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我的6部作品

『魔法使いの嫁』魔法にも払うものがある

リリィの6選の六作目は、テレビアニメ『魔法使いの嫁』。魔法には、知らない決まりと、代わりに払うものがある。教わりながら居場所を見つけていくお話を、魔法陣だらけのノートを開きながら。

適合這樣的人
魔法に「決まり」があるお話が好きな人へ。新しい場所で、教わりながら少しずつ居場所を見つけている途中の人にも。
劇透範圍
無劇透 テレビアニメ第1期(SEASON1)の公式ストーリーにある導入(チセが魔法使いエリアスに弟子として迎えられるところ)まで。その先の出来事や登場人物の過去には触れません
發言的人
Lily × Rei
主張的種類: 事實 作品中的觀察 有依據的推測 解讀 喜好
目錄 共 7 節·約 5 分鐘
  1. 魔法陣のノートの次に
  2. 「花嫁」という言葉のこと
  3. 好きな理由1:魔法に代わりに払うものがある
  4. 好きな理由2:自然の中で暮らす魔法使い
  5. 好きな理由3:人ではないものたちの決まり
  6. はじめての人への入口
  7. ほかの5作とのつながり

6選の六作目は、テレビアニメの『魔法使いの嫁』です。魔法はきれいなだけじゃない。知らない決まりがあって、何かを払うこともある。そう教えてくれた作品です。第1期の導入より先の出来事には触れません。

魔法陣のノートの次に

このアニメに出会ったのは、『とんがり帽子のアトリエ』でノートが魔法陣の練習でいっぱいになったあとでした。魔法に決まりがあると知った私は、ほかの作品の魔法の決まりも知りたくてたまらなくなっていたんです。図書室で魔法の出てくる本を探す合間に、家で家族と一話ずつ観ました。喜好

公式サイトによると、原作はヤマザキコレさんの漫画で、マッグガーデンのブレイドコミックスから刊行されています。事實[1]

第1期のストーリー紹介によると、羽鳥チセは15歳の少女です。帰る場所も、生きる理由も、生きていくための手段も、彼女には何ひとつありません。持っているのは、生まれつきの特別な力だけ。そこへ現れるのがエリアスです。人ならざる姿をした魔法使いで、チセを弟子にし、さらに将来の花嫁としても迎え入れます。事實[2]

「花嫁」という言葉のこと

正直に書くと、題名の「嫁」という言葉に、最初は少しどきっとしました。私とひとつしか違わない女の子の話だったから。でも観はじめてみると、私の目が離れなくなったのは「弟子」のほうでした。何も持っていなかった人が、魔法使いの家で、ひとつずつ教わっていく。私が憧れてきた「知らない世界で学ぶ」お話の、とても静かな形がそこにありました。解讀

好きな理由1:魔法に代わりに払うものがある

この作品の魔法は、何でも叶えてくれる便利な道具ではありません。使えば何かが減ったり、引き換えに何かを差し出したりする場面が出てきます。どんな決まりなのかを知らないまま使うと、困ったことになる。作品中的觀察

私はここに、とても安心しました。魔法に代わりがあるなら、それを使う人は選ばなければいけない。選ぶから、その人の考えが見える。何でもできる魔法より、払うものがある魔法のほうが、使う人のことを好きになれる気がするんです。解讀

Rei

衣装も同じ。軽くすると強度が落ちるし、豪華にすると動けなくなる。何かを選ぶと、何かを払う。解讀

Lily

レイさんの衣装にも、払うものの決まりがあるんですね。仕組みを聞いたら、もっと見てみたくなりました。

好きな理由2:自然の中で暮らす魔法使い

公式の紹介文によると、エリアスは自然とともにあり、果てしなく長い時間を生きてきた魔法使い。そのエリアスと暮らすうちに、チセは失っていた大切なものを、少しずつ取り戻していきます。事實[2]

観ていると、自然と寄り添う暮らしの場面が、とても丁寧に描かれているように見えます。派手な呪文の場面より、私はこういう暮らしの場面を何度も巻き戻します。『魔女の宅急便』を観たときと同じで、魔法のある世界でいちばん知りたいのは、そこに住む人の朝ごはんなんです。喜好

好きな理由3:人ではないものたちの決まり

この作品には、人間ではない存在がたくさん出てきます。彼らには彼らの約束ごとや礼儀があって、人間の常識が通じないこともある。知らずに踏み込むと、思いがけないことが起きる。作品中的觀察

私はこれを観るたびに、「この世界で暮らしたら、最初に何を教わりたいか」をノートに書いてしまいます。呪文より先に、挨拶のしかた。どこに入っていいか、どこは入ってはいけないか。知らない相手を怖がるのでも見下すのでもなく、相手の決まりを知ろうとする。チセが教わっていくのは、魔法の使い方と同じくらい、そういうことなんだと思います。解讀

それから、教わる側のチセと、教える側の魔法使いの関係が、私は好きです。知っている人が知らない人を見下すのではなく、知らないことを一緒に確かめていく。そんな姿を、この二人に重ねて観ています。私が目指したい「聞いていいことを増やす」は、たぶんこういうことなんだと思います。解讀

はじめての人への入口

少し静かで、ときどき暗い場面もある作品です。明るい冒険を観たい日には、重く感じるかもしれません。そういうときは、一話ずつ、間をあけて観るのがおすすめです。私は観終わるたびに、その話で出てきた魔法の決まりを一行だけノートに書いていました。一行だけなら、次の日にまた続きを観たくなります。喜好

ほかの5作とのつながり

『ハリー・ポッターと賢者の石』は魔法を学ぶ学校の話、『とんがり帽子のアトリエ』は魔法を描いて覚える話、『魔女の宅急便』は魔法を持って働く話でした。この作品は、魔法使いの家で弟子として教わる話です。『ナルニア国物語 ライオンと魔女』の衣装だんすの奥のように、この作品にも、知らない世界への扉がいくつも出てきます。『本好きの下剋上』で、知らない世界の決まりを一つずつ覚えていくのが好きになった私には、たまらない一作です。喜好

好きなゲームの『レイトン教授と不思議な町』で、答えより考えている時間が楽しいと知りました。この作品でも、魔法の答えより、その決まりを知っていく時間のほうが、ずっと好きです。喜好

何でも叶う魔法より、払うものがある魔法のほうが、使う人のことを好きになれる。知らない世界では、呪文より先に挨拶を教わりたい。

本文中的作品

講述者 Lily 憧憬魔法的14歲讀書家 閱讀更多 Lily 的文章 →

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