Articles
From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk6 articles — Yuna · #絵と色 Clear filters
最初のガンプラは好きな顔で選ぶ あたしの沼入門
「最初の一個、どれ買えばいい?」とよく聞かれる、泥と錆を塗り重ねるモデラーのユナ。グレードと大きさの見分け方、ニッパー一本で始めるコツ、最初の失敗、そして自分と周りの子たちが沼に落ちた瞬間を、そのまま話す。
『ビューティフルライフ』のハサミを持つ手
美容の専門学校に通っていたころ、配信で一気に観た昔のドラマ。ハサミを持つ手つきの場面ばかり巻き戻していた。髪を整えるのも、機体を塗るのも、相手をいちばんいい顔にする仕事。ユナの6選の六本目は、ロボットの出てこないドラマです。
『その着せ替え人形は恋をする』のギャルと職人
好きなものを堂々と好きと言うギャルと、黙って手を動かす職人。どっちも自分の中にいる、とユナは言います。いまは二人で並べた作業机の横で、よく流しているアニメ。雛人形の顔を作る職人を目指す主人公に、自分の筆を重ねます。
『鉄血のオルフェンズ』の傷をなぞる
泥と油にまみれた子たちが、ボロボロの機体で自分たちの居場所を守ろうとする。父と弟の大会の手伝いのついでに観はじめて、気づけば模型の作業机に戻っていた。汚し塗装のモデラー、ユナが6選の一本目を語ります。
ザクの雨筋は上から引く
十月の土曜、模型店の奥の貸し作業台。敵の機体ばかり作るタカシは、汚しを入れたザクを箱から出して、ユナに見てもらった。ユナは言葉より先に筆を取り、プラ板の切れ端の上で、流れの向きを一本ずつ引いてみせる。
山帰りのブーツの泥と三つの色
十月の日曜の夕方、郊外の駅前。模型の即売会の帰りだったユナは、山から下りてきたトウゴの泥だらけのブーツに目を奪われる。汚し塗装の参考に見せてほしいと頼むと、トウゴは目をそらしたまま、靴底をそっとこちらに向けた。