子ども5人と一緒に、何年もしんちゃんを見てきたゲン。でも、原作の漫画がどこで始まったのかは、最近まで知らなかったそうです。
ゲンさんの家って、しんちゃん見てる?
見てる見てる! うちは5人全員、しんちゃんのまねをして育った。おかげで母ちゃんは毎日ツッコミ役だ。でな、この前、公式サイトを見て「へえ」ってなったことがあるんだ。喜好
まんがクレヨンしんちゃん.comの紹介だと、原作者の臼井儀人さんのデビューは87年だ。双葉社の「週刊漫画アクション」の新人賞で『だらくやストア物語』が佳作に入った。そして90年8月から、同じ雑誌で『クレヨンしんちゃん』を連載しはじめたんだ。事實[1]
文化庁のメディア芸術のサイトの記事によると、1967年7月に創刊された「漫画アクション」は、若者向けというコンセプトで青年コミック誌の先駆けになり、人気を集めた雑誌なんだって。事實[3]
だろ? 俺もてっきり、子ども向けの雑誌から始まったと思ってた。若者向けの雑誌から、うちの子らのヒーローが出てきたんだな。
アニメは2年後
アニメはいつから?
アニメを作ってるシンエイ動画の50周年記念サイトの年表を見ると、テレビ朝日系での放送開始は1992年4月だ。次の年には人気に火がついて、一大ブームになった、って書いてあるぞ。事實[2]
連載が始まってから、2年もしないうちにアニメになったんだね。有依據的推測
同じ年表には、映画の第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』が93年7月公開ってある。それから毎年のように映画が続いて、俺が6選に入れた『オトナ帝国の逆襲』は第9作、01年4月公開だ。事實[2]
1992年っていうと、俺はまだ高校生だ。夕方、部活から帰って飯を待ってると、弟たちがテレビの前でしんちゃんのまねをしてた。ガキっぽいなあって横目で見てたのに、いつの間にか俺が一番笑ってた。喜好
そのゲンさんが、今は5人の子どもと見てるんだね。
そうなんだよ。見る側の席が、兄ちゃんから父ちゃんに変わっただけだ。笑うところは、だいぶ変わっちまったけどな。
笑いと感動のファミリー漫画
公式サイトの紹介じゃ、「笑いと感動のファミリー漫画」なんだと。嵐を呼ぶ5歳児の野原しんのすけが、毎日ドタバタを巻き起こす話だ。事實[1]
笑いと感動。ゲンさんが毎回泣いてるのは、そっちの「感動」のほうだね。
うるせぇやい。でも、そうなんだ。若者向けの雑誌から始まったって聞いて、なんか腑に落ちた。あの漫画は、子どもを笑わせながら、隣で見てる親のことも見てるんだよ。くたびれた父ちゃんも、怒ってばかりの母ちゃんも、ちゃんと家族の真ん中にいる。解讀
子どもと大人が、同じ画面で別のところに笑ったり泣いたりできるんだね。解讀
そういうことだ! 今夜もうちの居間じゃ、子どもらがしんちゃんで笑って、俺はみさえさんに頭を下げたくなってる。喜好
『クレヨンしんちゃん』の原作は、1990年8月に双葉社の「週刊漫画アクション」で始まった。テレビアニメは1992年4月から。