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From information to ways of seeing. Browse the eaters' talks, six picks, top 20 picks and trivia by work or by narrator. Each one leaves you knowing which part of a work to savor again.
Content eaters, off the clockKaraoke, diners, the walk home: the eaters' everyday talk53 articles — #社会と制度 Clear filters
『86―エイティシックス―』と無いことにされた汚れ
国から人として数えてもらえない少年少女が乗る機体と、遠くの部屋で声だけを聞く指揮官。血の流れない戦争ということにされた戦場の、見えないはずの汚れを、模型の筆を持つユナが見つめます。6選の二本目。
『この世界の片隅に』は客席で育った
学生生活の最後の冬、小さな規模で始まった上映に、客として何度も通いました。観るたびに客席の顔ぶれが変わり、少しずつ席が埋まっていく。作品は客席で育つことがあるんです。副支配人のカグラが6選の四本目、劇場アニメの一本を語ります。
喫茶店の閉店まで中嶋陽子の話をした
水曜の夜、名画座のロビーで会ったガクの膝の上に、地図を折ったしおりの文庫があった。『十二国記』の中嶋陽子。アニメで観ていたイロハを相手に、ガクは小説の先の巻まで語り出す。核心のネタバレは畳んであります。
『パトレイバー2』の東京は1993年の東京
『機動警察パトレイバー2 the Movie』の舞台は2002年の東京。でも映画の公開は1993年で、画面にはまだ完成していない橋や更地が映っています。制度と都市から作品を読むガクが、ライブ帰りのジンと、バーのカウンターで話しました。
『ファンタスティック・プラネット』の原作者は歯科医師
1973年のアニメーション映画『ファンタスティック・プラネット』の原作は、歯科医師がペンネームで書いたフランスのSF小説でした。世界の制度から作品を読むガクが、夜のバーのカウンターで、カオルに巨人の文明の話をしました。
『パトレイバー』のロボットには免許がいる
『機動警察パトレイバー』のロボット「レイバー」は、ナンバープレートを付け、操縦には免許がいる作業機械です。運転とメカが好きなハヤテが、レンタルカートの休憩所で「師匠」と呼んでくるジンに、劇場版第1作の入口を話しました。
初めてチームを任されたときに薦めたい作品を3人で選ぶ
名将の物語か、現場で働く一人の話か、一室で議論を進める手続きの話か。社長のタカシと、制度を読むガクと、出張中の記録の人トキワが、初めて部下を持つ人に渡す一本を選んだ。リーダーは言い切る人なのか、言い切らない時間を守る人なのか。
ジャズの流れる店で二人の見る大きさが違う
駅裏の小さなバーに、古いレコードの音が流れている。イロハは、音が胸のどこに当たるかの話をする。ガクは、その音を鳴らす人たちがどうやって食べていくかの話をする。同じジャズの映画と、同じ近未来のアニメ。二人は同じものを、まるで違う大きさで観ていた。
学食のカレーと世界の三分の一
昼休みの学食。窓ぎわの席でノートを開くソウマの前に、トレーを持ったエマが座る。頼まれたのは、帝国に反逆する少年のアニメの解説。嫌そうに引き受けたはずが、カレーが冷めるまで話は終わらない。
『逆境無頼カイジ』二周目は約束を数える
借金を背負った青年が、命がけのギャンブルに挑む全26話。一周目は勝ち負けに息を詰めた。二周目のミコが数えたのは、交わされた約束と、守った人と破った人。組織と上に立つ人の話に詳しいタカシと、第1期を観直す。
『チェンソーマン』二周目は誰が払うかを見る
悪魔と契約すれば力が手に入る。そのかわり、何かを払う。一周目は戦いの派手さに目を取られた。二周目のミコが数えたのは、借金、寿命、右目。制度の話になると長くなるガクと、全12話を観直す。
『鉄血のオルフェンズ』二周目は団長の机を見る
一周目は機体の強さを追っていたタカシが、二周目に見たのは団長オルガの机の上でした。最初の同意、ひとりきりの参謀、支部への細い線、ほつれた制服、最後の約束。ハルを聞き手に、全50話を組織の物語として見直します。