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动画·漫画小知识

『おもひでぽろぽろ』の27歳は原作にいない

原作の漫画は、小学5年生のタエ子の毎日だけを描いた作品でした。映画は、それを思い出す27歳のタエ子を足して作られています。夜10時のコンビニの前で、28歳のナギが、同じ町内のミコに話しました。

适合这样的人
仕事帰りに、何も起きない映画を一本だけ観たい人へ。子どものころの給食やおやつの話が好きな人にも。
剧透范围
无剧透 物語の出発点(1982年の夏、27歳の会社員タエ子が休暇を取り、山形の親類の家へ向かう夜行列車の中で小学5年生の自分を思い出す)と、原作漫画との違い・作り方・紅花の仕事が描かれていることまで。山形での出来事のその後と結末には触れません
发言的人
Nagi × Miko
主张的种类: 事实 作品中的观察 有依据的推测 解读 喜好
目录 共 5 节·约 4 分钟
  1. 小学5年生だけの原作
  2. 思い出す人がいるはず
  3. 1966年は淡い色で
  4. 紅花はお餅のようにつく
  5. 一話だけの夜に

夜10時、町内のコンビニ。ホットのお茶を選んでいたナギの隣で、変な柄のパジャマに上着を羽織ったミコが、缶を一本かごに入れました。店の前のベンチで少しだけ話して帰るのが、二人のいつもの流れです。

小学5年生だけの原作

Nagi

ミコちゃん、昨日、『おもひでぽろぽろ』を観たの。仕事のあとに、一本だけ。

Miko

題名は知ってる。中身は知らない。……ジブリの、静かなほうのやつでしょ。

『おもひでぽろぽろ』は、スタジオジブリが作ったアニメーション映画で、公開は1991年7月20日です。高畑勲さんが脚本と監督を務めました。原作は、岡本螢さんと刀根夕子さんによる同名の漫画です。事实[1]

漫画の原作は、雑誌『週刊明星』の1987年3月19日号で始まり、9月10日号まで続きました。小学5年生のタエ子が過ごす、昭和40年代の毎日が描かれます。映画ではここに、原作にはいない27歳の会社員のタエ子が加わり、小学生のころを思い返す形の物語になっています。事实[1]

Miko

いや、待って。じゃあ大人のほうは、映画で足された人なの。

Nagi

そうなの。私、観終わってから知って、ちょっとびっくりした。大人のタエ子さんのほうが、私にはずっと近かったから。喜好

思い出す人がいるはず

回想する主人公は、最初の案では高校生でした。それを27歳の働く女性にしたのは高畑勲さんです。もともとこの企画に乗り気でなかった高畑さんを、鈴木敏夫さんが説得していたときのこと。昔を振り返る話なら、振り返っている当人がいるはずだ、という趣旨のことを高畑さんが口にしたといいます。事实[1]

Miko

それは分かる。思い出って、思い出してる今のほうがしんどいときに出てくるじゃん。子どもの話だけ並べても、なんでそれを今思い出してるのかが分からない。解读

Nagi

うん。私は、思い出すのが休憩みたいに見えた。忙しい日には、昔のことって出てこないから。解读

始まりは1982年の夏です。27歳の会社員、岡島タエ子が休暇を取り、山形の親類の家へ向かいます。寝台特急あけぼの3号に揺られるうち、タエ子の頭に浮かんでくるのは、小学5年生の自分。田舎がないのを寂しがっていた子です。事实[1]

Nagi

休暇を取って、夜の列車に乗るところから始まるの。私、その時点でもう少し泣きそうだった。休みを取るって、それだけで一つの出来事なんだよね。喜好

Miko

有休を「取る」って言い方、ほんとは「返してもらう」だと思ってる。……いや、毒じゃなくて。働いた分の時間なんだから、って意味。解读

1966年は淡い色で

1982年の場面は色がくっきりしていて、いかにも現実にありそうな景色に見えます。一方、1966年の場面は色が淡く、まるで思い出の中の景色のようです。事实[1]

作中の思い出のひとつに、パイナップルをめぐる家族の話があります。小学生のタエ子が茶の間で、はじめてパイナップルを口にする場面です。事实[1]

Nagi

私、その場面で一時停止しちゃった。家族で一つの果物の味を確かめるって、それだけでいいなあって。喜好

Miko

わたしは、家族で何かを「確かめる」ってところで、ちょっと胃が縮む。……まあ、それは私の家の話だから、映画のせいじゃない。喜好

Nagi

うん。しんどかったら、そこだけ飛ばして観てもいいと思う。私も、苦手な場面は早送りするし。喜好

紅花はお餅のようにつく

映画『おもひでぽろぽろ』には、紅花を摘んで紅餅にするまでの作業が出てきます。モデルは山形市の高瀬地区で行われているベニバナ栽培です。ベニバナは山形県の県花でもあります。花の時期は6月から7月の夏。咲きはじめは鮮やかな黄色で、橙色を経て、少しずつ赤みを増していきます。事实[2]

紅花染めの材料になる紅餅は、花を杵でついて丸め、乾かしたものです。つき方は、お餅をつくときと同じだそうです。種のほうはしぼると紅花油(サフラワー油)になり、サラダ油にも使われます。事实[2]

Nagi

お餅みたいに杵でつくんだって。食べられないのに、私、なんだかお腹がすいた。喜好

Miko

食べられない餅で腹が減るの、ナギちゃんらしい。……で、サラダ油にもなる。結局、台所に帰ってくるんだ。解读

Nagi

花の色が黄色からオレンジ、赤に変わっていくのも好き。毎朝少しずつ色が変わる畑って、見てるだけで休めそう。喜好

Miko

色が変わるのを待つだけの休み、か。……それなら、わたしにもできそう。喜好

一話だけの夜に

Nagi

観るなら、平日の夜より、次の日が休みの夜がいいと思う。急いで観ると、思い出の場面が流れていっちゃうから。喜好

Nagi

それと、観る前に、自分の小学5年生のころを一つだけ思い出しておくの。給食でも、おやつでもいい。私は、塩をつけすぎたおにぎりにした。喜好

Miko

わたしは……部屋の窓から見てた夕方の色、かな。……別に、深い意味はないけど。喜好

Nagi

ううん、それ、すごくいい入口だと思う。

Miko

……じゃあ週末に観る。缶はそのとき開ける。

『おもひでぽろぽろ』の原作漫画は、小学5年生のタエ子の日常だけを描いていた。思い出す側の27歳のタエ子は、映画で加えられた人物。

本文中的作品

讲述者 Nagi 今天只看一集也没关系 阅读更多 Nagi 的文章 →

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