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我的6部作品

『マクロスゼロ』の空を何度も止めて見た

雲を抜けていく飛び方と、海の上の空の青さ。ハヤテが一時停止を何度も押した全5話の作品です。戦いの勝ち負けではなく、空を飛ぶことと、若いパイロットが少しずつ変わっていくところを見ています。

適合這樣的人
ロボットや戦いの話は苦手でも、空や雲や海の景色が好きな人へ。飛ぶことにあこがれたことがある人にも。
劇透範圍
無劇透 公式サイトの紹介にある設定(前日譚・若い戦闘機パイロットと南の島の巫女)まで。物語の展開や結末には触れません
發言的人
Hayate × Kuro
主張的種類: 事實 作品中的觀察 有依據的推測 解讀 喜好
目錄 共 8 節·約 5 分鐘
  1. 家にひとりの夜に
  2. 好きな理由1:雲を抜ける飛び方
  3. 好きな理由2:海の上の空の青さ
  4. 好きな理由3:若いパイロットの手
  5. 戦いの物語として観ない見方
  6. 機体と整える人の手
  7. 苦手そうな人への入口
  8. ほかの6選とのつながり

6選の二本目は『マクロスゼロ』です。戦闘機が出てくる作品ですが、僕が見ているのは戦いの勝ち負けではありません。空です。雲の形と、海の上の青と、そこを飛ぶ人の手。将来は空を飛ぶパイロットになると決めたのは、この作品を観た年でした。

家にひとりの夜に

高校を一年留年した年でした。家にひとりの夜、空を飛ぶアニメを探していて、この作品に行き着きました。全部で5話なので、一晩で観られます。観終わったあと、しばらく部屋の電気をつけずに座っていて、それから窓を開けて空を見ました。星しか見えませんでしたが、昼の空がどんな色をしているのか、明日確かめようと思ったのを覚えています。喜好

マクロスの公式サイトは、この作品を『超時空要塞マクロス』の前日譚にあたる作品として紹介しています。見どころに挙げられているのは、シリーズで初めてメカをすべてフルCGで描いたアクションシーンです。全5話で、原作と監督とメカデザインを河森正治さんが務めています。事實[1]

同じ公式サイトのシリーズ一覧では、2002年のOVAとして載っています。事實[2]

好きな理由1:雲を抜ける飛び方

機体が雲に入って、抜ける。その一瞬の、白から青に変わるところを、何度も止めて見ました。速さが画面の端から端へ流れていくのではなく、空の奥行きの中を進んでいく感じがするんです。カートでは地面に張りついて走るので、上下に広がる空間を自由に使う動きが、うらやましくてたまりませんでした。ヘッドホンをして観ると、風を切る音が耳のすぐそばを通っていく気がします。喜好

好きな理由2:海の上の空の青さ

舞台の一つは南の島です。海と空の青が、同じ画面に何段階も重なっていて、その色を見ているだけで落ち着きます。空を飛びたいと思うのは、こういう空があるからだと思います。雲の影が海に落ちて、そこだけ色が濃くなる。島の緑と、波の白。僕は絵を描けませんが、あの色の並びは、目を閉じても思い出せます。解讀

好きな理由3:若いパイロットの手

公式サイトによると、主人公の工藤シンは地球統合軍に所属する戦闘機乗りです。シンが島で出会うのは、マヤン島で「風の導き手」と呼ばれている巫女。その巫女には、鳥や森や風がささやいている「歌」が感じ取れます。事實[1]

機械を操る若者と、風を感じる人。この二人が並ぶと、空の見え方が二つになります。計器を読む空と、肌で感じる空。僕は乗り手として、どちらも要ると思っています。主人公が島で過ごす時間に、操縦の腕だけでは届かないものに少しずつ気づいていく。その変わり方を、僕は飛び方の変化として見ていました。解讀

Kuro

それな。計器だけで飛ぶのと、風を読んで飛ぶのは別物。ゲームでも、数字を全部見てるやつより、路面を感じてるやつのほうが最後に一歩前に出る。……ハヤテはたぶん後者。解讀

Hayate

……ありがとうございます。クロさんにそう言われると、少し自信になります。

戦いの物語として観ない見方

戦闘機の作品なので、戦いの場面はあります。でも、僕はそこをかっこいいと思って観ていません。空は、本当は誰かと競ったり争ったりするための場所ではない、と思っています。パイロットになりたいのも、人や物を運んだり、空から何かを見守ったりする側に行きたいからです。喜好

機体と整える人の手

僕はこういう作品を観ると、どうしても機体のほうが気になります。空中で向きを変えるときの重さ、翼の角度。フルCGで描かれた機体は、手でさわれそうな重さがあって、それでいて空の中では軽い。その機体を地上で整えている人たちのことも、つい想像してしまいます。一回飛ぶために、何人の手が動いているんだろう、と。解讀

ドローンの国家資格を取ったのも、この作品を観た年でした。空を飛ぶ仕事に近づくために、まず小さな機体で風を知ろうと思ったんです。実際に飛ばしてみると、少しの風で機体は流されます。画面の中の空にも同じように風が吹いていて、乗り手はそれを読みながら飛んでいる。そう思って観直すと、飛び方の一つひとつが前より細かく見えるようになりました。喜好

機械が操縦を手伝ってくれる時代になっても、空の色を見て、風を感じて、どう飛ぶかを決めるのは人であってほしい。この作品は、僕にそう思わせてくれます。喜好

苦手そうな人への入口

シリーズのほかの作品を知らなくても大丈夫です。前日譚なので、ここから入っても迷いません。戦いの場面が苦手なら、島の場面を中心に観てください。海の色と、風の音と、島の人たちの暮らし。そこだけでも、この作品の空気は十分に伝わります。全5話を一度に観なくても大丈夫です。寝る前に一話ずつ。空の場面で止めたくなったら、遠慮なく止めてください。僕もそうやって観てきました。

ほかの6選とのつながり

空を飛ぶ作品という意味では『紅の豚』とつながっています。あちらは機体を整える人の手、こちらは飛ぶ人の手。二本を続けて観ると、空の上と地上の工房が一本の線になる気がします。それから『capeta』。速さの後ろに誰かの手があるという話は、空でも同じだと思います。喜好

雲を抜けたあとの青を、一時停止して見てください。空を飛びたい理由は、たぶんそこにあります。

本文中的作品

紅の豚
動畫 1992 · 電影 #冒險 #劇情
capeta
漫畫 2003 · 單行本系列
講述者 Hayate 夢想天空的溫柔賽車手高中生 閱讀更多 Hayate 的文章 →

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