 3 分鐘
  1. 原作者の小説から生まれた曲
  2. パートが目まぐるしく変わる
  3. 記録のこと
  4. 第1話の前と後で
  5. 見つけ方を三つ

小さなライブハウスの出口。今日もカノンのステージに「偵察だ」と言って顔を出したジンは、帰り道で、カノンの大好きなアイドルアニメの主題歌について聞かれました。

Kanon

ジンさん、「アイドル」って曲、ギターの人から見るとどうなんですか?

Jin

……あれは、ですね。一曲のなかで、曲が何回も入れ替わるんです。

原作者の小説から生まれた曲

「アイドル」はYOASOBIの曲で、『【推しの子】』のテレビアニメ第1期でオープニングテーマに使われました。もとになったのは、原作者の赤坂アカさんがYOASOBIに向けて書き下ろしたスピンオフ小説『45510』です。歌詞のほうは、わざとアニメ第1話のエピソードだけに焦点を絞った内容になっている、とされています。事實[1]

アニメを制作したのは動画工房で、監督は平牧大輔さん。第1期の放送期間は2023年4月〜6月でした。事實[2]

パートが目まぐるしく変わる

曲の中では、いくつものパートがめまぐるしく入れ替わります。ikuraさんの独特な節回しが光る、トラップビートっぽいラップ。アイドルソングへのオマージュになっている合いの手。サビはエレクトロサウンド。イントロのゴスペル調のコーラスには、外国人のコーラス隊が加わっています。事實[1]

Jin

ギターで言うと、エフェクターを曲の途中で何回も踏み替えるようなもんです。俺の感覚だと、ふつうの曲はもっと少ない。それを場面転換みたいに切り替えてる。聴くときは、切り替わった瞬間に指を折って数えてみてください。何回あるか。解讀

Kanon

数えるの、楽しそう! 合いの手のところ、客席の声みたいですよね。解讀

Jin

そうです。あそこは客席の役なんですよ。舞台の上の声と、客席の声と、舞台裏の本音みたいな声が、一曲の中で入れ替わる。アイドルの曲なのに、アイドルを外から見ている曲でもある。……と、俺は聴いてます。解讀

記録のこと

Billboard JAPANが集計する総合チャート「Hot 100」では、初めて入ったときから21週続けて首位。いったん外れたあとも首位に戻り、通算22週でチャート史上の通算首位記録を塗りかえました。「Billboard Global Excl. U.S.」という、アメリカ以外の世界の楽曲を集計するチャートでも、日本の曲として初めて1位になっています。事實[1]

Jin

記録は記録です。でも、俺がすごいと思うのはそこじゃない。あれだけ切り替わっても、一曲として聴き終われるところ。つなぎ目に、毎回ちゃんと「次に行く合図」が置いてある。ライブの曲順と同じです。解讀

第1話の前と後で

Jin

あと一つ。歌詞が第1話だけを向いて書かれてるなら、第1話を観る前と観たあとで、同じ曲が違って聞こえるはずです。中身はここでは言いません。観る前に一回、観たあとに一回。それだけ守ってください。有依據的推測

見つけ方を三つ

ジンの聴き方をまとめると、一つ目、パートが切り替わる瞬間を数える。二つ目、合いの手の部分は、自分が客席にいるつもりで聴く。三つ目、第1話を観る前と観たあとで聴き比べる。歌詞を追わなくても、曲の地図が見えてきます。喜好

Kanon

私もいつか、客席の声まで入った曲を歌いたい! 絶対、がんばります!

Jin

……別に、応援してるわけじゃないです。偵察なんで。

「アイドル」は、舞台の声と客席の声が一曲の中で入れ替わる。切り替わりを数えながら聴くと、曲の地図が見えてくる。

本文中的作品

講述者 Jin 以音樂與拳頭活在故事裡的惡魔 閱讀更多 Jin 的文章 →

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