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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk11 articles — Kaoru · #二周目 Clear filters
『スター・ウォーズ エピソード3』二度目の再生
遠い宇宙の騎士の物語の、いちばん暗い一本。重さのあまり二度目の再生を押せずにいた大帝が、カウンターに立てかけたタブレット越しに、ようやく観なおした。手がかりは、誰の声のあとに若い騎士が動くか。聞き手はカオル。
『恋は雨上がりのように』二周目は背中を見る
アニメは少し苦手。でもこの全12話は、ドラマ好きの目で観られる作品だった。二周目、ダンサーの私が追ったのは、走らない脚と、寝ぐせのある背中と、題名に並ぶ雨の名前。店に立つ側のカオルの目も借りて、頭から観直した。
『タッチ』二周目は達也の投げ方を見る
子どものころ、兄の録画を横から観てた野球アニメ。大人になって全101話を観直したら、達也の軽口の裏と、マウンドでの体の使い方が気になって仕方なかった。高校野球で泣くゲンさんと。
『おお振り』二周目は捕手の言葉と球音を聴く
うつむいてばかりのエースに、一周目はやきもきしっぱなしやった。二周目は、捕手がかける言葉の変わり方と、途中から変わる打球の音に耳をすませた。一人で背負わんでええエースの話やった。ハルと。
『野崎くん』二周目は勘違いの仕込みを見る
一周目は勘違いの連鎖に笑い転げた。二周目は、誰が何を知らんのかを全部分かったうえで観直した。知らん人の真剣な顔ほどおもろい。恋愛ドラマにうるさいミサさんと、すれ違いの段取りを数えた。
『日常』二周目は笑いの裏の段取りを見る
一周目は腹を抱えて笑うだけで精いっぱいやった。二周目に気づいたのは、ばらばらに見えた小話の並べ方と、研究所で流れる時間の長さ。何も起きへん町に、ちゃんと段取りがあった。
『メジャー』二周目は吾郎の後ろの大人を見る
負けず嫌いの吾郎くんの背中ばっかり追いかけてた一周目。保育園編とリトルリーグ編を観直したら、マウンドの後ろに立ってる大人たちの事情が、全部ちがう色に見えてきた。ハルと。
『ダイヤのA』二周目は最初の一球から見る
一周目は沢村のやかましさに笑って、投げるたびに拳を握ってた。二周目は第1話の一球を覚えたまま観直した。エースが一人で背負うもんと、それを受け止める人の話になってた。キャッチボール仲間のアカリと。
『WIND BREAKER』二周目はありがとうを数える
一周目はケンカの迫力に前のめりだった。二周目に気になったのは、桜が言われる「ありがとう」と、そのたびに戸惑う顔。街の外から来た一人が、てっぺんの意味を少しずつ書き換えていく13話を、もう一度歩く。
『宇宙兄弟』二周目は約束を数える
全99話は長い。だから二周目は、各話の題名だけを先に並べてみた。すると、何度も同じ言葉が顔を出す。約束、誓い、二人。兄と弟の遠回りが、題名の上にもう一本の道を描いていた。
『ハイキュー!!』二周目はトスの行き先を見る
第1期の最終話まで観てから第1話に戻ると、誰もいない場所へ上がるボールが、まったく違う意味に見える。アカリが昼の公園でキャッチボールをしながらカオルと話した、トスとあだ名と一歩目の話。