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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk22 articles — Ren · #二周目 Clear filters
『インセプション』重なった夢を迷わず歩ける
中学生のころ、友だちと劇場で観た帰り道に、最後の場面の受け取り方が割れて駅まで話し続けた。夢の中にもう一段の夢を重ねるのに、観ている側は迷子にならない。その組み立てにいまも見とれている、ユウリの6選の一本目です。
補題の底で『インセプション』を観た夜
大学院に進んで二年目の冬、証明の中に補題を重ねすぎて、自分がどの段にいるのか分からなくなった。研究室で観直した『インセプション』の「キック」が、外へ出るきっかけになった。聞き手はレン。作品の中身は始まりの設定までです。
道具を取り替えて観た『メメント』
場面を入れ替えた表を作るユウリと、一場面ずつ巻き戻して手がかりの場所を探すレン。今週は道具を取り替えて、同じ『メメント』を観てきました。水曜の夜のファミレスで、互いの見つけたものを並べます。
『新世紀エヴァンゲリオン』二周目は終わりの側から
いちばん新しい劇場版から入って、あとからテレビ版に戻ったイツキと、テレビ版を一話目から順番どおりに観終えたばかりのレン。逆の順番で観た二人が、二周目に見直したい場所を並べました。駅のホーム、電車の座席、動くはずのない腕。観終えた人向けです。
『凪のあすから』二周目は黙る人を見る
一周目の私は、誰が誰を好きなのかの矢印を必死に追っていた。二周目は、矢印を口に出さない人のほうが気になった。言わないことで関係を守ろうとした人たちの、静かな顔の話です。
『思い出のマーニー』を二周目に描き直す
一周目の私は、マーニーが誰なのかを知りたくて観ていた。二周目に気になったのは、杏奈のスケッチブックに何が描かれていないか。そして、杏奈が人をどう呼ぶか。呼び方は、距離のいちばん正直なものさしでした。
『聲の形』二周目は手と色を見る
一周目の私は、誰が何を言うかを聞き逃さないように観ていた。二周目に目が向いたのは、手話を出す手の速さと、服の色の褪せ方。言葉の手前で、この映画はずっと話していました。
『かがみの孤城』二周目は7人の顔を見る
一周目の私は、こころの痛みに寄り添うので精一杯だった。二周目は少し後ろの席に下がって、7人全員の顔が見える場所から観てみた。誰が黙り、誰が笑い、誰がぽかんとしていたか。顔は台詞より多くを話していました。
『秒速5センチメートル』二周目は送らない言葉を数える
一周目の私は、二人がまた会えるかどうかだけを見ていた。二周目に目に入ったのは、書かれたのに渡されなかった言葉の多さ。この映画は、返事をしなかった時間の映画でもありました。
『DEATH NOTE』二周目はルールの文面を読む
一周目は頭脳戦の勝ち負けだけを追っていた。二周目にソウマが拾い直したのは、題名の二文字、CMの前後に出るノートのルール、退屈していた死神。仕組みを見るレンと、同じ伏線に違う印をつけながら全37話を観直す。
『四畳半神話大系』二周目は変わらないものを数える
一周目の僕は、毎回違うサークルに入り直す「私」の失敗を、ただ笑って観ていた。二周目は11個の題名を表に並べ、毎話ちがうものと、何をしても同じところに出てくるものを分けて数えてみます。
『サマータイムレンダ』二周目は俯瞰の高さで観る
一周目の僕は、ループのルールを表にするのに忙しかった。二周目はその表を閉じて、主人公が自分を三人称で見る癖をまねしてみる。25話ぶんの題名と、最初と最後の場面が、同じ高さから見えてきます。