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動畫·漫畫小知識

『パトレイバー』のロボットには免許がいる

『機動警察パトレイバー』のロボット「レイバー」は、ナンバープレートを付け、操縦には免許がいる作業機械です。運転とメカが好きなハヤテが、レンタルカートの休憩所で「師匠」と呼んでくるジンに、劇場版第1作の入口を話しました。

適合這樣的人
ロボットアニメはあまり観ないけれど、車や重機、働く乗り物が好きな人へ。シリーズのどこから入ればいいか迷っている人にも。
劇透範圍
無劇透 劇場版の出発点(1999年の東京で作業用ロボット「レイバー」が突然暴走する事件が続き、特車二課第2小隊が対処に追われる)と、レイバーという乗り物の設定・メディアミックスの成り立ち・制作の工夫まで。暴走の原因、事件の真相と関わった人物、結末には触れません
發言的人
Hayate × Jin
主張的種類: 事實 作品中的觀察 有依據的推測 解讀 喜好
目錄 共 4 節·約 4 分鐘
  1. ロボットにナンバープレート
  2. 原作者は五人のグループ
  3. 劇場版の出発点
  4. 滑らかすぎると軽くなる

土曜の昼、レンタルカートの店。三本走って休憩所のベンチに座ったハヤテの隣に、ジンがヘルメットを抱えたまま腰を下ろしました。「師匠、ロボットの映画で一本だけ観るならどれだ」。少し考えてから、ハヤテは乗り物の話から始めることにしました。

ロボットにナンバープレート

作中のレイバーは、ロボットの技術を使った、歩く作業機械です。法律では「特殊車両」の扱い。だから車と同じように原則ナンバーを付けていて、乗る人には免許が要ります。名前は多脚制御機免許です。事實[2]

Jin

ロボットに免許? ビームも出さねえのか。

ビームは撃たないし、空も飛ばない(例外は一機だけ)。作り手が描きたかったのは、戦うための兵器ではなく、暮らしの中にいるロボットでした。作中には、レイバー向けの保険まで売られています。事實[2]

Hayate

僕は、そこがいちばん好きなんです。ナンバーがあって、免許があって、保険がある。つまり、道を走る乗り物と同じ決まりの中にいるんです。……あ、すみません。しゃべりすぎました。喜好

Jin

しゃべれ。……で、俺は取れるのか、その免許。

Hayate

教習所に通えば、たぶん。でもジンさんは、その前にブレーキを踏むのを少し早くするところからです。

Jin

……おう。

原作者は五人のグループ

『機動警察パトレイバー』の原作はヘッドギアで、いくつもの媒体で同時に広がった作品です。近未来の東京で、レイバーが活躍する時代。中心にいるのは、警視庁が新しく作ったレイバー部隊「特車二課」です。最初に出たのはOVAで、漫画や小説、映画、ゲームが並んで続き、のちにテレビシリーズも作られました。OVAから始まってテレビへ進んだ作品は、これが初めてでした。事實[2]

ヘッドギアは、ゆうきまさみさんの意向で、この作品のために集まった5人です。最初はゆうきさんと出渕裕さんの二人。押井守さんは伊藤和典さんに声をかけられて、いちばん最後に加わりました。名付け親は高田明美さんで、「頭脳」と「装備」の二つの意味がこめられています。事實[2]

Jin

五人で一つの名前か。バンドみてえだな。解讀

Hayate

カートのチームも同じです。走るのは一人でも、マシンを仕上げる人、作戦を立てる人がいる。シリーズには、整備班長の榊清太郎という「整備の神様」と呼ばれるベテランもいます。僕は、そういう人が出てくると聞くだけで観たくなります。喜好

劇場版の出発点

アニメーション映画『機動警察パトレイバー the Movie』の公開日は、1989年7月15日。押井守さんが監督し、伊藤和典さんが脚本を書いています。ほかに原案をゆうきまさみさん、キャラクターデザインを高田明美さん、メカニックデザインを出渕裕さん、音楽を川井憲次さんが担当しました。物語は1999年の東京で、レイバーの暴走事件が次々に起こるところから始まります。第1小隊は新型機の研修で出払っていて、事件には第2小隊だけで当たることになります。事實[1]

Jin

暴走か。……なんで暴れるんだ。

Hayate

それは、観てください。先は言いません。僕が気になったのは、事件に向き合うのが、レイバーに乗る人と整備する人のいる警察の部隊だということです。乗り物の話として観られるので。解讀

制作の前には「劇場版3つの誓い」が発表されています。そのひとつが、OVAでは見せ場の少なかった遊馬と野明を大活躍させること。ただ押井監督に言わせると、作り始めたら誓いは忘れてしまったそうです。事實[1]

Jin

誓いを忘れた? ……それは契約違反だろ。……けど、そういうやつの作るもんは、だいたい面白え。喜好

滑らかすぎると軽くなる

押井さんが「大英断」と呼んだのは、作画監督の黄瀬和哉さんの決断でした。動画を全部、3コマ打ちに打ち直したのです。リアルな絵ほど、コマを細かくして滑らかにすると動きの力が抜ける、という考えからでした。事實[1]

Hayate

これ、カートでも分かる気がします。車体が軽いと、動きがきれいでも重さが伝わらない。大きな機械なら、少しぎこちないくらいのほうが、本当に重いものが動いている感じがするのかもしれません。解讀

Jin

ギターも同じだ。きれいに弾きすぎると、音が前に出てこねえ。……別に、自慢じゃねえけど。解讀

Hayate

レイバーが動くところを観るときは、動き出しと止まり方を見てください。動かし方より止め方に、その乗り物の重さが出ると僕は思っているので。喜好

Jin

止め方か。師匠はいつもそれだな。

Hayate

はい。速さは、ブレーキの手前で決まるので。……じゃあ、あと一本、走りましょう。

『機動警察パトレイバー』のレイバーは、作中の法律では特殊車両。ナンバーを付け、免許を取って乗る作業機械として描かれた。ねらいは、暮らしになじんだロボットだった。

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講述者 Hayate 夢想天空的溫柔賽車手高中生 閱讀更多 Hayate 的文章 →

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