目錄
ソウタが20選に入れた映画『猫の恩返し』を、二回目に見る人のための記事です。聞き手はナギ。作品の事実はナギが補います。映画の結末まで話していますが、お話の中身にかかわるところは畳んであります。まだ見ていない人は、畳んだところを開かないでください。
二回目はちいさな合図を見る
ネコの映画が見たいっていったら、ナギさんが、こわくないのにしようって、これにしてくれたの。喜好
そうだったね。一回目、どうだった?
こわくなかった。おもしろかった。でも二回目のほうが、もっとおもしろい。ネコたちのことが、もっと気になってくるから。解讀
先に基本のことを。スタジオジブリの紹介では、原作は柊あおい、脚本は吉田玲子、監督は森田宏幸。一時間とちょっとの映画で、公開は私が幼稚園のころの夏。事實[1]
上映時間は約75分、2002年7月20日公開
さがしもの1 くろねこがくわえていたもの
一回目は、ネコがしゃべった!ってとこばっかり見てた。二回目は、くちのところを見て。なにかもってるの。作品中的觀察
中段為止中盤の展開點擊展開
黒猫は猫の国の王子ルーンでした。紹介によると、ルーンは恋人のユキが好きだった魚の形のクッキーを探しに、人間の世界に来ていました。一回目は、ただのおつかいに見えた口元の小さなものが、二回目には、ルーンがなぜ危ない道を渡ってまで出かけてきたのかを教えてくれます。ソウタは「すきな子のおかしをかいにきたのに、ひかれそうになったの。ハルがいなかったら、たいへんだった」と言いました。
さがしもの2 お母さんのむかし話
お母さんの思い出話が出てくるのは、その夜。ハルが「猫が話した」と言うと、お母さんは、小さいころのハルも「白猫と話した」と言っていたよ、と聞かせてくれる。事實[2]
一回目は、ふーん、っておもった。おかあさんのはなし、ちょっとだけだから。喜好
私も、夜のちょっとした会話として流していた。でも、ちょっとした話ほど、覚えておくといい映画なんだよね。解讀
結局·真相結末點擊展開
ハルを猫の事務所まで導いた不思議な声。その主は、猫の国のお城で給仕として働く白猫のユキでした。紹介によると、子猫だったユキはおなかをすかせていたとき、まだ小学生のハルから魚の形をしたクッキーをもらって食べたことがあります。最後にユキはその出来事をハルに明かし、ルーンからの求婚を受け入れます。
お母さんのむかし話の「白猫」は、ユキのことのように見えます。ソウタは「ハルは、まえにもいっかい、おれいされることをしてたんだね」と言いました。二回目は、お母さんの話の場面と、お城でユキがハルを見る顔を続けて見ると、ユキが最初から誰を見ていたのかが分かります。
さがしもの3 おれいのプレゼント
次の日には猫の国からお礼が届く。ひろみには山ほどのスティック、庭には猫じゃらしがいっぱい、それにマタタビとネズミ。喜ぶのは猫だけ、というものばかり。事實[2]
ネズミ、いらないよね。でも、ネコのきもちでかんがえたら、いちばんいいものをくれたんだよ。解讀
ひろみのスティックが大量に届くのも、助けるときに使ったスティックが折れてしまったから、と紹介されている。事實[3]
ぼくは、おれいだとおもう。ちゃんと見てたんだね、ネコたち。二回目は、プレゼントのところで、ネコたちがどれだけうれしそうか見て。わらっちゃうから。解讀
さがしもの4 ムタのむかし
ムタ、ぼくすき。くちがわるいけど、ちからもちで、いざってときにたすけてくれる。喜好
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紹介によると、ムタを見て、どこかで見た覚えがある気がする、と首をかしげていたのは、猫王の第一秘書のナトリでした。
紹介によると、ムタの正体は「ルナルド・ムーン」。伝説の大犯罪猫として、壁画にもなっていた猫です。むかし猫の国にいたとき、国じゅうの魚をぜんぶ食べてしまい、そのまま逃げたのだそうです。一回目は、ただの商店街の太った猫に見えたムタが、二回目には、猫の国でのムタの様子が、少しちがって見えてきます。ソウタは「わるいことしたネコなのに、ハルのことはまもるの。わるいだけのネコって、いないんだよ」と言いました。
さがしもの5 ちこくの朝
お話は、ハルが学校に遅刻した日から始まる。ハルは朝に弱くて、遅刻することも少なくない、と紹介されている。事實[3]
猫の国は、自分の時間を生きられない者が向かうところだ、とムタは猫の事務所で言う。バロンはそれを受けて、「自分を見失わないように」とハルに言い聞かせる。事實[2]
じぶんのじかんって、なに?
私は、誰かに決められた時間じゃなくて、自分で決めた時間のことかなと思った。ソウタくんの「あとちょっと」も、半分くらいは自分の時間かもしれない。解讀
はんぶん? ぜんぶじゃないの?
結局·真相結末點擊展開
猫の国でハルは、王子と結婚させられることに決まり、猫の耳やしっぽが生えてきて、猫になりかけます。バロンやムタに助けられて、ハルは人間の世界に戻ってきます。紹介によると、最後のハルは朝寝坊をやめ、髪を短くして、少し大人びた佇まいになっています。
二回目は、最初の遅刻の朝と、最後の朝を並べて見てください。ソウタは「ハル、ネコの国から、はやおきをもってかえってきたんだ」と言いました。ナギはそれを聞いて、恩返しされたのはハルのほうだったのかもしれない、と思いました。
二回目に見る人へ
くろねこのくちのところを、よく見て。それから、さいしょの夜のおかあさんのはなし。喜好
私は、夜のお母さんの話。ちょっとした会話に、この映画の大事なものが入っている。喜好
二回目は、最初の夜のお母さんのむかし話を聞きのがさないでください。