旅
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『蟲師』には旅する蟲師と住む蟲師がいる
2005年に始まったテレビアニメ『蟲師』。蟲師の働き方は二通りあって、主人公ギンコのように各地をめぐる人と、一か所に住みついて働く人がいます。配達で道に迷ったことのあるルカが、そのとき声をかけてくれたタカシの庭先で、その話をしました。
『未来少年コナン』の原作のコナンは17歳
1978年にNHKで放送された『未来少年コナン』には、アメリカの原作小説があります。原作のコナンは17歳で、島に一人で流れ着いた少年でした。漁師のゲンが、夕飯の片付けを終えた縁側で、妻のシズカに作り替えの話をしました。
『母をたずねて三千里』の原作は46ページ
全52話のテレビアニメ『母をたずねて三千里』。原作は小説『クオーレ』の中の、子どもが書き取る短いお話でした。母がなぜ海を渡ったのかも、原作には書かれていません。シズカが、実家の稽古場で昔なじみのミサに話しました。
『銀河鉄道の夜』の猫たちは上着だけ
1985年のアニメ映画『銀河鉄道の夜』では、宮沢賢治の童話の登場人物たちが猫の姿で描かれました。猫の姿にしたのは、漫画家ますむらひろしさんの脚色です。縁側の白い猫テンが、洗濯物を畳むシズカのそばで観た一本の話をします。
『Khumba』のシマウマは体の半分にしか縞がない
南アフリカのアニメーション映画の主人公は、体の半分にしか縞のないシマウマ。その姿には、もういない動物クアッガが重ねられています。8歳のソウタが、叔父のルカーノの工房で、縞の話をしました。
四十七回目は受け取る番
『3月のライオン』の三月町のモデル、東京の月島へ。四十七の旅をリレーで回ろうと言い出したハルが、最後の回に戻ってくる。今日は待ち合わせの時刻を三回確かめた。迎えるのは、零の町を愛するスイと、最初の二人を組んだ竜山。
いただきますは訳さない
『銀の匙』が好きなゲンは、行くはずだった町への旅をやめた。かわりに来たのは札幌の北海道開拓の村。『ゴールデンカムイ』の作者が作中の世界観を味わえると言った場所だ。誘ったタカシと、札幌で仕事のあったエマ。屯田兵屋の前で、二つの漫画が出会う。
一頁目は猫が始めた
『ふらいんぐうぃっち』の町、青森県弘前市へ。見習い魔女と黒猫の話が好きなリリィは、テンを連れていく旅を頼み、保護者役にスイが付いた。旅のために買った新しいノートは、駅に着いても白いまま。テンは一日じゅう「にゃ」としか言わない。
背中だけなら描いていい
『おもひでぽろぽろ』の田舎の場面の舞台、山形市の高瀬地区へ。ノアの紹介で初めて会ったルカーノとソウマ。どちらも『ルックバック』で、机に向かう人の背中に泣いた二人だった。花のない季節の小さな駅で、ルカーノのスケッチブックが勝手に開く。
頑張れを言わない応援を三つ
『ハイキュー!!』に出てくる仙台駅と仙台市体育館へ。会うのは初めてのハルとレイ。レイは今週末、仕事の当番で、電話が鳴るかもしれない。体育館は改修で休館中。それでもハルは、扉の外で一度だけ礼がしたかった。
似ていると言う前に一行
『岬のマヨイガ』の風景のモデルになった岩手県大槌町へ。行き先を決めずに出かける旅人どうしのノアと竜山が、今日だけは行き先を決めてきた。昼のチャイムが鳴ったとき、竜山は何かを言いかけてやめ、ノアは手帳の端に一行書いた。
竿を持たずに川を見る十分
『釣りキチ三平』の作者のふるさと、秋田県横手市の増田町へ。生まれて初めて竿を家に置いてきた海の男ゲンと、休み方の先生役を頼まれたナギ。原画の美術館と蔵の町を回ったあと、二人は川の前で、何もしない十分に挑む。