「このCって何? 成績?」。アカリがゲームのパッケージを裏返して聞きました。最初は少し身構えていたミコも、ゲームの話になると口数が増えます。
マークは5種類
パッケージに付く年齢区分マークは5種類あり、「A」「B」「C」「D」「Z」です。CEROの公式サイトのQ&Aでは、Aが全年齢、Bが12才以上、Cが15才以上、Dが17才以上を対象とし、Zは18才以上だけが対象とされています。事實[1]
成績じゃなかった。で、私は16だからCまではいいってこと? Dはだめ? そういう決めつけ、ちょっとむかつくんだけど。
……怒る前に、根拠を一個見て。同じQ&Aに、B、C、Dのマークは「購入のための目安」として使ってほしい、って書いてある。
B・C・Dの区分について、Q&Aはこう説明しています。そのマークは、対象年齢より上向けの表現が入っているという印で、購入するときの目安にしてほしい。Zの区分は事情が違います。CEROがしているのは表現の内容の審査で、販売には関わっていません。CEROの審査結果をもとに、流通業界と組んで販売の自主規制を行っているのは、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)だと書かれています。事實[1]
なんだ、禁止じゃなくて目安なんだ。それなら分かる。中身を知らせてくれるだけなら、別に理不尽じゃない。有依據的推測
そう。私も「ルール」って聞くと身構える。でも、これは中身の説明書きに近い。どれを選ぶかは、それを見たうえで決めればいい。……あと、Zは本当に18からだからね。解讀
誰が決めているのか
2002年6月、ゲームソフトを年齢ごとにレーティングする制度の運用と実施を担う機関として、CEROは発足しました。東京都からNPO法人(特定非営利活動法人)の認証を受けたのは2003年11月です。「CEROについて」のページは、特定の会社や団体に頼らず、独立して運営していると説明しています。事實[2]
審査をするのは、20才代から60才代までの、職業もさまざまな男女です。広く一般から募集していて、ゲーム業界と関わりのある人は採らない、とレーティング制度のページにあります。審査されるのは本編だけではありません。隠しコマンドや裏技も含め、収録されている表現はすべて対象です。事實[3]
ゲーム会社の人が自分で決めてるんじゃないんだ。そこはちゃんとしてる。喜好
うん。決める人と売る人を分けてる。そこが筋だと思う。……裏技まで見られてるのは、ちょっと笑った。隠しても無駄ってこと。解讀
マークの裏側も見る
ハートや拳銃といったコンテンツアイコンは、A以外のマークのソフトに表示されています。Q&Aによると、このアイコンが示すのは、その対象年齢に決まった理由になった表現です。私が好きなのは、アルファベットの横のアイコンまで見ると「なぜこの区分なのか」が分かるところ。年下の子とゲームを選ぶときも、自分が遊ぶときも、私はまずマークの理由を一つ確かめます。それだけで、選び方が少し自分のものになる気がします。喜好[1]
……最初、ミコって私のこと怖がってたよね。
見た目で区分マークつけてた。根拠も見ないで。……悪かった。
ゲームの「C」は15才以上の目安。マークの横のアイコンを見ると、その理由まで分かります。