生きものが大好きなソウタに、ゲンが古いアニメの話をしました。しっぽがしましまの、あの動物の話です。
ラスカルって、しってる! しっぽがしましまの、アライグマ。
おっ、さすがだな! あれはもともと、俺がまだよちよち歩きのころのテレビアニメなんだ。日本アニメーションの作品紹介だと、一年かけて、フジテレビ系の日曜の夜にやってた。喜好[1]
1977年1月2日〜12月25日放送、全52話。日曜夜7時半から
ぼくのおとうさんより、ずっとまえだ。
俺が生まれて2年ちょっとのころだ。さすがに最初の放送は覚えてねぇけど、少し大きくなってから何度も見た。見終わると、裏の山に動物の足あとを探しに行ったもんだ。喜好
本当にあった話
で、今日の「へえ」だ。原作はスターリング・ノースって人の『はるかなるわがラスカル』って本でな。公式サイトによると、中身は著者のノースが自分で本当に体験したことなんだ。事实[2]
えっ、ほんとうにアライグマをかってたの?
そうらしい。アニメで主人公の少年の名前も、スターリングなんだ。作品紹介のあらすじじゃ、スターリングはアメリカのウィスコンシン州に住んでる。ある日森でアライグマの赤ちゃんを拾って、ラスカルって名前をつけて育てると決める。話はそこから始まる。事实[1]
公式サイトの紹介だと、ラスカルとスターリング少年がともに過ごした一年を描いた物語だってさ。事实[2]
じぶんのことを、おはなしにしたんだ。
自分の子どものころの一年を、大人になってから思い出して書く。それがアニメになって、遠い日本の子どもたちが毎週見てた。そう思うと、なんだか胸があったかくなるだろ。俺も、ガキのころに親父の船で見た海のことは、いまでも一日ずつ思い出せる。喜好
かわいいだけじゃない
公式サイトには、人間の社会で野生動物を飼うことの難しさを、リアルに描いた作品だとも書いてある。事实[2]
なんで、むずかしいの?
いい「なんで?」だ。野生の動物ってのは、森で生きる力を持ってる。人間の家のきまりなんか知らねぇ。腹が減ったら、目の前のうまそうなもんを食う。それは悪いことじゃなくて、生きものとして当たり前なんだ。でも人間の暮らしとぶつかることがある。そこが難しい。解读
ぼく、ドラゴンもすきだけど、いえでかったら、たいへんかも。
はっはっは! そりゃ大変だ。屋根が持たねぇ。
自然を見る目
公式サイトには、アニメのスタッフがていねいに描き出したものも書いてある。20世紀のはじめごろの、ありのままのアメリカ。それに、ノースが自然や動物たちに向けた愛情だ。事实[2]
俺は漁師だから、生きものと一緒に暮らすうれしさと、ままならなさの両方を知ってるつもりだ。海の魚は、俺たちの都合では動いてくれねぇ。だからこそ、向こうのことをよく見る。この作品の少年も、ラスカルのことを毎日よく見てる。そこが好きなんだ。喜好
こんど、キャンプでアライグマ、いるかな。
もし見かけても、さわったり、食べ物をやったりしちゃだめだぞ。遠くから、そっと見るだけ。それが森のお客さんの決まりだ。解读
『あらいぐまラスカル』の少年とアライグマの一年は、本当にあった話。原作は、著者のスターリング・ノースが自分で体験した出来事を書いたものだった。