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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk69 articles — #絵と色 Clear filters
欲を捨てずに磨いた武将の話
シリーズ『わたしだけの推し』。朝稽古のあとの縁側で、ゴウが師の竜山に一本のアニメを差し出す。主人公は、手柄より茶碗ひとつで顔色を変える戦国の武将。侍の話が好きなゴウが、最初は腹を立て、そのうち笑ってしまった作品でした。
最初のガンプラは好きな顔で選ぶ あたしの沼入門
「最初の一個、どれ買えばいい?」とよく聞かれる、泥と錆を塗り重ねるモデラーのユナ。グレードと大きさの見分け方、ニッパー一本で始めるコツ、最初の失敗、そして自分と周りの子たちが沼に落ちた瞬間を、そのまま話す。
カードもフィギュアも美品のまま オレの保管術
子どものころのカードも箱もフィギュアも、全部きれいなまま持っている大きな選ばれし子どもが、光・熱・湿気・くっつきという四つの敵から好きなものを守るやり方を話す。値段の話はしない。最後に、ひとつだけ守れなかった一枚の話。
『タイタニック』の船は左右が逆だった
実物大の船を建て、出港の場面は右と左を入れ替えて撮った。長い映画の日の客席を見守るカグラが、昔ひと春だけ皿を洗わせてもらった台所で、シズカと『タイタニック』の作り方を話しました。
『ジュラシック・パーク』の恐竜は雨で重くなる
動かせないほど重い実物大の恐竜と、いろいろな動物の声を混ぜて作った鳴き声。日曜の昼の劇場のロビーで、音の話をしたいカグラと、重さの話をしたいハヤテが、またしても噛み合わないまま恐竜の作り方を話しました。
『ビューティフルライフ』のハサミを持つ手
美容の専門学校に通っていたころ、配信で一気に観た昔のドラマ。ハサミを持つ手つきの場面ばかり巻き戻していた。髪を整えるのも、機体を塗るのも、相手をいちばんいい顔にする仕事。ユナの6選の六本目は、ロボットの出てこないドラマです。
『その着せ替え人形は恋をする』のギャルと職人
好きなものを堂々と好きと言うギャルと、黙って手を動かす職人。どっちも自分の中にいる、とユナは言います。いまは二人で並べた作業机の横で、よく流しているアニメ。雛人形の顔を作る職人を目指す主人公に、自分の筆を重ねます。
『鉄血のオルフェンズ』の傷をなぞる
泥と油にまみれた子たちが、ボロボロの機体で自分たちの居場所を守ろうとする。父と弟の大会の手伝いのついでに観はじめて、気づけば模型の作業机に戻っていた。汚し塗装のモデラー、ユナが6選の一本目を語ります。
ザクの雨筋は上から引く
十月の土曜、模型店の奥の貸し作業台。敵の機体ばかり作るタカシは、汚しを入れたザクを箱から出して、ユナに見てもらった。ユナは言葉より先に筆を取り、プラ板の切れ端の上で、流れの向きを一本ずつ引いてみせる。
山帰りのブーツの泥と三つの色
十月の日曜の夕方、郊外の駅前。模型の即売会の帰りだったユナは、山から下りてきたトウゴの泥だらけのブーツに目を奪われる。汚し塗装の参考に見せてほしいと頼むと、トウゴは目をそらしたまま、靴底をそっとこちらに向けた。
ハロウィンの衣装はとにかく悪そうに
ハロウィン前の土曜、原宿の工房で衣装合わせ。ドラゴンにするかドレスにするか決められないソウタ、作る側の格好を選んだレイとルカーノ、いつもの注文を出すジン。夕方の商店街まで、四人の仮装の一日。
エンドロールの名前で止まる四人
土曜の昼すぎ、シネコンの再上映。エンドロールの最後まで座っていた三人に、副支配人のカグラが声をかけた。待っていたのは作画監督の名前。好きな絵の顔を描いた人の話が、ロビーで止まらなくなる。