這篇文章尚未翻譯成此語言。目前顯示日文原文。

二周目

『ゾンビランドサガ』二周目はさくらの朝を追う

部屋から出られなかったころ、毎晩観ていたアニメ。二周目のカノンが追いかけたのは、第1話の朝のあいさつと、歌詞を忘れた駅前と、声を出さない仲間。ギタリストのジンと、第1期の十二話を観なおします。

本文含有直到結局的劇透

範圍TVアニメ『ゾンビランドサガ』第1期全12話の結末まで(畳んだ部分のみ。『ゾンビランドサガ リベンジ』と劇場版には触れません)

這是寫給看完作品、想在二周目看得更有趣的人的文章。中段展開與結局、真相的細節都折疊起來,點擊才會顯示。

適合這樣的人
第1期を最後まで観て、もう一度第1話の朝に戻りたくなった人へ。二周目は、転び方と立ち上がり方を一話ずつ見比べてみませんか。
劇透範圍
會提及結局 TVアニメ『ゾンビランドサガ』第1期全12話の結末まで(畳んだ部分のみ。『ゾンビランドサガ リベンジ』と劇場版には触れません)
發言的人
Kanon × Jin
主張的種類: 事實 作品中的觀察 有依據的推測 解讀 喜好
目錄 共 8 節·約 8 分鐘
  1. 布団の中で観た一周目
  2. 隠されたまま始まった作品
  3. 第1話の朝
  4. 唐津駅前で歌詞が飛んだ日
  5. 声を出さないメンバー
  6. 元トップアイドルの顔
  7. 声を作らないでほしい
  8. 最終話の朝のあいさつ

この文章は、TVアニメ『ゾンビランドサガ』第1期を最後まで観た人のための、二周目の案内です。まだの人は、ここで閉じて第1話へ。始まりはちょっと怖いけれど、大丈夫です。物語の中身に深く触れるところは、ぜんぶ押さないと開かない箱に入れました。箱の外には、展開は書いていません。

布団の中で観た一周目

一周目は、ライブで大失敗して部屋に閉じこもっていた冬でした。夜中に布団の中で、スマートフォンの小さな画面で観た。何度失敗しても舞台に戻ってくる女の子たちに、少しずつ元気を分けてもらいました。二周目は、ちゃんと起きて、明るい部屋で観ました。そうしたら、一周目には見えなかったものがたくさん見えたんです。喜好

舞台は佐賀県。7人の少女がアイドルとして活動するゾンビもののアニメで、放送されたのは2018年10月〜12月です。境宗久さんが監督と音響監督を兼ね、村越繁さんがシリーズ構成を、MAPPAがアニメーション制作を担当しています。事實[1]

Jin

カノンさんの二周目なら、付き合います。……別に、俺も観なおしたかったわけじゃないです。偵察です。

隠されたまま始まった作品

放送が始まるまで、この作品は中身をほとんど見せないやり方で宣伝されていました。製作発表から初回の放送まで、出ていた情報は「新感覚ゾンビ系アニメ」の一言くらいで、物語のことは伏せたまま。プロモーションビデオを観ても、ゾンビホラーの本格派だとしか思えなかったはずです。アイドルものだと思われると観る人の幅が狭まるかもしれない、という考えもあったそうです。事實[2]

一周目に第1話を観た人は、きっと途中で「え、そういう話なの?」と声が出たと思います。二周目はその驚きがない代わりに、第1話の最初の数分を、落ち着いて観られます。ホラーの顔をした幕開けの中に、主人公の一番大事なところが、もう全部置いてあるんです。解讀

第1話の朝

第1話の始まりは2008年。源さくらという女子高生が、アイドルのオーディションに出す申込書を握って、家を飛び出していきます。そして第1話のラスト、何が起きたのか分からずにいるメンバーたちに、さくらはとびきり元気な朝のあいさつをする。事實[7]

一周目の私は、冒頭をギャグとして笑っていました。二周目は、申込書を持って走り出すさくらちゃんの足取りを見てください。あれは、何かを決めた人の走り方です。私も家を飛び出してオーディションを受けたので、ここは笑えなくなりました。喜好

結局·真相終盤の展開(第10〜11話)點擊展開

単独ライブまであと7日という日、さくらは洋館の門を出たところでトラックにはねられます。生きていたころに命を落としたときと、同じ形でした。それで、生前の記憶が戻ってくる。小さいころから何をがんばっても報われなかったさくらが、「もう一度だけ頑張ろう」と最後の決心をしたすぐあとに、事故で死んでしまった、という記憶です。

二周目に第1話の冒頭を観ると、あの申込書は「もう一度だけ」の申込書だったと分かります。何度も報われなかった子が、最後に一回だけ出した勇気。一周目に笑ったあの場面が、二周目にはこの作品でいちばん重い場面になりました。そして第10話の終わりは、第1話の冒頭と重ねて観ずにはいられません。最初と同じことが、もう一度起きる怖さ。私は二周目、ここで箸を置きました。解讀[9]

唐津駅前で歌詞が飛んだ日

第3話のメンバーは、まだばらばらのまま唐津駅前でゲリラライブに挑みます。練習が足りずにパフォーマンスはひどい出来で、さくらは歌詞が飛んでしまう。とっさに入ってくれた愛と純子のおかげで、なんとか最後まで歌えたものの、結果はさんざんでした。それでも、最後まで残って聴いてくれた女の子がいました。その子と交わしたのが、次はもっとしっかりした歌とダンスを見せる、という約束です。事實[8]

私も舞台の上で振りが頭から消えたことがあるので、一周目はこの回を直視できませんでした。二周目に観て気づいたのは、歌詞が飛んだあとのさくらちゃんが、舞台から降りていないことです。立ち尽くしても、そこにいる。そして、助けが来る。転んでも立っていれば、誰かが隣に来てくれる。私の口ぐせの「今のはリハーサル!」は、たぶんこの回に教わりました。解讀

Jin

最後まで聴いてた一人がいるのが、いいんです。客が一人でも、約束したら、それは契約でしょう。……あ、いや、約束です。解讀

声を出さないメンバー

山田たえの声は三石琴乃さんです。誰が演じているかは初め明かされず、第3話の終わりのクレジットで、はじめて三石さんの名前が出ました。三石さんは、たえを演じながら、ほかのメンバーもたえと同じくゾンビなのだと観る人に意識させたかった、と話しています。事實[5]

二周目は、たえちゃんの声に耳をすませてください。言葉にならない声で、ずっと場面にいる。そしてもう一つ、さくらちゃんがたえちゃんの面倒を見ている場面を数えてください。止めたり、引っぱったり、振りを教えたり。一周目はただの騒がしい場面に見えたところです。作品中的觀察

結局·真相結末(第12話)點擊展開

最終話。アルピノでのライブまで、あと4日しかありません。記憶が戻ったさくらは、ライブに出ようとしない。流れを変えたのは、たえでした。前にさくらがつきっきりで教えてくれたおかげで、ライブに出られるようになったたえです。メンバーは、さくら抜きのステージで成功するより、さくらと一緒に出て失敗するほうがいい、と腹をくくります。

二周目に序盤を観なおすと、さくらがたえに向けていた手間の一つひとつが、最後に返ってくるのが分かります。言葉を話せない仲間が、言葉より先に動く。誰かに手をかけた時間は、なくならない。私が部屋に閉じこもったとき、ドアの外で今日の練習の話をして帰っていった仲間を、二周目はずっと思い出していました。解讀[10]

元トップアイドルの顔

二周目の第6話と第7話は、水野愛ちゃんを中心に観てください。元トップアイドルの、仕事の話を聞くときの顔です。作品中的觀察

中段為止中盤の展開(第6〜7話)點擊展開

愛は生きていたころ、屋外のステージで歌っている最中に雷に打たれて亡くなっていて、その記憶に苦しめられていました。第7話の佐賀のロックフェスは天気が荒れて雷雨になり、愛は体が固まって、ソロもまともに歌えない。支えたのは、ずっと考え方が合わずにぶつかってきた純子です。歌い切った直後、ステージに雷が落ちる。それでも愛は「ゾンビだから何ともない」と、トラウマを乗り越えます。

二周目の第6話で、野外ステージの仕事の話が来たとき、愛ちゃんの顔はこわばります。一周目は流してしまった一瞬です。私はこの二話を、転んだ場所でもう一度立つ話として観ています。一番怖い場所に、一番信頼できない相手に支えられて立つ。舞台で泣いたことのない私が、画面の前ではここで毎回泣きます。解讀[11]

結局·真相結末まで(愛とさくら)點擊展開

さくらがアイドルを目指したきっかけは、生前にテレビで観た水野愛でした。トップアイドルだった愛の前向きな言葉に勇気づけられて、もう一度だけ挑戦してみよう、と思えたのです。つまり、第1話の朝にさくらを走らせたのは、同じ洋館で目を覚ました愛ちゃんの言葉だった。二周目の第2話で、愛ちゃんがプロジェクトに背を向ける場面を観ると、さくらちゃんが憧れの人に冷たくされている場面に見えて、胸がちくっとします。解讀[12]

声を作らないでほしい

主題歌と挿入歌を作るとき、アニメーション制作の側からは注文がついていました。キャピキャピしたアイドルっぽさは出したくない、そして(リリィを除いて)声を作らないでほしい、というものです。歌詞についても、ゾンビの目線で歌う曲にはしない、という指示があったそうです。事實[3]

私は可愛い高い声に憧れているのに、自分の声は低めです。だからこの話を知ったとき、すごくうれしかった。声を作らない。その人の地声のまま、アイドルの歌を歌う。ダンス教室の仲間に「深い青の色がする」と言われてから、低い声のまま歌う練習をしているので、二周目は歌の場面で、一人ひとりの地声の違いを聴いていました。喜好

音楽は高梨康治さんです。境監督が挙げた起用の理由は二つあって、一つは、高梨さんがデスメタル好きだということ。もう一つは期待で、登場人物はみんなロックに生きているので、そのロックな面を前に出しながら、かわいさとのつり合いも取ってくれるだろう、と考えたそうです。事實[4]

Jin

第1話のデスメタルのライブ、ギター弾きとしては正直いちばん好きな場面です。二周目は、あそこで客がちゃんと沸いてるのを見てください。どんな音でも、本気でやれば客は応える。……別に、カノンさんの話をしてるわけじゃないです。喜好

最終話の朝のあいさつ

エンディングの映像では、佐賀の風景が水彩画のようなタッチで流れていきます。二周目は、毎回の終わりにその風景を眺めて、一話ずつ深呼吸してから次へ進んでください。解讀[6]

結局·真相結末(第12話の終わり)點擊展開

アルピノライブの日は大雪でした。ステージの天井が雪の重さに耐えきれず崩れ落ち、さくらは、自分の不運のせいでみんなを巻き込んだと落ち込む。それでも幸太郎の手拍子は止まらない。メンバーは立ち上がって歌い続ける。客席からも手拍子が重なっていく。さくらも立ち上がり、記憶を全て取り戻す。アンコールまで歌い切ったさくらが最後に叫ぶのは、佐賀への朝のあいさつです。

第1話の終わりのあいさつと、最終話の終わりのあいさつ。同じ言葉なのに、一周目と二周目でまったく違って聞こえました。最初のあいさつは、何も覚えていない子の元気。最後のあいさつは、報われなかった全部を思い出したうえでの元気。崩れた舞台の上で、それでも朝が来たと言う。私がアイドルになりたい理由は、たぶんこの一言の中にあります。解讀[10]

二周目は、第1話の終わりのあいさつを、最終話を観終えた耳でもう一度聞いてみてください。

本文出現的詞語

查看全部用語 →

講述者 Kanon 跌倒多少次就站起來多少次的偶像志願女孩 閱讀更多 Kanon 的文章 →

接著讀

全部文章

回到頁首