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二周目

『メダリスト』二周目は遅く始めた二人を見る

第1期を最後まで観てから第1話に戻ると、リンクの受付の小さなやりとりが、もう同じ場面に見えない。アカリがダンス教室のミサ先生と観直した『メダリスト』の、遅い一歩目と約束の話。

本文含有直到结局的剧透

范围『メダリスト』TVアニメ第1期(2025年・全13話)の最終話まで。原作漫画のあらすじと人物紹介にも触れます

这是写给看完作品、想在二周目看得更有趣的人的文章。中段展开与结局、真相的细节都折叠起来,点击才会显示。

适合这样的人
『メダリスト』の第1期を最後まで観た人へ。二周目を、ジャンプの成功ではなく、遅く始めた二人がどうやって約束を守るかから観直したい人に。
剧透范围
会提及结局 『メダリスト』TVアニメ第1期(2025年・全13話)の最終話まで。原作漫画のあらすじと人物紹介にも触れます
发言的人
Akari × Misa
主张的种类: 事实 作品中的观察 有依据的推测 解读 喜好
目录 共 7 节·约 6 分钟
  1. 第1期の確認
  2. 二人とも遅く始めた
  3. 受付のやりとりを見なおす
  4. 第1話の宣言
  5. 第1話の題名の天才は誰か
  6. コーチを信じるということ
  7. 後半の題名

『メダリスト』のアニメ第1期を最後まで観た人向けの、二周目の話。展開にかかわるところは畳んである。まだ観てない人は、畳んだところは開かないで。聞き手は、私が通ってるダンス教室のミサ先生。私を可愛く見せようとしないで、強く見える振りを考えてくれる人。氷の上で踊る話だから、踊りの先生に聞いてみたかった。

第1期の確認

つるまいかだの漫画が原作で、連載は『月刊アフタヌーン』でいまも続いている。テレビアニメ第1期は全13話、放送は2025年1月から3月、局はテレビ朝日系列。監督は山本靖貴、アニメーション制作はENGI。事实[1]

Misa

アニメは正直あまり観ないの。でもこれは、生徒に勧められたら断れないわね。……あなたが勧めたのよ、アカリ。

二人とも遅く始めた

原作のあらすじによると、コーチになる明浦路司の経歴は変わっている。スケートを始めたのは高校に入ってからで、コーチについて教わりはじめたのも20歳から。全日本選手権にアイスダンスで出たこともあるけれど、アイスショーでの就職先は決まらないままだった。事实[1]

一周目の私は、いのりの「遅いスタート」の話だと思って観てた。小学5年生で、まわりはもっと小さいころから滑ってる。でも二周目は、司のほうが遅い。遅く始めた大人が、遅く始めた子を見つける話なんだって分かると、第1話の二人の会話が全部ちがって聞こえる。解读

Misa

ダンスも同じよ。始めた年齢を気にする子ほど、練習の質がいいの。時間がないって分かってるから。解读

Akari

私も高校をやめたあと、今から何か始めても遅いって思ってた。この作品で、遅いかどうかはやってから決めればいいって思えた。喜好

受付のやりとりを見なおす

原作の人物紹介では、いのりはスケート選手の姉に憧れていたのに、母はスケートを許さなかった。そんないのりを気の毒に思ったのが、リンクの受付スタッフの瀬古間だ。飼っている小鳥のエサになるミミズを取ってくればリンクを使っていい、という約束で、瀬古間は約4年間、母に隠れていのりにスケートを学ばせていた。事实[1]

一周目は、変な取り引きだなって笑ってた。二周目は、ここで泣きそうになる。大人が、ルールの外で子どもに場所を作ってあげてる。私は説明のない決まりが嫌いだけど、これは逆。決まりを曲げてでも、その子の「やりたい」を守ってる。二周目は、受付の場面が出るたびに止めて、瀬古間さんの顔を見てほしい。解读

小ネタもひとつ。いのりが好きなのは、フィギュアスケートとミミズ。そして司の嫌いなものには、そのミミズが入ってる。二周目は、ミミズが出てくる場面の司の顔を見て。笑えるのに、ちょっとだけ、二人の育ち方の違いが見える。解读[1]

Misa

好きなものが逆なのに、同じ氷の上に立つ。いいペアって、そういうものよ。全部同じだと、相手を見なくなるから。解读

第1話の宣言

あらすじでは、いのりの母親はスケートをやめさせるつもりでいた。けれど司は、いのりの才能と情熱をその目で見て、全国レベルで戦える選手にいのりを育てる、と言い切る。母親が反対するのを押し切って、レッスンが始まる。事实[1]

私は、言ったことを本当にやるかを見てる。一周目、この宣言は勢いだと思った。二周目は、このあとの13話を、この一言の答え合わせとして観てる。司が宣言したあと、どれだけ地味なことを毎日やってるか。言った人の責任の取り方を、ずっと見せてくれる。解读

Misa

先生が言い切るのは、怖いことなのよ。言い切ったら、いちばん近くで最後まで見届けなきゃいけない。だから私も、言い切った生徒からは目を離さないの。解读

Akari

……先生、それ私のこと?

Misa

あなたなら、もっとできるわよ。

第1話の題名の天才は誰か

第1話の題名は「氷上の天才」で、第2話は「初級バッジテスト」。あらすじでは、いのりはそのテストに受かり、会場で名港ウィンドFSC所属の天才少女・狼嵜光と知り合う。友達になった光が、そのままいのりの目標になっていく。事实[1]

一周目、私は第1話の「天才」を、いのりのことだと思って観てた。二周目は、それが一人に決まらなくなった。いのりかもしれないし、まだ出てきていない誰かかもしれないし、いのりの滑りを見抜いた司のほうかもしれない。題名が誰のことか、二周目は自分で決めながら観てみて。私は観るたびに答えが変わる。解读

Misa

天才って言葉は、言われた本人より、言った人のことをよく表すのよ。誰を天才と呼ぶかで、その人が何を見ているかが分かるもの。解读

Akari

じゃあ先生は、誰を天才って呼ぶの?

Misa

毎週休まずに来る子。それ以上の才能は、私は知らないわ。喜好

コーチを信じるということ

中段为止中盤の展開(第5話まで)点击展开

第4話と第5話の題名は「名港杯 初級女子FS(前)」「(後)」。あらすじでは、この大会で優勝を争う相手が、小学3年生の三家田涼佳(ミケ)。ミケはコーチを信じず、練習もさぼっていたので、ミスを取り返せずに3位。いのりは司と積んできた練習を全部出しきって、優勝する。

二周目に観ると、この大会は技の勝負より、コーチとの信頼の勝負に見える。同じ年ごろの子が、同じ氷の上で、コーチとの距離だけが違う。私は一周目、ミケをただの生意気な子だと思ってた。二周目は、ミケの演技の前の顔をよく見てほしい。解读[1]

後半の題名

第10話は「夜に吠える」、第11話は「夜を踊れ」、そして第1期の最終話、第13話の題名は「朝が来る」。事实[1]

Misa

題名を並べると、振付の構成表みたいね。同じ言葉を続けて置くのは、そこに大事な時間があるという合図よ。私が振りを作るときも、見せたい動きの前には、同じ動きを何度か繰り返すの。解读

Akari

二周目は、題名を先に読んでから再生してほしい。夜の回は、どこが暗いのかを探しながら観ると、同じ場面の見え方が全然ちがう。解读

结局·真相結末(原作の人物紹介から)点击展开

原作の人物紹介によれば、いのりは、司が自分のコーチになる道を選んだせいで、選手を続ける夢を手放したのだと考えている。だから金メダルを取って強さを示し、司があの選択を悔やまずにすむようにする、と心に決めている。

夜の題名が続いて、最後に朝が来る。二周目に題名を並べて観ると、第1期は、遅く始めた二人が長い夜を抜けるまでの話に見える。勝ったか負けたかより、二人が同じ朝を迎えたかどうか。私は観終わったあと、しばらく何も食べずに座ってた。私にしては珍しい。解读[1]

二周目は、受付の場面が出てきたら一度止めて。ルールの外で場所を作ってくれた大人がいて、そこから二人の遅い一歩目が始まる。そのあと全部、第1話の宣言の答え合わせとして観てみて。

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讲述者 Akari 坚守自己原则的Jump派 阅读更多 Akari 的文章 →

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